携帯小説!(PC版)

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YOSIさんの投稿された作品が192件見つかりました。

 
  • 君からの手紙〜22〜

    「佐野さん何?もうすぐ売場いくけど。何かあった?」 「荒木さん、あの夕樹さん、凄いわ」 「どうしたの?」 何かやらかしたのか?と心配になったが、佐野は感心して言った。 「外国人のお客様が来てね。みんな四苦八苦してたんだけど、対処してくれたのよ。英語ペラペラだし」 「へえ〜。アルバイトにも何人か喋れるのいるけどね」 「あの人のは本格的よ。人当たりも良さそうだし」 「それは、頼りになるね」 「店長
    YOSI さん作 [495]
  • 君からの手紙〜21〜

    「荒木君。ちょっと事務所に来てくれないか」 店長からの内線電話で呼び出された勇一が、事務所に行くと、店長の傍らに一人の女性が立っていた。 「ああ、荒木君、今日から入った夕樹さんだ。こういった仕事は初めてらしいから、丁寧に教えてやってくれ」 「わかりました。荒木と言います。よろしくお願いします。一緒に頑張りましょう」 「はい、よろしくお願いします」 後を任された勇一は、その女性に聞いてみた。 「
    YOSI さん作 [531]
  • 君からの手紙?

    嶋野と紀子のやりとりを見ていた女は、偶然とはいえ、2人が辛い思いをしながら、目的を果たそうとしている事に、心が痛んだ。 (女)「…辛いですね。あの人達は、立場は違うけど、亡くなった人の願いを叶えるために、目的を果たさなきゃいけない…」 (男)「ええ…。出来れば、代わってあげたい…」 (女)「え?今なんて…」 男は、ふと我に帰り、慌てて自分の言ったことの言い訳をした。 (男)「あっ!いや、あんな
    YOSI さん作 [481]
  • 君からの手紙?

    「それと…」 紀子はさらに続けた。 「多分、彼の情熱に私自身、ひかれていたのかもしれません…」 だからこそ、彼から受け継いだ手紙をすぐに渡さずに、約束を守るために、紀子は、看護士を辞めてしまった。 「看護士を辞めること、後悔しなかった?」 「憧れて、なった職業でしたからね…それだけ彼から受けた情熱にひかれてたんです…だから私自身悲しかった…それに彼女に伝えるのも怖かったんです…情けないですよね
    YOSI さん作 [578]
  • 君からの手紙?

    「嶋野さん!」 窓ごしに手をふる紀子に気づいた嶋野は、待ち合わせ場所のカフェに入った。 「すいません。私の勝手なお願いで。嶋野さんの方は、用事は終わったんですか?」 「ん〜。まだ途中とゆうとこかな。明日また、その人に会うんだけどね…」 「そうですか〜。あ!そうだ。嶋野さん、私の用事の詳しいこと話してなかったですね」 紀子は、2年前、この東京に居たことや、何故、叔父のいる北海道に来たかを、嶋野に
    YOSI さん作 [654]
  • 君からの手紙?

    「お待たせ」 「すいません。急に誘ったりして。迷惑でした?」 由美の死と、その由美からの手紙で、落ち込んでいるとはいえ、職場の仲間である和枝の誘いを断るわけにもいかず、複雑な心境だったが、和枝の明るさに、少し救われた。 「昨日は悪かったね。2日連続で誘ってもらって嬉しいよ。で、どうする?」 「あっ、特に考えてませんけど、せっかくだから、一緒に飲みませんか?荒木さんと飲むの、昔のお店以来じゃない
    YOSI さん作 [553]
  • 君からの手紙?

    勇一からの電話を終了後、再び嶋野の携帯が鳴った。 同僚の森田紀子からだった。 「もしもし?」 「あー、嶋野さん?森田です。今どこですか?」 「え?どうかしたの?」 「いえ、嶋野さん休み取る前に、かなり残業して、休み分の仕事してたじゃないですか?ちょっと心配だったんで…あと、私もこっちに用があって…」 「こっちに用?もしかして東京に来てるの?」 「そうです。嶋野さんもそうですよねぇ?」 「ああ。
    YOSI さん作 [566]
  • 君からの手紙?

    久しぶりの休日。 少し遅めに起きた勇一は、嶋野から貰った由美からの手紙を読むことにした。 3通ある手紙には、「〜勇一へ〜」と書いてあり、番号もあった。 由美らしいや!とも思った。 付き合っていた時に、一週間くらい会えなくて、何通も送られきた時もあったっけ(笑) それでも勇一は、由美が自分を気づかってくれる内容に感謝していた。 「〜勇一へ〜?」と書いてある手紙を開いた。 ー前略ー 勇一、元気にし
    YOSI さん作 [503]
  • 君からの手紙?

    勇一と嶋野のやりとりを聞いた女は、由美とゆう、一人の女性をめぐっての、出来事に複雑な思いがした。 一方は、由美の願いを、15年の間守り、もう一方は由美の存在を抱き続けてきた。…それほどまでに思い続けていられることが出来るのだろうか?そして、由美が亡くなっていたこと… (女)「悲しいですね…15年も好きだった人の思いを大切にしてきたのに…」 (男)「ええ…私も、やりきれない思いがあります。」 (
    YOSI さん作 [493]
  • 君からの手紙?

    その封筒を、見た勇一は、携帯でやりとりする以前、2人が交流する手段であったものの一つだった手紙を思い出していた。 封筒の色は、由美のお気に入りだった黄色だった。 「その封筒…懐かしいです。由美が気に入っていた黄色の封筒です。」 「そうでしたね。この封筒に手紙を書いて入れる時の由美は幸せな顔をしていました…」 嶋野の言葉に勇一は、こみ上げてくるものがあった。 それだけに、由美の消息を、もっと早く
    YOSI さん作 [476]
 
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