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アドベンチャーの携帯小説に含まれる記事が892件見つかりました。
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道無き道〜何故君は歩く〜4
「殺人鬼を・・・殺したい。」蘇生者の目が見開かれた。―いいだろう・・・力をやろう!牙竜の右手が光る。「!!」牙竜の手には、剣が握られている。―それは「執念の剣」。持つ者の相手への 恨みが強いほど剣は鋭さを増す・・。「執念の剣・・・・」―お前は殺人鬼を恨んでいるのだろう? ならばその剣が一番適任だと思うがな。牙竜は右手に握られている執念の剣を見る。「いや・・・これでいい。最高の剣さ。」牙竜は笑う。
雷 さん作 [597] -
ブラック―夜の叫びが始まりし時―
箜鋤は、驚いた様に黙り込み…しばらくの間じっとブラックの眼を見ていた。ブラックは静寂な空間の中に一人取り残されている気分で、早く箜鋤が何か発言してくれないかと思っていた…と、その時やっと箜鋤が口を開いた「“古蘇の国”かの…さて、お主が行けるのかのぅ…」ブラックは拳を固くして言った「俺は力はあるぞ箜鋤さん」箜鋤は冷たく言う…「知恵は?優しさは?思いやりは?備わっているか?」痛い所を突かれた…がブラ
アサミ さん作 [662] -
道無き道〜何故君は歩く〜3
―海?誰だそれは―\r「殺されたんだよ。殺人鬼にな。」海と牙竜は親友だった。ある日町に「本を買いに行ってくるよ。」と行ってからいなくなった・・・「海は・・殺されたんだよ・・・」鋭利なナイフで胸を刺され即死らしかった。―その殺人鬼は?蘇生者が問う。「捕まってないよ。」必死に牙竜は涙を流すのをこらえている。―そいつを殺したいか・・・?「!!」牙竜は驚いて蘇生者を見る。さっきまで黒色だった瞳が金色に光
雷 さん作 [628] -
ブラック―夜の叫びが始まりし時―
洞穴の中に眩しい光が行き届く…朝。ブラックは大きく伸びをして外に出た。まだ箜鋤は来ていなかった。ブラックは太陽と影を見てから「まだ、四時か。神も寝んのか…?」と独り言を呟いた…洞穴に戻るとブラックは牙の遺体に話しかけた「なぁ牙…俺な馬鹿な頭なりに、考えたんだぜ。絶対良い方法だと思う。生き返らせるまで待ってろよ牙…」ブラックはまた洞穴の外に出た。ソワソワして何だか落ち着かない…とその時パッと箜鋤が
アサミ さん作 [628] -
道無き道〜何故君は歩く〜2
牙竜はこの洞窟の内部を探索することにした。しかし行っても行っても先が見えない。「くそっ!!」牙竜は落ちていた石を壁に投げつけた。ガンッ!!・・・という音がするはずだった。壁に当たる寸前で石が勝手に落ちていく。「何でだ!?何で当たらないんだ!?」―それは「結界」だ・・・「!!」牙竜は誰の声かすぐに分かった。「蘇生者(シャーマン)!!)―貴様は何故進めない?道が無ければ作るだけ。何故それができない?
雷 さん作 [632] -
ブラック―夜の叫びが始まりし時―
ブラックは夜なかなか寝就けなかった…隣に寝かせてある牙の生きている様な…でも死んでいる遺体。見ている内に脳裏に箜鋤の言葉が、フットよぎる。ブラックは牙を生き返らせる為には何でもするつもりだ…この言葉に偽りはない…。命だってやる気だ。―でも、俺の言葉によって本当に神が来ちまうなんて。本当に命と引換に牙を生き返らせに来るなんて…―ブラックはその後も眠れずに朝を迎えた…考えはまとまっていた…牙は楼孥の
アサミ さん作 [622] -
道無き道〜何故君は歩く〜
―何故君は歩く?「・・・それは・・目の前に道があるから。」―いい答えだ・・・・その男の黒衣のマントが俺を包む。―踏み外すなよ・・・ 意識が朦朧としてきた・・・・ガバッ!!俺は意識が戻る。しかし問題が1つあった。「ここは・・・どこだ?」下は固い石。上は鍾乳洞。(落ち着けっ!!落ち着け俺っ!!)自分に自分で言い聞かせる。しばらくして落ち着いてきた。「俺は牙竜(がりゅう・・うん。俺は牙竜だ。 年は11
快空 さん作 [795] -
日本終焉 ?
次の日、選抜チームの特別授業が行われた。 教官は教室に入ってくるなり説明を始めた。 「君達はこれから1つのチームとして行動してもらいます。12人という人数はこの学校では中隊レベルの人数です。もしものときはこのチームで戦地に出撃してもらいます。」 教官の説明が終わると教室内が静まり返った。 「教官!出撃ってどういうことですか?」 空は手をあげると教官に質問した。 「この前の実戦訓練の目
182 さん作 [744] -
ブラック―夜の叫びが始まりし時―
ブラックの目の前に白髪の御爺さん…ブラックはやっとの事で口を開いた「て…テメェ何者だ!人ん家の前に立つな邪魔だぞ」白髪の御爺さんは静かに静寂な空気をまとったまま笑いながら言った「お主人を呼んどいてそれはないだろぅブラック殿」ブラックは驚いた…俺誰か呼んだっけか?「ブラック殿…お主、自分の命と引換に牙殿を生き返らせたいと言ってたではないか…神様なんているなら…と言ってたではないか」ブラックは黙りこ
アサミ さん作 [550] -
ブラック―夜の叫びが始まりし時―
ブラックは泣き疲れ泣き止んだ…。目の前に横たわっている牙は、しばらくすると起き上がってきそうなのに死んでいる…ブラックは牙の遺体を背中に背負うと月光の照らす中ブラックと牙の住処だった洞穴にトボトボと向かった。向かう中ブラックは悔いていた…牙の願い通りに街に行かせてやれば良かった…と。寂しそうな背中牙に見せられた事位で、牙は街に行けば死ぬんだと勝手に考えて牙を遣ってしまった…馬鹿だ俺は。牙の幸せを
アサミ さん作 [565]