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絹服誓愛 さんの投稿された作品が16件見つかりました。

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  • 17、鎖国〜国の行方、人の想い〜

    その頃、総理官邸では総理大臣の妻【桐島真咲、58才、既婚】がアメリカに留学中の娘と電話していた。真咲の立っている後ろのベビーベッドの中には孫の「深井恋桜、フカイレオ、0才6ヶ月」が寝ている。恋桜は龍吾と真咲の長女、「愛瑠、メル」 の長男だ。今日愛瑠は夕方まで勤務があるので真咲に恋桜を預けている。真咲は風邪をひいている次女の「桐島歌恋、カレン、24才、独身」に電話をしている。『歌恋、ママそっち行こ
    絹服誓愛 さん作 [308]
  • 16.鎖国〜国の行方、人の想い〜

    一人で京都へ出張に行ってプロポーズされた時の事を思い出しながら行くつもりだった。『編集長が一緒に行ってきてだってさ』と渓吾はまっすぐ前を見て言った。『あっそうなんだ』なんだか一人じゃなかったからうれしい様な、思い出しながら行けない、少し残念な気持ちがある様な。『会社に戻るか』シェーキの空の入れ物がが入ってる袋を持ち渓吾は立った。『あっうん。』そして私も立ち、渓吾と一緒にスタンド出口へ歩いて行った
    絹服誓愛 さん作 [232]
  • 15、鎖国〜国の行方、人の想い〜

    渓吾の言葉で出張する事を思いだした。『え?うん。京都に出張なんだ。2泊もいただいちゃった。』そう、今日の夜から京都へ秋の特集の取材の為出張へ行く。京都は春に行き婚約者にプロポーズされた所だ。思い出すだけでニヤケてしまう。『俺も行く事になったから。』『え?!』私は一人で京都へ行く予定だったから驚いた。
    絹服誓愛 さん作 [236]
  • 14、鎖国〜国の行方、人の想い〜

    私がまだシェーキを味わっているその時、渓吾の携帯電話の着信音が鳴った。その音は何故か『森のくまさん』だ。渓吾の着信音の違いは覚えた。『F1』のテーマソングは「家族」から。『黒電話』の音は、「会社関係」。何故か私の着信音は「春よ来い」だ。そしてコンパかなんか関係の女の子は「森のくまさん」なのだ。『うん。今度な、じゃあな。』と渓吾は言って電話を切った。『今日、コンパ??』やっと飲み終わったシェーキの
    絹服誓愛 さん作 [199]
  • 鎖国〜国の行方、人の想い〜

    康則は目を輝かせながら言った。「今日さぁ、国会で会議あるんだけど、議題が分かんないだよな。でも、加藤外務大臣のコメントとれたんだっ」声がすごくうれしそうだった。「すごいね。外務大臣のコメントとれたなんて」私は、政治担当でもなければ政治に興味にないけれど、康則は褒めれば喜ぶタイプなのでいつもがんばって大袈裟に褒めている。「それで、会議の議題分かったの?」シェーキを飲み続けながら渓吾は冷静に言った。
    絹服誓愛 さん作 [204]
  • 11、鎖国〜国の行方、人の想い〜

    渓吾と私がシェーキを飲んでいる時、『けいご〜』と渓吾がを呼ぶ声が聞こえ、その声の方を見ると、黒色のショルダーバックをかさばらせながら走って来る男『佐藤 康則。31歳。既婚者。記者。』2児の父親で私の元記者パートナーで康則の奥さんで『旧姓、高波 まりん』の夫だ。まりんは康則との結婚を機に退職したけど今でもよく遊ぶ。「どうした?ヤス」と渓吾。「お前ら取材はいいのか?!」とショルダーバックを下ろし康則
    絹服誓愛 さん作 [213]
  • 10、鎖国〜国の行方、人の想い〜

    閣僚会議が行われてるころ、歩は渓吾と野球場に居た。何故、私がこの球場にいるかというと、ヒマだから。渓吾はスクープを取るのにガッツかない。だから取材がない時はとりあえずどっかの2群の野球チームが練習をしているこの球場に来る。『歩、どっちのシェーキがいい??』と渓吾がここに来る途中ファストフード店で買った二つのシェーキを手に持っている。私の好きなチョコレート味と抹茶味。私はメニューを見なかったけど渓
    絹服誓愛 さん作 [203]
  • 9、鎖国〜国の行方、人の想い〜

    何故、総理大臣の龍吾が外務大臣の加藤ではなく外務副大臣の平岡から報告を受けたかというと、加藤は2日前女性関係の事でスキャンダルを起こしたのだ。加藤の妻は同じ国会議員な為、余計に批判されている。だから、周りからは総理大臣は加藤を左遷するのではないかと言われている。その分加藤は、記者の質問にいつも答えないのにわざわざ立ち止まって記者の質問に答え、記者の左遷関係の質問をされた時には、『私と彼は一緒に歩
    絹服誓愛 さん作 [221]
  • 8.鎖国〜国の行方、人の想い〜

    耳打ちをした外務副大臣の平岡 順は龍吾に言った「バイシウム、ロドリックの死者は55人です」龍吾は前を向いたまま無表情で平岡に、『分かった。ありがとう』と言った。平岡はそそくさと他の議員の後ろを通った。その中には平岡の上司で『外務大臣。加藤昭彦。』もいた。加藤からすれば何故上司である俺を飛ばして平岡が総理の元へ行くのか。少しの怒りが両手の拳で物語っていた。何故、龍吾は加藤からではなく平岡から報告を
    絹服誓愛 さん作 [198]
  • 7、鎖国〜国の行方、人の想い〜

    閣僚会議が開かれている部屋のドアが閉まり終わった中は、龍吾がいるせいか誰も声を発しなかった。やっと誰か声を出したのかと思ったら、総理大臣の龍吾だった。『外務副大臣は?』とてつもない低い声。怒ってなくても怒っているように聞こえてしまう。「はい。失礼します」別の部屋のすぐドアの向こうに居た小柄な男、『外務副大臣。平岡 順』みなの視線を浴びながら申し訳なさそうに総理の横につき何か耳打ちをした。
    絹服誓愛 さん作 [205]
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