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さくら さんの投稿された作品が4件見つかりました。
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運命 4
それから何ヵ月からするとさすがのあたしも部員たちと仲良くなれてきた。その中でもテニスが上手い宮崎先輩はよく話しかけてきてくれた。宮崎先輩は部員の中でもカッコいいほう。あたしも話しかけられて嫌ではなかった。「木下!部室に新しいボールあるんだけど……」「あぁ取りにいきますよ。暇だし…」「いや違うんだ!一緒に取りに…行ってもいいかな?」「?…いいですけど宮崎先輩は練習いいんですか?」「今から個人練習だ
さくら さん作 [116] -
運命 3
『ファイトー!』部員達の声が響くコート内。あたしはボールの空気入れに集中。(部員の人達ともなかなか打ち解けらんないし…本当辞めよっかなー)男好きのわりに奥手だったあたしは1ヶ月経った今も部員と打ち解けられてなかった。「あのー…」誰だよ集中してんのに、と上を見ると「こわっ!…あのさぁボールもらってい?」「…こくん」あたしはうなづいた。(こわっとか言われた。むかつくーなんなんだよ)とは言えないけど黙
さくら さん作 [112] -
運命 2
慎と出会ったのはあたしが高校1年の頃。初めて会った時の慎の印象は…いつも笑ってる人。だったかな?『……木下ゆずです。よろしくお願い…します』『木下は…テニスの経験もあるそうだ!期待できそうだな』(はぁ…苦手だなーこの顧問)あたしは中学のときから憧れていたマネージャーがしたくてテニス部に入った。部員と恋に発展したり…とか淡い考えもしてたけどね。でも現実は…『カッコいい人…?……いない。』『マジでぇ
さくら さん作 [126] -
運命
201×年.夏『どこに行けば会える?』『ずっと遠い所だよ』『どこ?』『教えないよ。お前は本当…』『別れるから…ねぇ…』『お前が選んだんだろ?…決めたんだろ?』『だけど…あたし…もう…』『じゃあな』違う答えを出してたらあたしは幸せだったかな…あなたの隣りにいれたかな?『運命』
さくら さん作 [180]
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