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SKY さんの投稿された作品が44件見つかりました。
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ELEMENTAL BLOOD (24)
次々と再生していく魔物はセツナの体力と精神力を蝕んでいった。「負け、られない」精霊を操るには精神力を必要とする。セツナの精神力はもうほとんどのこされてはいなかった。戦い続けてかなりの時間が経った。村に魔物を行かせるわけにはいかない。その気持ちだけでセツナは堪え抜いてきた。「はぁ、はぁ」目の前がぼやけてきた。魔物のようかいえきがかすって服はボロボロになっていた。「フリード・・・。」最後の力をふりし
SKY さん作 [433] -
ELEMENTAL BLOOD (23)
−次の日の朝、レーヴェとハルは出発した。家を出た時のセツナの寂しそうな表情がレーヴェは忘れられなかった。「セツナ、大丈夫かな?」「そうですね。僕も少し気になります。」二人はセツナのことは心配だったが自分達には、村のことには干渉できないと思い都市に行くことにした。「レーヴェ、ハル」セツナはまた一人になってしまった。二人がいた時は自分はここにいてもいいのかなと思えていた。「レーヴェ・・・ハル
SKY さん作 [405] -
ELEMENTAL BLOOD (22)
レーヴェはセツナに教えてもらった村長の家に向かった。(ここが村長の家か)レーヴェはドアを叩いた。すると中から声が返ってきた。「入りなさい」「失礼します」村長はかなり年をとっているようにみえた。さっそくレーヴェは本題を話し、ここから最も近い都市の情報を手に入た。そのあとで、レーヴェが気になっていること、すなわち、何故セツナはあんな村はずれに住んでいるのかをきいた。「セツナが精霊使いだという
SKY さん作 [397] -
ELEMENTAL BLOOD (21)
静かな夜だ。セツナの家の近くの湖辺りでこれからのことをレーヴェとハルは話していた。「地図は欲しいわね」世界地図は貴重だ。王族の人達やそのことに詳しい人達などしか持っていない。「そのためにはまず都市に行かないといけませんね」それから、二人は明日村人に近い都市を教えてもらうことにした。「じゃ、行ってくるから」ハルは家にいるセツナに言った。「うん、いってらっしゃい」セツナもだいぶ二人に慣れてきたよう
SKY さん作 [408] -
ELEMENTAL BLOOD (20)
台所へ行くとすでに夕食ができていた。「わぁ、おいしそうですね」レーヴェはそう言うと席に着いた。「レーヴェはもちろん好きでしょ?」「はい」「セツナちゃんは?」ハルはレーヴェの隣に座っているセツナにきいた。これは何だろう?見たことのない食べ物だ。セツナはそう思っていた。とりあえず食べてみることにした。「・・・・・・」「どう?おいし?」ハルがきいて少しの沈黙が流れた。「辛い・・・・。」「そりゃカ
SKY さん作 [384] -
ELEMENTAL BLOOD (19)
セツナとの気まずい時間を乗り切ったレーヴェは窓の外を眺めていた。「やっぱ年上には、さん付けがいいのかなぁ」 セツナはなんだか年上という感じがしなかった。それは外見のせいなのだろうが・・・。「ただいま、えっと・・・」「セツナ」「そうそう、セツナちゃん」ハルは「ちゃん」を強調して言った。ハルもレーヴェと同じくなぜかちゃんをつけたいらしい。「また」 「また?」「それで、いい」「あら、そう。よろしく
SKY さん作 [399] -
ELEMENTAL BLOOD (18)
「私のいた村に似てるわね」ハルは買い物に来ていた。あの後、ハルが紅い髪の少女に頼んで泊めてもらうことになった。そのお礼にハルは今晩の夕食を作ることにしたのだ。「あ、そういえばあの子は嫌いな食べ物はあるのかな」みんながみんなレーヴェみたいに嫌いな食べ物がないわけじゃない。と思う。「よし、今晩はみんな大好きカレーライスにしよう」ハルはこれなら大丈夫だと確信した。気まずい。非常に気まずい。何かを喋る
SKY さん作 [452] -
ELEMENTAL BLOOD (17)
ハルは刀に手をのばした。これ以外方法が思いつかなかった。「それ以上近づいたら切るわよ」「ええっ、なんでですか?」レーヴェは意味がわからないといった感じだ。突如、ハルの後ろで水の音がした。「へ?」ハルは思わずへんな声を出してしまった。振り返るとそこには街道で出会った紅い髪の少女がいた。「あ・・・・」あっちも驚いているのか硬直していた。レーヴェはハルの様子が気になった。近づいてみるとそこには街道
SKY さん作 [395] -
ELEMENTAL BLOOD (16)
村に入ったレーヴェとハルはまず宿を探すことにした。「この村、宿はあるんでしょうね」「僕にきかれても分かりませんよ」「それもそうよね」村は人もあまりいないみたいだった。なんだかみんなでかけているみたいな感じだ。二人はさらに村の奥へと進んで行った。そこは家もなく小さな森になっていた。「宿、なかったんですけど」「そ、そうですね」「最初っから野宿なんて・・・」歩いていると小さな家があった。レーヴェは
SKY さん作 [382] -
ELEMENTAL BLOOD (15)
精霊使い。それは、人ならざる力をもつ人である。時にはその力をたよる場合もある。しかし、その強大なちからを恐れる人々も数多く存在する。精霊という存在がまだ未知なるものというのも恐れられる原因になっている。 帰ってくるといつもこうである。化け物と言われる。しょうがないことかもしれないが精霊は化け物じゃない。私の精霊フリードは姿形がドラゴンだけど化け物よばわりはあまりにもひどい。人の形をした精霊もいる
SKY さん作 [422]