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列車さんの投稿された作品が64件見つかりました。
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日本戦国総理「信長」
沈みゆく「日処ずる国」。 このままでは、日本が滅ぶと危惧した、古代より表の政権を支え続けてきたヤマト府は、禁断の秘法を発動し、過去の偉人を甦らせ、日本国総理大臣に据えることを決定した。現代に甦る救国の士。 誰がこの閉塞した国情を変えることができるのか。 ヤマト府は、黄泉の神達で構成される黄泉国政府と協議のうえ、適任と思われる神を、再度、偉人として現世に甦らせることに合意した。 混沌と破壊に
豆 さん作 [497] -
最終戦闘少女イザナミ-38
「最終戦闘兵士?それは?何故、私が?」「影が濃くなる、ということは光が強まるということだ。我々もまた、何百年、何千年かけて、各国の文化に溶け込みながら、悪魔たちの台頭に抗すべく、世界に浸透してきた。我々は組織ではない。我々は古代より、神の血統を受け継いできた眷族なのであり、君もその血統を受け継ぐ者なのだ。 平時はよき住民として過ごし、いざ闇の台頭を見るならば、その血統の宿命により、最終戦闘兵士と
和洋折衷 さん作 [496] -
最終戦闘少女イザナミ-37
「我が国が実はアメリカの統治下にあった、というように、世界もまた、目に見えない力の統治下にあるのだ。国境などというのは、表の世界の話にすぎん。各国にコントローラを置き、その国の首脳に銃を突き付けながら、世界政府の統治下に置くのだ。 世界政府は何百年かけ、各国に人材を浸透させ、代々要職につかせ、各国を意のままにしてきた。とりわけアメリカを、世界統治の道具として、使用してきたというわけだ。 アメリ
和洋折衷 さん作 [454] -
最終戦闘少女イザナミ-36
「日本人を根絶やしにする計画のもとに、戦後からあらゆる施策を進めてきたアメリカ。政府や政治家を脅し、従わないものは暗殺する、それがアメリカの戦後統治のやり方だった。 そしてあらゆる社会施策で我々は、実験体として統治形態を試され、彼らのデータ収集のモルモットだったという訳だ。」 「・・・・し、信じられない。そんな、私たちが暮らしてきた国が、そんな仕組みになっていたなんて!」「
和洋折衷 さん作 [435] -
最終戦闘少女イザナミ-35
「うむ。まず私の自己紹介がまだだった。私の名はマネージャー。管理者という意味だ。そして君の本名は、HJ05イザナミ。ここで作られたのだ。」「作られたって、なんですか?私には何が何だか訳がわかりません。頭がおかしくなりそう。」「心配ない。それは君をこれまで通常人として、生活させるため、『固定観念』というリミッターを設定しておいたのだ。そのリミッターを解除するためのショックは、多少あるが、狂ったわけ
和洋折衷 さん作 [452] -
最終戦闘少女イザナミ-34
中は軍事基地そのものだった。とても地下数百メートルにあるとは、思えなかった。「ここは?自衛隊の基地ですか?」「いや、ここは我々の家だ。詳しくは部屋で話そう。」男に促されるままに、ある部屋のひときわ荘厳なドアをあけると、奈美は驚いた。モニターや情報機器が、広いホールにびっしり並んでおり、まるで映画で見る司令室そのままであった。 「ここには世界中、全ての情報が入る。しかしアメリカの通信傍受施設
和洋折衷 さん作 [440] -
最終戦闘少女イザナミ-33
奈美はある日、ニュース番組の中にあるキーワードに気付いた。どのチャンネルにも、どの時間帯でも、テロップなどで繰り返し流された。 その内容は浅間山の火山活動を伝えるものだったが、奈美に伝えられた内容は、特定の時間と場所に、来るようにというメッセージであった。 それは丁度、奈美の療養のため、家族が温泉旅行を企画してくれた場所と日にちが、一致するものだった。 奈美と両親は、とある高原の保養地のコテージ
和洋折衷 さん作 [493] -
最終戦闘少女イザナミ-32
奈美が外出すると、数十名の人間が、それぞれ通行人を装っているが、明らかに一般人と違う不自然な動きに気づいていた。 この集団追尾は、追尾対象に気取られず、後を追う、という目的のほか、あえて集団で追尾していることを、追尾対象者に示し、圧力を与える意味もある。 追尾される者が、「国際シンジケートに追われている」などと口走るようになると、次は精神病院へ送られることになる。 裏の機能を持った
和洋折衷 さん作 [507] -
最終戦闘少女イザナミ-31
またVIPは、スポーツ新聞やマンガの中において、それらに散りばめられた、キーワードを読み解き真の情勢を知る。 超一流のスナイパーへの連絡方法に、特定の曲をラジオで流すとか、新聞広告を掲載するなどは、その典型であろう。 時には自然現象すら、人為的に引き起こし、メッセージにすることもある。 奈美は、それらによって自分に対し、何者かがメッセージを、送り続けてい
和洋折衷 さん作 [493] -
最終戦闘少女イザナミ-30
何れにしろ、「計画者」達にとって、情報の真偽は、さしたる問題ではなかった。大量破壊兵器を隠している、というプランに基づく必要があるだけだった。 世界は一気に対テロの潮流に傾き、ひとつの文化を殲滅しようとした。 すべては「計画者」の、プランのとおりに。 日本。奈美は、しばらく自宅で休養をとっていたが、久々に外出をした。奈美は、あの不思議な出来事以来、さらに不思議な現象を体験してい
和洋折衷 さん作 [497]