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コメディの携帯小説に含まれる記事が620件見つかりました。
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大江戸嘘八百八町?
せめて縄が切れればと電衛門は身をよじった。 シュッと電衛門の頬をかすめて赤い風車が畳に突き刺さる。『ええ?ミント黄門?なんで?カメラどこだ?』 つい浮かれて辺りを見ると天井にミント黄門のレギュラーにして敏腕プロデューサーの約七がいた。『かっこいい?テレビのまんまじゃん』「歌舞伎揚げ屋の歌舞伎者電衛門ってのはお前さんかい?」 約七が聞いた。 声が出ないので電衛門は頷いてみせる。「花のやのおいらん
WA-KA さん作 [423] -
大江戸嘘八百八町?
「ええい!馬鹿者がっ!お前は歌舞伎役者と歌舞伎者の区別もつかんのか?」 ヒステリックに叫ぶオヤジの声で電衛門は目を覚ました。『なんじゃこりゃぁ』 自分の状況に気付き叫ぼうとしたが喉が傷んで声がでない。 覚えているのは馴染みの店で呑み家路についてしばらくしてから煙幕に包まれたこと。 そのまま意識を失ったらしい。『あの煙幕で喉をやられたか?くっそーどこのどいつだ。この俺様を……全裸で縛り上げてどうす
WA-KA さん作 [454] -
大江戸嘘八百八町?
「一枚…二枚………八枚九枚……一枚足りな〜い」 愛染太夫の前で頭を抱えるのは自称発明家の平賀源外である。「源さん、ツケ払ってくれないと困るんだよねえ、早食屋の笑顔0円ってわけにはいかないの。おいらんの笑顔は有料。さぁ、サッサと十両払って貰いましょうじゃぁないの」「あ、愛染太夫そんな冷たい視線で見ないで下さいいっそぶって殴って愚弄して下さい」 源外に縋りつかれ愛染太夫はムチを取り出す。 ピシーッ?
WA-KA さん作 [440] -
天才少年『X』物語
天才少年『X』彼は今じゃホームレスだが、昔はそのようなあだ名を付けられていた…この世の中は不公平にも程がある…今日もXはゴミをあさりに行った…すると一匹の犬がXを見つめていた…(汚い犬だな…)X「おすわり!!」汚い犬「ワン!」X「お手!」汚い犬「ワン!」X「ちんちん!」汚い犬「ワン?」(ちんちんはできないか…へぇ〜でも汚いけど、賢い犬だなぁ〜…)X「可哀相だけど…ごめんなぁ…俺も飯には困ってんだ
神様の親戚 さん作 [678] -
大江戸嘘八百八町?
大江戸嘘八百八町の夜。まだ宵の口だというのに町には人影もまばらである。 なんせ夜8時には『密着ドキュメント ミント黄門世直しの旅』が放送されるからだ。 神出鬼没の現役副将軍が評判の悪い政治家や悪徳商人にドッキリを仕掛ける人気番組をリアルタイムで見るために人々は夜遊びも一時中断してテレビに釘付けである。 花の屋のおいらん愛染太夫もテレビに見入っていた「あ〜、良い気味だった。年貢をもっと重くすべき
WA-KA さん作 [552] -
辰志くん 〜面接〜
ふたたびヤッホー!原 辰志だよ!今日は仕事の面接で使えるGKOを皆さんに伝授してあげるよぉ〜GKO=ゴールド好青年な男===========トントン面接官「どうぞ〜」ガチャ辰志『…失礼…』面接官「え〜まずお名前から…」辰志『はい。宮本武蔵です。』面接「うん、原辰志くんだね。」面接官「え〜この資料によると…住所は…『太陽の下市2008』って書いてあるね。一体これは?」辰志『…生まれも育ちも、太陽
神様の親戚 さん作 [694] -
ある会話と僕 〜妹〜
僕は…友達を選び間違えた…。===========僕「あぁ〜暇だなぁ〜」高橋「……なぁ…」僕「ん?」高橋「……いや…」僕「なんだよ?悩みか?」高橋「……俺の妹って可愛いよな…」僕「……」(中の下。)高橋「…実はよぉ…」僕「うん……」高橋「…俺の可愛い妹がさぁ…」僕「うん…」高橋「……いや、可愛いかった…。」僕「何だよそれ?」高橋「俺は純粋に兄として…あいつが可愛いかったんだ…」僕「…だから何があ
神様の親戚 さん作 [721] -
『辰志くん』〜合コン〜
こんばんは。原 辰志(はら たつし)です。今日は僕の『合コンで、「GKO」な男になれる言葉集』 を、教えちゃうぞ。GKO=ギャップのある かっこいい男===========「じゃあまず何飲む?生ビールの人〜1、2、3…てか全員?あ、辰志も生でいい?」辰志『………黒。』「あっ、そっかじゃあ黒一つと生五つでお願いしまぁす。」「え〜じゃあ自己紹介しまぁす!右から順番にねぇ〜辰志から!」辰志『…こんばん
神様の親戚 さん作 [667] -
小説ではない笑説
バイクで走るのが好きなんだ。50ccだけどね。学校さぼってさ。どうも工学部ってのは性にあわなくてね。『生真面目』ってのが多いんだよね。『真面目』ならいいけど『生真面目』はどうかと思うんだ。生き方真面目ってのはやりすぎだよ。半生真面目位でね。友人にバカにされたらチャンスだよね。だって笑いに変えられるじゃん。先生にしかられてもね。友人「お前きもいよ!」って言われた日には次の日、顔をめっちゃうんこ色に
てるちゃん さん作 [713] -
中途半端ポエム3
『アンビリーバボー』僕は君を愛してる。君と家族になって、また一段とこう思う。僕は君を愛してる。そしてここに、一つの生命が生まれ、僕にまた、愛するものができた。君のおかげで、この子に巡り逢えた。君のおかげで、希望が見えた。ありがとう…人生一の痛みを感じ、辛い思いをしただろう…今僕が君に、男として出来ることがあるならば、同じ痛みを感じる事…何かしら痛みを感じる事…鼻にピンポン玉を詰める事…それがき
神様の親戚 さん作 [534]