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SETTARMEN さんの投稿された作品が43件見つかりました。

 
  • LASTSUMMER#30 『王者との手合わせ』

    【東健康センター1塁側ベンチ】シートノックが終わるとまた俺達はベンチ前に集合した。今井『いいかぁ。相手は言うまでもなく県内トップの実力だ。自分のプレーをしっかりやることはもちろんだが、相手のいい所盗めるように頑張れよ!』全員『へ〜い!』曾我端『去年の県大会優勝メンバーに入ってたのは4人いる。エースの川浦、クリーンナップの近藤、石堂、雪村だ。今日は特にこの4人を徹底マークしろ!いいな!』全員『へ〜
    SETTARMEN さん作 [443]
  • LASTSUMMER#29 『県下最強のチーム』

    【一時間前の天豪三中バスの中】バスの中では監督の土谷(ツチヤ)がスタメンを発表しようとしていた。監督の土谷はまだ26歳という若さでチームを率いている。もちろん去年、一昨年の県大会優勝も彼の手腕によるものである。彼が指導する、型に縛られない『自由』というスタイルが選手の能力を引き出しているのだ。また、選手と年齢が近いということもあり、より近い目線で選手と会話をし、監督、選手間の信頼関係も抜群である
    SETTARMEN さん作 [480]
  • LASTSUMMER#28 『付け焼き刃のスタメン』

    今井先生が発表したスタメンは、驚きのメンバーだった…1(中)北条晃3年2(二)白石悠都3年3(三)滝本龍夜3年4(一)村上拓哉3年5(投)天堂寺翔3年6(捕)不破一真3年7(遊)八神光輝3年8(左)菊川京介3年9(右)丸山慶太3年俺自身の打順は前回の9番から7番に上がったが、そんなことよりも、今まで外野だったリュウヤがサードになるとは…今井『秋までショートだったリュウヤは何とかなるだろ?』今井先
    SETTARMEN さん作 [448]
  • LASTSUMMER#27 『合宿最終日』

    遂に合宿最終日を迎えた。いつものように朝6時にランニングをし、7時に朝食、8時半からアップを開始した。合宿最終日の今日は、3日間の疲れを考慮して天豪三中との試合、1試合のみで合宿を打ち上げることになっている。ケイタ『あぁ〜全然足動かねぇよ〜2日間ハードすぎだったぜ〜』アップをしながらケイタが言った。カズマ『確かに俺も肩重いな…でも、今日で最後だから頑張ろうぜ』キョウスケ『ガチでやったって勝てる
    SETTARMEN さん作 [467]
  • LASTSUMMER#26 『進化の兆し』

    1日目のコーチからのマンツーマン指導。2日目のコーチ陣がたくさんいる中での曾我端からのご指名1000本ノック!!意識が飛ぶほどの練習で、俺達の2日間なんてあっという間に過ぎていった。だけど、そんな練習のおかげで俺は、今まで違和感のあったショートの守備も、そつなくこなせるようになっていた。打撃の方も、夜間の素振りや実戦を想定した走塁+打撃の練習で格段に技術は向上していった。そんな中嬉しかった出来ご
    SETTARMEN さん作 [469]
  • LASTSUMMER#25 『究極の合宿内容』

    13時になり、俺達全員は再び食堂に集合した。集合するなり今井先生が合宿内容をまとめたプリントを全員に配った。その内容を見て俺達は唖然とした。1日目の午後、つまりこのミーティングの後からは夕方まで各ポジション、指導者からマンツーマンで徹底的に指導を受ける。そして2日目…午前は1000本ノック…午後は打撃練習。それにプラスして早朝6時からのランニングと夜間2時間の素振りがある…最終3日目は練習試合と
    SETTARMEN さん作 [480]
  • LASTSUMMER#24 『春季合宿スタート』

    朝山中との練習試合を終えて何日か練習を挟んだ後、俺達藤城中野球部は『東健康センター』という合宿施設に10時に集合した。東健康センターとは宿泊施設と体育館、2面ほどの広さを持ったグランドを兼ね備えた山の中にある合宿施設だ。合宿時には野球部の父兄が集まり3食きっちり準備してくれる。また合宿となると藤城野球部のコーチ陣が集結し練習メニューも普段とは格段にきつくなる。ケイタ『あ゛〜なんで俺らだけ春合宿あ
    SETTARMEN さん作 [468]
  • LASTSUMMER#23 『橘友太朗』

    一方、練習試合を終えた橘も帰宅した。2年唯一のレギュラーであり、今年は身長を買われ外野手から一塁手にコンバートした。帰宅すると小学生の弟と妹がリビングで遊んでいた。それを見て橘はゆっくりと二階に上がっていった。部屋に入り着替えた橘はすぐさま風呂場に向かった。すると腫れ上がった足を冷水で冷やし始めた。小学校から中学にかけて急に体が成長し、そのガタイの良さとパワーで1年秋からすぐにレギュラーを獲得。
    SETTARMEN さん作 [545]
  • LASTSUMMER#22 『不破一真』

    一方朝山中戦を終え、不破も帰宅したところだった。カズマ『ただいま』正樹『おう。どうだった?練習試合?』答えたのは父正樹(マサキ)だった。カズマ『1試合目は勝った。2試合目は負けたけど…』カズマの父正樹は藤城町の役場に勤務している。また、曽我端のように審判もやっている。藤城中にもよくコーチとして訪れる。また、兄の正介(ショウスケ)は藤城町の隣、鳳(オオトリ)市にある私立高校に通っている。もち
    SETTARMEN さん作 [540]
  • LASTSUMMER#21 『天堂寺翔』

    朝山中との練習試合が終わり、エース天堂寺は自転車で帰宅した。翔の父親である茂(シゲル)は白羽高校で甲子園に出場したことのある名投手。しかし、若くからスター街道を走ってきた茂は高校卒業と同時に結婚、そして不倫、離婚という波乱の人生を歩んできた。そして今では、ギャンブルに酒というどうしようもない父親になってしまったのだった。その茂が翔が帰ってくるなりこう言った。茂『おい!翔!今帰ってきたのかぁ?酒
    SETTARMEN さん作 [527]
 
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