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ツト さんの投稿された作品が21件見つかりました。
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きっと昔の物語 弐
案の定、そこにはとても美しいお姫様がただ一人…一人きりでお城にたたずんでいました。 しかし…長い間、ほんとに長い間住んでいただろうお城はまだ美しく、ごみや苔などはいったいはえておらず、家具なども見当たりませんでした。 隣町のお姫様は一人ぼっちの美しいお姫様に語りかけました。 「ごきげんよう。はじめましてね。…突然だけれど…私と友達になって」 ところが、何度も語りかけてはみたものの、いっこうに返事
ツト さん作 [319] -
きっと昔の物語 壱
あるところに一人のとてもとても美しいお姫様がいましたですがいつも一人でした性格もいいのに、見た目も比べようがないほど美しいのに…何故でしょうか?ある時、その噂をきいた隣町のお姫様が 「私もその方とお話がしとうございます」と、いいました そのお姫様はみの周りには金に飢えた美男美女、そしてありあまるほどの豪華なものに囲まれてすごしていましたですが、どれも空虚なもので、お金がなくなったらこんな奴らは自
ツト さん作 [364] -
貴方ノ見テイル世界ヲ〜Letter〜
これからどんどん時間を重ねるたび、私と貴方は近づいたり離れたりをつづけていくんでしょうねその時々に心が空虚になっていっそもっともっと遠い関係になればいいって考えるようになるのですかね?だから…もしそうなるのであればメールとか電話だけじゃなくて、いっそのこと貴方の隣にいたいって思ってしまいますそうすれば、貴方が隠している痛みや悲しみも私がわかってあげることができる…こんなお節介は必要ないですか?た
ツト さん作 [403] -
幻想曲
秒速よりも速いのに、かつゆっくりとみえた追いつかない速さで駆け抜けて届かない高さまで飛ぶ始めてなのに、懐かしい馴染みぶかい空気がつつむその空気を切り裂くように光風が溶け込む大地に足をのばす自然がそれをつつむわすれられない込み上げる熱が顔にまわり胸からは熱が抜けたような…くうきがおしあげる感覚はじめからそこにいたのに…なんで気づかなかったんだろう…私の大好きな時間
ツト さん作 [339] -
い つ も
帰り道…君の手をにぎってみる私より冷たくて大きい手を 指を絡ませてもう離れないように それが毎日当たり前で私は幸せだった でも今はちがう私と君は大人になった それぞれちがう場所でちがうことをやらなきゃいけない毎日会うことができなかったあいたい気持ちが溢れて寂しい感覚につつまれて君に会わないと死んでしまいそうで…ねぇ、神様…私の願いをかなえてくださいあの人にあいたいですねぇ…誰か…神様じゃなくて
ツト さん作 [363] -
あ の ひ
ほら あれだよ だれでも体験したことのあるあの感覚 喉がやけるようにあつくて、目が水で前がよくみえなくなる感覚 好きな人にフラれると、どうしてもないちゃうよねかっこわるいな自分 幼いながらにそう思ったのを覚えてる 必死に泣くのを堪えてたから言葉もでないし笑うこともできなかったまわりの子は慰めたりもらい泣きしてたりしてた子もいたけどその時の私には同情心がほしいというよりも一人になりたいってゆう気
ツト さん作 [546] -
貴方ノ見テイル世界ヲ 3
この世界のどこかでないたことのある君ならわかってくれるかな?胸が痛いってゆう典型的辛さも 一人で抱え込む辛さもこんなくさいありきたりな悩みだって私にはすごく大きなものになるときだってあるんだよ君はわかってくれるかな?私はあの人が大好きだから、慧につたえられない気持ちもいっぱいあるんだよつたえちゃいけない気持ちもいっぱいあるんだよ慧にとって私はまだまだ子供で恋愛感情のうちにはいってないことわかって
ツト さん作 [391] -
貴方ノ見テイル世界ヲ 2
文章なんて軽いものなんです嘘なんて簡単にかけるし自分の人格さえ偽ることができるそしてその文章でもって…言葉で私の築いてきた貴方の幻想は現実によって打ち砕かれるんですだから…文章は…言葉は重いんです言葉と気持ちの矛盾があるメールが嫌いです 慧…貴方はどんな人ですか?少なくとも私が思い描く人とはちがうでしょう…?少し希望はもちながらも、本当の貴方は私がメールでやりとりをしてるような貴方ではないでしょ
ツト さん作 [348] -
貴方ノ見テイル世界ヲ 1
その人の名前(仮)は慧という私が中学のときネット上で知り合ったひとだ以来、高校生になってからメールもよくするようになったしかし、恋愛関係の話には発展しない 別にそれがいやな訳ではないむしろいいのかもしれない簡単に告白してきたり挑発してくる浅はかな男よりずっと好きだ メールの内容はたわいのない日常生活についてメールしていてとてもたのしいそんな慧のことが私は好きなのかもしれないでも壁があるメールでは
ツト さん作 [395] -
貴方ノ見テイル世界ヲ
四月。私は高校生になった。それと同時に携帯を持ちはじめ、以前ネットで知り合った人とメールのやり取りをするようになった。その人とのメールないようはたわいのない生活上のはなしばかりだ。 顔写メの交換や本名、恋愛話には発展したことがない。 その手の話は私自身、気になってはいる。しかし、今の関係を壊したくないしそういう話をしてこない相手がすきだったからそのような話は私からは絶対にしないと決めていた。 相
ツト さん作 [368]