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コメディの携帯小説に含まれる記事が620件見つかりました。
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夫婦ゲンカ
「前から思っていたけども…。」いつものように朝食を食べている父に母が言った。「なんだよ。」答える父。「目玉焼きにどうして砂糖なの?」「どうしてって、うまいから。」「変なの。」「なんだと。」(始まった。)それをいうならお前こそ変だろ。」「どこがよ。」「お前は目玉焼きというが、毎回黄身がつぶれてカチカチになっているこれのどこが目玉焼きだよ。目玉ないだろうが!」「私が好きで作っているからいいの!普段ろ
冬馬9才 さん作 [757] -
ナルシストと変態と私と…2
その日、私は野球部の高田に容があって、彼を探していた。すると、雨の日なので野球部は階段のところにいた。その中に高田は居た。私は、思わず「いたぁー!」と、指を差した。すると、高田の手前に居た鈴木が、「やぁ、谷田川さん。俺をわざわざ探してどうしたんだい?」…。無視。
柴田葵 さん作 [693] -
ナルシストと変態と私と…
それは、ある日の技術の時間だった。授業内容はパソコンで自己紹介カードを作ることだった。パソコン室では、出席番号順で座るのが決まりだった。私は、谷田川だから、隣は森山だった。パソコンが嫌いな私は、のんびりとキーボードを打っていた。一方、隣はカタカタとすごいスピードで進んでいく。だから、思わず聞いた。「何でそんなに早いの?」奴の答え。「俺だから。」…。ウザ。
柴田葵 さん作 [724] -
ネジの緩んだ家族たち
「見たかったもの」私が第1子を妊娠し、里帰り検診の受診日のとき、母と妹がついてきた。妹は、エコーで赤ちゃんをみるのは初めてだから、さぞかし感動するだろうと思っていた。私が、「おっ☆またベビー成長してる☆」と幸せに浸っていると、突然妹が「ブッ!!」と吹き出した。続いて母も、こらえきれなかったようで「フフフ」と笑いだした。なんだろう…と思いながら顔を上げると…なんとこの二人、エコーに映るベビーではな
るっぴー さん作 [758] -
ネジの緩んだ家族たち
「時効」私はランニングが好きで、よく走りに出かけていた。あれは高校二年生の冬の日、いつものように走り出すこと30分。なんの予告もなく私の肛門にダイナマイトがしかけられた。「漏れそうだけど一応レディ」と葛藤するも、肛門が言うことを聞いてくれない。山を走っていたのだが、更に奥に入り、雪の降る中、1人野グソ。持参していたポケットティッシュで隠し、更に雪で隠す。誰かこないかヒヤヒヤしながら辺りを見回すと
るっぴー さん作 [711] -
第三者の視点から
初めに…この物語は何の特技も無い。目立たなく過ごす僕の日々を書いた文である。えっへん!!すごい?(この物語は面白くない、ふぇくしょんです)______________________________________僕の名前は小西 由樹僕の名前は読者の好きなように読んで。別に紹介するのが面倒くさいわけじゃないよ。ただ好きなように呼んでもらった方が読者は楽しいんじゃないかと思ってさ。それじゃあ、まず
め さん作 [749] -
ネジの緩んだ家族たち
「トレードマーク」私が生まれる前から、父も、じいさんも、ばあさんもパンチパーマだった。この三人の、パンチパーマヘア以外は見たことがない。幼稚園や小学校で家族の絵を書く機会が何回かあったが、三人して同じ髪型だから、誰が誰か分からなくて友達や家族によく大笑いされた。ところが、私が二十歳の頃、何を血迷ったか、じいさんが突然パンチパーマを脱退。 スポーツ刈りにした。その数年後、自称「永遠の独身男」の父が
るっぴー さん作 [708] -
ネジの緩んだ家族たち
「謎のマーク」数年前、父に携帯のアドレスを聞いた日のこと。A、Bなどアルファベットは伝わった。ところが途中で「次は目がグルグル回っているようなマーク」と言いだした。えっ…目がグルグルと回っているようなマーク?脳をフル回転させて考えたが検討がつかない。数十分のやりとりの末、@ということが判明…。確かに言われてみれば見えなくもない。あれから数年経ったが@を見るたびに、父と格闘したやりとりを思い出す。
るっぴー さん作 [674] -
ネジの緩んだ家族たち
「こたつ」肌寒くなってくると恋しくなるコタツ。足を入れた瞬間に眠気が襲ってくる。コタツって本当に心地良いと思う。しかし、実家のコタツは本当に居心地悪い。コタツ布団を少しめくろうものなら、豆炭の匂いに混ざって父、じいさん、ばあさんの屁の匂いが漂ってくる。彼らは全く悪気なく、自由気ままに涼しい顔で屁をする。じいさんなんて、こっち見ながら顔に力を入れてわざと屁をこく。その顔の憎たらしいこと憎たらしいこ
るっぴー さん作 [645] -
ネジの緩んだ家族たち
「乳」明治生まれのひいばあさん、乳がとんでもなくでかかった。いや、とんでもなく垂れていた。大袈裟ではなく、両方の乳が股間近くまであったと思う。夏の暑い日は上半身裸になり、両乳を肩にのせ、「あち〜、あち〜」と団扇で仰いでいた。子育て中は、片乳を肩にのせ、おぶっている我が子に授乳しながら農作業をしていたという信じがたい笑い話まである。ひいばあさんは、父母の兄弟や友人が集まると、笑顔でその乳を披露して
るっぴー さん作 [685]