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コメディの携帯小説に含まれる記事が620件見つかりました。
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《買い物†クエスト》6
「よかったぁ 怒ってないのねノブオ君、ホントゴメンなさいです。」ナナは屈託のない笑顔を見せると安心した様子で ゆっくりと語り出した。「わたし…私達は今、この豊かな国に産まれ、なに不自由なく暮らしていると思うの、世界から見ても日本って言う国はホント、恵まれていると思うんだ。私達みたいな子供が個人で携帯を持っていたり、何か食べたいと思った時、簡単に食料が手に入ったり…」ノブオは今の自分は日本人ではな
あぶら翔 さん作 [768] -
gone fishing 後編
車がとまるとそこは六本木だった。金博は車のトランクからカジュアルな服を取り出し車中で着替えた。そして彼は六本木のキャバクラへと向かった。店に入るとボーイが出迎え金博は「いつもの子を指名で頼む。」と言った。席に着くと後からセクシーな服を着飾った凛というキャバ嬢がついた。「あら、まさ君、一週間ぶりね。元気にしてた?」と凛は話し掛けた。「あぁ、元気だよ。今日は約束のアフターで何処か連れてってやるよ。」
フェリス さん作 [664] -
gone fishing 前編
田口金博は今年で36才になる。妻、清美と二人の子供と家族四人で幸せに暮らしている。しかし、妻の清美は意外に結婚してから気が強くなり、恐妻とまではいかないが、妻の尻に敷かれた状態である。金博の趣味は釣りである。小学生の頃からバス釣りや海釣りなどを始め、未だに続いている。「アナタ、また明日釣りに行くのね。」「あぁ、秋のこの時期になると、防波堤にたくさんの旬の魚が集まってくるんだよ。今、この時期ならメ
フェリス さん作 [730] -
クライアナノナカ…………………三人目…………
僕はバーで盛り上がった、その名前も知らない妙な男と朝まで飲み明かそうと、男の自宅へ移動した。次々と、僕の目の前に日本酒や焼酎が並ぶ。正直、僕はビールは違うと思うんだよね…。「さぁさぁ、酒以外何もない部屋ですが、どうぞくつろいで下さいでゲス」「いや、日本酒に焼酎なんて、アナタ分かってるじゃないですかぁ」僕は男に酒を注がれ上気分だ。しかも、それが美味い。聞いた事のない銘柄なんだけどなぁ…。「こんな美
ディナー さん作 [687] -
私とタクシー
「すいません、〇〇町までお願いします」「わかりました。…時に奥さん、旦那さんは優しくしてくれますか?」「…私、独身です」「あーそうかそうか!こりゃすみません!…時にお嬢ちゃん、ママは優しくしてくれるかい?」「私はもう二十歳越えてます!」「おお、そうでしたか!すみません!…時におばあさん、おじいさんはまだ生きてるかね?」「だから独身です!それに私はおばあさんじゃありません!顔を見てわからないんです
いっと さん作 [1,115] -
ありえね〜?
戻ってきた店主「すみませんねぇ〜旦那!もう少し待っててください!」店主「それまでこのかっぱ巻きサービスっ!この持ってけドロボ―!」男「はあ?」男「じゃマグロある?..中トロ!」店主「まっ?!.マ.マ..グロ..」店主の顔から血の気が引いている店主はどこかへ電話を掛けるプルル―!プルル―!インド洋沖合5000m【新鮮第一丸】船員「はいっ!」店主「マグロどしたマグロは!..いますぐもってこいっ!
真 さん作 [1,238] -
ありえね〜?
しばらくして店の裏側から声が聞こえてきた《ヤス〜ッ!..餌変えろ!餌を!..》男「えさ?」しばらくして戻ってきた店主「いやぁ〜お待たせしやした!ヒラメ、いいのがあがってますぜ〜旦那!」目の前でヒラメをさばく店主「へいっおまち!」男「これも旨い!..次はアジ!」店主「アジ?」また裏にいってしまった店主《店の裏の岸壁》少し離れたところで、海に向かって釣糸をたらす男その男に向かって叫ぶ店主「おぉ〜い
真 さん作 [843] -
ありえね〜?
寿司屋編【寿司屋 新鮮第一】男「あっ!ここが活きのいいネタを出すので有名な寿司屋かぁ..」ガラッ!店主「へいッ!らっせ――ぃっ!」男はカウンターに座ったハゲ頭の店主はアガリをカウンターに置くと、「旦那!まずなに握りやしょうかぁ!」男は少し考えて、「じゃ鯛を」店主「おっ!いいのがあがってますぜ....へいっ!お待ち!」男は鯛をたべる「旨い!さすがに活きがいい!」男「つぎ..ヒラメある?」店主「ひっ
真 さん作 [859] -
女心と秋の空
世間知らずで変わり者ではあるけれど、天才的な頭脳を持つ化学者がいます。 ある日、馴染みの新聞記者がやってきて、愚痴をこぼしました。 「もう僕、女性なんて信用できません!」 「いきなりどうしたんだね?」 「昨日、彼女と食事の約束をしたのにドタキャンされた上、別の男と歩いているのを見てしまったんです! 酷いと思いませんか!?」 「女心と秋の空か……。もう秋だね」 「季節を感じてる場合じゃないです
阿部和義 さん作 [697] -
神戸にいらっしゃい! 2
やってきました兵庫県。東京都の中学生の5人に2人は、兵庫県がどこにあるのか知らないらしいね。 そんな話は置いといて、今日もお客はやってくる―― 神戸に訪れた事のある方はご存知だろうが、この街には外国人が非常に多い。 住んでる人も多いが、当然観光客にだって外国人はたくさんいる。 そう、今日の客は外国人なのである。…読めてますよね。 食品の土産コーナー。そこに、彼はやってきた。手に一つの商品を持ち、
ずくみみ さん作 [579]