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アドベンチャーの携帯小説に含まれる記事が892件見つかりました。
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守るべきもの ?
「準備はいいか?」目から耳にかけて黒く塗ってある犬の面をつけた響がきいた「ええ、大丈夫よ」華菜は目の回りに曲線の入った鳥の面だ「大丈夫です」白冬はなんの絵付けもしていない白い猫の面をつけている「ちょっと待った。俺まだ…」ユウキは全体が黒い雄牛の面だった「何にそんなに時間がかかるの…?」華菜が呆れていた 忍務は護衛 ある大金持ちの大名が最近命を狙われて外出もできないらしい今回はどうしても外に出なけ
ヒカリ さん作 [576] -
守るべきもの
とりあえずお互いの顔と名前がわかったところで忍務をすることになり四人は忍頭のところにむかった「白冬ちゃん、さっきこの国の生まれじゃないって言ってたけど、どこで生まれたの?」華菜が隣によってきた「…北の方です」としかし、白冬は多くは 語らない 「北の方だと、やっぱり寒いところ?」華菜は興味津々できいてくる「まぁ…寒かったですけど…」「どんなところだったの?」いい加減白冬はうるさくなってきた「一年中
ヒカリ さん作 [677] -
守るべきもの ?
四人は少し離れた森のなかに移動した「ここらへんでいっかぁ?」そういって一人が被っていたフードを取った人懐っこそうな目と茶色の少し短い髪を持った青年だった「俺は新山 ユウキ(あらやま ゆうき)今年闇忍になったばっかりの二十歳!よろしく!」明るい人のようだ次にその隣の人がフードを取った長めの黒髪といわゆるイケメンというかんじのこれまた青年だった「俺は風間 響(ふうま きょう)闇忍は三年目だ。歳は
ヒカリ さん作 [606] -
守るべきもの?
「お前が一人で忍務をするのを望んでいるのは知っている。今までもずっとそうだった。だが、一人というのは、まだ若いお前にとってとても負担だ」「…そんなことはありません」「本当にそうか?思わぬ大勢の敵にかこまれたときお前はなにか思わなかったか?お前は強いが、一人で大人数と戦うのはまだ難しい。」「………」「それにお前は、仲間や仲間と助け合うということを知らないだろう?」「…仲間なんて…いりませんから…」
ヒカリ さん作 [651] -
守るべきもの
長い年月のなかで−−−何度か歴史をかえてきた [戦い]があった[戦い]で生き残った者は どんな願いでも 叶えることができたこの世に生をうけた者は その日を夢見て 己を鍛えあげていたそうして人々は特別な力を手に入れた しかし人はどこまでも 貪欲だった個人の夢だったものは やがて国の目標となり 彼らは国のために 使われるようになった[戦い]に参加することを望まな
ヒカリ さん作 [925] -
dinosaur survive
〜prologue〜事の発端はセーフティファーストという会社が恐竜を復活させた事で起きた。セーフティファースト社は、恐竜を見せ物にし、そしてたくさんの恐竜を作った。が、会社は恐竜の監視に対応仕切れずにいた。そこで、作られた1頭がいた。すべての恐竜の頂点に立つ者の意としてレイギン・プレソン\rと名付けられてた。しかしコイツが問題だったレイギン・プレソンを監視役にさせるため、通常の恐竜よりも数百倍も
MASTER さん作 [515] -
白い花 泗
カラフルな色の頭と瞳をした子供は、四人とも両手にそこらに咲いている白い花をたくさん抱えて、葵と目が合うと、四人一様に、にっこりと嬉しそうに笑ってみせた。「玄武、起きたよ!」真っ赤な炎のグラデーションのような髪の子が満面の笑みで隣にいた暗い森のような深緑色の髪に淡い銀色の瞳の少年に向けて言った「ああ、そうだね」「かわいい…、よかった、この人がそうなんだね?」「そうだろうね、よかったやさしそうだ。」
睦月 さん作 [675] -
白い花参
葵は私物を拾い終えると、気疲れからか、元居たところでことん、と落ちるように眠ってしまった。翌朝、まだ薄暗い空から真っ白な花びらがひらひらと天から降り注ぐのがなんとなく見えた。朝焼けのゆるいオレンジと青の空と灰色の雲と相まってなんとも美しい。 (あ…今日の天気は……)…ん。花? 花って降るか? 「いや、雨じゃないんだから!」花なんて降るはずがない。そこで目が覚めて飛び起きた。そして絶句
睦月 さん作 [569] -
白い花弐
あまりのことにその場に座り込む。「なによ…、これ…。」 声に出せたのはこれだけであった。なんなんだこれはなんで、ここはどこ。ありきたりな問しか頭に浮かばず、葵はただ、色素の薄い琥珀色の瞳で、ときたま鳥が鳴くだけの静かな空を呆然と眺め続けていた。確か自分は学校帰りに古本屋に寄った。そこで中古の文庫を3冊買って、近くのバス停の粗末なベンチに本を読むために腰掛けた。そこまでは覚えている。だが逆にそこか
睦月 さん作 [624] -
白い花1
さわさわと頬に冷たく、柔らかい感触と、青く甘い花の香りを感じる。ふと目を開くと、目の前には白く可憐な花が、そっと咲いているのが見えた。あぁ、綺麗などと、頭がよく働かず、ただなんとなく風に吹かれながら花畑を見ていた。…ん?花畑?花畑は花が群生しているところだ。なぜ“バス停”ではなく自分が花畑にいるのだろう。ここでやっと葵は異変に気付き、いそいで上体を跳ね上がらせあたりを見渡した。ここは日のよく当た
睦月 さん作 [740]