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アドベンチャーの携帯小説に含まれる記事が892件見つかりました。

 
  • CORRIDA

    「ハァ‥ハァ‥」真夜中の路地裏にて、男は息を切らせ、額から大量に流れ出る汗をシャツの袖で拭いながら、星が瞬く満天の夜空を見つめた。やがて呼吸を整え、深く“ふぅー”と溜め息をついた後、彼は頭を下ろし、視線を目の前に転がる血だらけの男に戻した。ようく見れば、その男の周囲の石畳は血によって真っ赤に染まっているのが分かる。そして、彼は罪悪感と戦いながら、込み上げてくる良心を無理やり押し殺し、血だらけの男
    ミッシェル さん作 [652]
  • 神の丘〜歩み〜?

    二発の乾いた音が響く。銃弾はマーカスの足元に二発。「ひぃぃぃ〜!!」マーカスは驚き、グレイに向かって走った。「たっ‥助けてくれ!あんた警察だろ!」錯乱状態のマーカスは、グレイの腕にしがみついた。「放せ!!」憂牙は、その状況を狙っていたかのように、微笑を浮かべ、すぐ横にあるナイトテーブル上のマリア象を手にした。「マリア象は頂いていく」「・・・!」次の瞬間、憂牙は、ベッドの上にかけられてあるベッドフ
    佐奈 さん作 [558]
  • 神の丘〜歩み〜?

    マーカスはニヤリと笑い、女性に近付き、右手を女性の頬にあて、ゆっくり唇を近付けた。タバコの煙が、唇と唇の間を通りすぎる。「・・・お取り込み中に悪いが、そいつは男ですよ。マーカスさん」「・・・!」ベッドルームの扉の横に、赤い小さな光と煙。右目の傷を隠すように、銀縁の細いフレームのメガネをかけた細身のスーツ姿の男が、壁に寄りかかりタバコを吹かしながら立っていた。「だっ、誰だ!この部屋にどうやって入っ
    佐奈 さん作 [559]
  • 群青色の彼方に・・・01

    日本海の上空10000フィートにF-15Cを操り飛んでいる二人の男がいた。この先にとてつもない恐怖と混乱が始まろうとは思いもせずに・・・「こちら徳原、三波隊長機へ」「こちら三波、どうした徳原?」「帰ったら飲み行きましょうね♪」「作戦中だぞ!私語は慎め」「あー、雲で周りもよく見えないし、本当は隊長も歌でも歌いたいくせに・・・なんだ?レーダーロックされた!ミサイル!?」「徳原!かわせ!」「かわした
    長谷川友一 さん作 [906]
  • ぶたのカズちゃん地底にいく〜最終章〜【さよならカズちゃん】

    さぁ二手にわかれた二人の運命は・・・と、二手に別れたはずの二人が、数百メートル進むとなんと合流してしまった!『あれ?』『このみちはつながっていたんだ!』『そうみたいね!』『さて、本当にこの道は豚の国へつながっているのかな?』『まぁいいじゃない、先に進めばわかるし』『そうだね、さぁ進もう』そうして、ドンドン二人で先に進んでいくと、今までに見たことが無いような、広く明るい大きな空洞に出た!『これが・
    うすのろ さん作 [517]
  • 神の丘〜歩み〜?

    「とても素晴らしいパーティーだわ。あなたの人望と、この会社を3年でここまで成長させた才能に、惚れ惚れしてしまうわ」「私も、このパーティーを開いたことで、あなたのように美しい女性に出会えて、とても、ラッキーだと思っているよ。それも全て、あの”マリア象”のおかげだ」そう言うと、寄り添う女性の腰に手をあて、パーティー会場の外に出た。マーカスは女性の耳元でささやく。「‥君だけに見せてあげよう。私の”幸運
    佐奈 さん作 [616]
  • 神の丘〜歩み〜?

    子供達に聞かれた事がある。「信じる神の姿は、どんな形なの?」かつて、私自身、信じる場所があった。形や姿では表現しきれない、全ての場所。生まれてから少しづつ変わっていく見慣れた景色。私を知っている家族や周りの人達。空は時折、色んな表情を見せ、人は、怒ったり、泣いたり、笑ったり。そんな日常を、自分が生きる場所を”幸せ”だと思えた。そんな時、人は初めて”神に感謝したい”と思う。それは曖昧で、姿や形が無
    佐奈 さん作 [599]
  • POSE

    優勝まであと一つ 神奈川県立横浜第三高校3年宮出隼人は、大きく 深呼吸をした。 剣道を始めて6年 高校最後の大会 悔いのない大会にしたいいままでなかなか試合に勝つ事ができず悔しい思いをしてきた隼人は 練習を休む事なくしてきた 『強くなりたい』 隼人は、宮本武蔵に凄く憧れていた 彼のようになりたい そんな思いから始めた剣道だった そして 最後の大会で いままでの練習の成果がみのり ここまできた。
    あきひこ さん作 [484]
  • 神の丘〜二人〜終

    「あの、”レメク”とかいう男、一体何者なんです!憂牙の知り合いですか!?」古いアパートの部屋に二人の足音が響く。「知らん」ぶっきらぼうに答える憂牙が、自分の部屋から袋を取り出し、クロムに投げた。「今すぐこの街を出る。荷物をまとめろ」「えっ‥」「まだ死にたくないだろう?‥あいつに関しての情報が少なすぎる。早くしろ!」「・・・・」赤いレンガの街にオレンジの光が降り注ぐ中、クロムは振り返った。「‥行く
    佐奈 さん作 [496]
  • 神の丘〜二人〜?

    そして、同じ顔の人間が二人。憂牙とレメクと名のる男は、しばらく互いの顔を見合わせる。憂牙はフッと小さく笑った。「‥悪いが、お前の相手をしている場合では無い」憂牙はゆっくりコートの中に手を入れた。風が変わった。何か無数の気配がする。「‥誰か居る!」「‥囲まれたか」クロムが周りを見渡した。レメクもその状況に気がついた。それは、ジワリ、ジワリ近付いて来た。三人、いや、六人。いや…十人。影はやがて姿を現
    佐奈 さん作 [490]
 
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