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コメディの携帯小説に含まれる記事が620件見つかりました。

 
  • 俺の意志はどこにある?2

    風が吹き渡る広い中庭・・・今はスミレが咲き、庭を彩る。こんにちは”俺”ヤンです。俺は今中庭に面したバルコニーに、椅子と大理石で出来たテーブルを置き優雅にアフタヌーンティーなんてたのしんでる。でも、それだけじゃないんだ、バルコニーを見下ろすと中庭・・・そしてその中心部には二人の女の子が向かい合っている。そう、俺の花嫁候補だ。今日の対戦は?なんて俺はバルコニーから身を乗り出し女の子達をみつめる。明る
    ウォン さん作 [514]
  • 天国と地獄

    親想いの弟は自分の仕事の初任給で父親の為に電動シェイバーを買ってあげた。なんでも使用中は痛みが全くなく産毛まで残さないという数あるシェイバーの中でもなかなか値を張る一品だったそうだ。毎日嬉しそうにそのシェイバーを使う父親を見て弟もご満悦。ある日の夜、家族で食卓を囲みながら髭がいかに残さず剃れるかを語る父親を尻目に母親は眉下の産毛や鼻の下に生えてくる毛について不満を漏らしていた。夕食後、母親はその
    ルカイ さん作 [778]
  • 俺の意志はどこにある?

    皆様ご機嫌麗しく思われます。冒頭で挨拶を交わすのは”俺”バイ・ヤン・キンポウゲ。16歳。普段は”ヤン”で通ってる。これでも俺、王子様なのね。俺の産まれた国”キンポウゲキングダム”は豊富な資源に恵まれた大地肥沃な土地柄で、国での自給自足力もほぼ100パーセントだし、失業者なんてものもいない、むしろ輸出の多い国で外貨は沢山入るから国民からとる税もほんの少しですんでしまう。なんともありがたい国なのさ。
    ウォン さん作 [607]
  • 純情☆乙女川アリス?

    そんなアリスの人生の転機となる出来事。成長期…。アリスの身長は180を超え、それに伴い体重も増加。筋肉がつきやすい体質なのか、肩幅も大幅アップ!男性ホルモンの無駄な頑張りにより、立派なあごヒゲまで装備!「ラグビーか格闘家のトップクラス(第三者談)」と呼ばれる肉体を、高校2年生にして手に入れたのである。ちなみに同級生から付けられたあだ名はは、“ハルク”だった。
    貝うしお さん作 [551]
  • 純情☆乙女川アリス?

    乙女川アリス(本名)は、母親や姉にまさに女の子のように育てられた。服は姉のおさがりを着て、髪にはリボンを付けられた。女の子に間違えられ、誘拐されかけた事さえあった。ちなみにその時は、父・鉄二のドロップキック一撃で未遂に終わる。そんな幼少期をアリスは過ごした。少女マンガに目覚めたのも、ちょうどこの頃になる。
    貝うしお さん作 [522]
  • 純情☆乙女川アリス

    第1章 乙女川アリス生まれて間もない頃は、“天使”と呼ばれた。生まれながらにして、天使の輪を持つ綺麗な黒髪。吸い込まれるような 大きな瞳。アリスは、誰もが将来に期待する程の完璧な…、男の子だった。
    貝うしお さん作 [542]
  • アオイ、そら。12

    4-1 行動その日の帰り道,私は多哀を校門で待ち伏せした。早速奴とお近づきになろうと言うわけだ。夕暮れの,心地よい風の中に微かな夏の訪れを感じられる。その中に,相変わらず1人で奴は校舎から出て来た。『ぐ,偶然!!多哀じゃん!』待ち伏せしてたなんて言えないので,取りあず偶然を装った。我ながら,なんて臭い演技‥。多哀は,― またお前か。と言う冷たい視線を私に浴びせながら無言で歩き続ける。『待てよ!こ
    沖田 穂波 さん作 [610]
  • アオイ、そら。11

    4 行動次の日,登校するなり多哀の前に再び仁王立ちになった。『おい,多哀蒼。』いつものように読書していた多哀は,不快な目を私に向けた。『笑え。』私はニヤリと思いきり作り笑いな顔を見せ付けた。いつも表情のかたい多哀だが,ゆきにいと従兄弟ならば笑顔位,自然に作れると思ったのだ。多哀は意味が分からないと言う風に眉間にシワを寄せると私から顔を背けた。クラスメートの視線が徐々に私達に向けられている。『おい
    沖田 穂波 さん作 [573]
  • アオイ、そら。10

    3-4 ゆきにい『アオイの笑顔を取り戻せなかった事です。』ゆきにいは優しいが故に呪いを明かしてしまったアイツに,かなり責任を感じているようだった。しかし,話は原点に戻る。『約束しました。アイツと。織姫と彦星の呪いを解くと。』またもや私は自分でも驚きの事を言っていた。『私が救います!!アイツも,あなたも。』そう,全ては呪いを解くことで解決するのだ。しかし,『救えませんよ。私だけは。』冷酷にゆきにい
    沖田 穂波 さん作 [657]
  • アオイ、そら。9

    3-3 ゆきにい『朱行様,お時間です。』多哀家の女中が襖を叩いた。『ああ,今行くよ。』ゆきにいはゆっくりと立ち上がった。『時間て‥?』私は,誘っておいてどこかに行くなど失礼な!!とか思っていた。ゆきにいはひらひらと手を振った。『すぐに戻りますよ,薬をね,飲むだけですから。』色白だから気付かなかったが,確かに顔色が良くない。風邪かもしれない。と,私は予想した。五分程でゆきにいは戻って来た。『すみま
    沖田 穂波 さん作 [647]
 
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