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YOSIさんの投稿された作品が192件見つかりました。
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いつもの場所で?
ラーメンを食べ終わり、例の店に向かった哲彦は、店の待合室で待つ義人を見つけた。 そこに、店のボーイが寄ってきた。 「いらっしゃいませ〜。お一人ですか?」 「ええ…まあ」 「うちは、前金制ですが…」 そのシステムは、義人から聞いてたので、「いられるだけいるよ」と言った。 「ありがとう ございます〜」と元気な声で去ってゆくボーイを、確認後、義人に話しかけた。 「人気あんのか?この店は?」 「まあな
YOSI さん作 [445] -
いつもの場所で?
「お待たせ!」 元気の良い声が、義人の背後から聞こえた。 そう、半年前に知り合った「りお」とゆう子だ。 「お久しぶり。元気でした?」 「うん。義人さんも、元気でした?」 「バカは、風邪ひかないんで(笑)。お店の方は、忙しかった?」 「そこそこですよ〜。でも、うちのお店って、ある所と一緒で、観光の方が多いですよ〜。義人さんみたいに、また来てくれる方は、なかなかいませんよ」 「でも、ありがとうね。
YOSI さん作 [406] -
いつもの場所で?
「まず、ラーメン屋いくか?」 義人の一言で、二人は、事前に調べていた、評判のラーメン屋に食べてに行った。 「すげえ列だなあ…ところで、店何時からよ?」 「7時からだよ。あっ、メールだ」 「誰からよ」 「例のお店の子からだよ」 「なんだって?」 「時間あるから、同伴してくれないかって」 義人は、あまり乗り気でない表情を見せた。 それは、明らかに哲彦に気を使っているのがわかった。 「向こうも、お客
YOSI さん作 [432] -
いつもの場所で?
翌年の3月、哲彦と義人は、3連休を取り、義人の言っていた店に行くため、九州へ旅立った。 剛夫も誘ったのだが、都合がつかなかったのだ。 「剛夫残念だったなあ。出来れば、3人揃って行きたかったけど…」 「まあ、次回に来れればな…。ところで、お前、その娘(こ)に?したのかよ?」 「もちろん。同伴もって言われたけど、そこはな…お前いるしな」 「なんだよ。俺に気使うなよ。お前のそうゆう点での消極的なとこ
YOSI さん作 [538] -
いつもの場所で?
原案 TETSU 構成 YOSI 「今年の大晦日どーすんだ?」 もう十数年の付き合いになる、義人から、毎年のように聞かれる。 「まあ、俺はなんとでもなるよ。お前と、剛夫は、いつものごとく遅くなんだろ?」 「ああ、毎年、終わるのは9時だよ」 義人のいつものセリフだ。 俺の名前は、哲彦 つい最近まで、結婚を考えていた女性がいたのだが… 俺達3人は、大学時代に知り合った。 それぞれに彼女がい
YOSI さん作 [684] -
「君からの手紙」を書き終えて〜後編〜
現在、次回作を構想中ですが、もっと人間のエゴとゆうか、少し寂しい物語の終わり方とか、いろんな方向で考えてます。 ところで、最初にも書きましたが、この「君からの手紙」は、生の舞台を見たのがきっかけで、書いたのですが、いろんな問題を、クリアした上で、アマチュア劇団を立ち上げて、発表してみたいと考えてます。 管理人様や、私の小説を読んでくださった皆様にも、是非見ていただきたいなあと思ってます。 …1
YOSI さん作 [537] -
「君からの手紙」を書き終えて〜前編〜
この掲示板に投稿させていただき、また掲載して、くださいまして、管理人様には、大変感謝しております。 また、私のような、文才のない者の作品を閲覧していただいた皆様には、深く御礼申し上げます。 さて、私が、このストーリーを書こうと思ったきっかけは、数年前に、ある劇団の、お芝居を観劇し、深く感動したからです。 それから、生の舞台が大好きになり、いつしか、舞台に出来るような、物語を書いてみたいなあと思
YOSI さん作 [416] -
君からの手紙〜エピローグ後編〜
「…もう、わかってるよね?」 「私…ですか?」 「ああ…森田さん、いろいろとありがとう。君のおかげで、俺と由美の願いを終わらせることが出来た…だから、後は君の幸せを見届けるだけだ」 「そんな…私こそ嶋野さんの協力がなかったら、ここまでこれませんでした…それに…」 紀子は、下を向いた。 「どうしたの?」 「それに…ずっと、人の幸せを見届けるんですか?だったら、私の幸せを見届けてください!私の隣で
YOSI さん作 [398] -
君からの手紙〜エピローグ前編〜
「そうですか。終わりましたか。良かった…これで思い残すことはなく帰れます…えっ?俺ですか?俺は…大丈夫ですよ。荒木さんが幸せになることが、俺と由美の罪ほろぼしですから。…ええ、ここから先は、俺自身の問題ですから。…はい。では、また、お会い出来たら」 勇一の心遣いに感謝をして、嶋野は、電話を切った。 ふと、振り返ると、紀子が立っていた 「森田さん…終わったよ。みんな、それぞれ幸せをつかむことが出
YOSI さん作 [381] -
君からの手紙〜71〜
〜勇一へ〜 この手紙を読んでいる時は、もう勇一自身が幸せを掴んでいる時かな? それとも、一気に読んでしまっているのかな? 私には知ることも出来ないけど、もし…もし幸せを掴んでいるのなら、この手紙を読み終えたら、私の思い出は、もう勇一の心の中から捨て去ってしまってください。 仮にその逆だとしても、勇一にはきっと運命の人が現れていると思います。 そうなる様に、この手紙に思いを込めて書きました。 最後
YOSI さん作 [409]