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管理人用の携帯小説に含まれる記事が35件見つかりました。
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お兄ちゃんの嘘。 ?
兄に内緒でバイトを始めた。前にバイトすると言ったら「小遣いが欲しいならやるから、勉強や友達と遊ぶ方を優先しとけ」と言われたからだ。本当は少しでも兄の負担を減らしたかったから。でも、兄は私に協力させようとはしない。ばれないようにする為に沢山は働けない。それでもこつこつとお金を貯めて、私が初めて自分の力で得たお金で兄にプレゼントを買った。スーツとネクタイと靴。金銭的な余裕があっても兄なら「いざという
管理人 さん作 [7,294] -
お兄ちゃんの嘘。 ?
17の時、兄に一度だけ手を上げられた事がある。クラスの男の子が贈ってくれたプレゼントを換金したからだ。「意外と良い値段で売れたよ!このお金で美味しい物でも食べようよ!」と言った瞬間、兄から平手を受けた。どんなに辛い事があっても何時も笑顔の兄が本気で怒っていた。痛みよりも、恐怖と疑問の方が大きかった。「これを贈った人は、どんな気持ちでお前に贈ったと思う?○○に喜んで貰えると思って贈ったんじゃないの
管理人 さん作 [7,057] -
お兄ちゃんの嘘。 ?
私が居なければ、夜間校や通信性の学校にも行けた筈だし恋愛も出来た筈なのに、何で私一人の為にここまで苦労したんだろう。兄と二人で暮らすようになった時の年齢は15と10当時は未だしも、高校生になっても成人を迎えても私に頼るような事も弱音を吐く事も無かったのは何故だろう。考えるだけで涙が出てくる。もっと自分を大切にしてよ!!と叫びたくなる事がよくあったけれど、私はこの人が兄で良かった。この人の妹で幸せ
管理人 さん作 [7,813] -
お兄ちゃんの嘘。 ?
私が高校生になった時に「最近、物騒だからケータイ持っとけ」と携帯電話を買って来てくれた事や「オシャレでもして格好良い彼氏でも作って良い恋愛しろよ」と服や化粧品を買って来てくれた事があった。嬉しかったけど素直に喜べ無かった。これを買うお金は一体何処から…?と思ったから「お兄ちゃん、お金大丈夫なの?」と聞いたら「今日、ボーナスが入ったんだよ」と言われた。最初は鵜呑みにしていたけれど、すぐに嘘という事
管理人 さん作 [8,212] -
お兄ちゃんの嘘。 ?
5つ上の兄の居る妹です。世の中には両親が亡くなって、兄妹二人や姉弟二人になってしまった方にに似た状態で兄は高校にも行かず働いて私を高校大学まで行かせてくれました。小中高と保護者参加の学校行事の時は必ず参加してくれて、休みの日はお弁当を作って動物園や遊園地誕生日には県外に旅行へ連れて行ってもらって、バースディプレゼントも貰ってました 普通の家庭の子供と同じように、多分、それ以上に愛情を注いでもらっ
管理人 さん作 [25,559]