トップページ >> 公募投稿作品の一覧
公募投稿作品の携帯小説に含まれる記事が496件見つかりました。
-
残り香 15
どれぐらいたったのだろうか。「歩夢ジャグジー入ろ」「えっ うん」ファーストキスだ!!「あのさ、佐緒里アレだったんじゃないの?」「ウソに決まってんじゃんみんな付き合ってるから、余計お邪魔だから」「佐緒里は、どうして‥いや、何でもない」「……歩夢ってキス初めて?」「うん。 佐緒里は?」「違う」ヤッパリそうだよなーけど、凄く妬ける…。「先に上がるねまた明日」「うん」そうだあづかったメモ、てか濡れてボロ
na+o+ さん作 [550] -
蟻は小さく眠る
ここはどこだろう朝起きるたびに自分に問い質すここは世界のどこなのか天井のシミはどこの世界の家の中にもあるいつもと違うのか?仰ぎ見るなんら変わりはない匂いは…変わらないかなり自分の生まれた国とは違い、刺激臭のある香辛料の香りいっぱいが、この安宿の集団部屋を満たしている匂いは…まいったな…今朝は別の匂いがする女の匂いだ僕は十九歳平均でいえば女の子に夢中な年かもしれないが、そうでもない正確にいえば、女
常丸 耕一 さん作 [661] -
私のなかに
私の中に何人も私がいるのに 気付いたのは いつだったんだろう?最初は 何も感じなかったけど 今大人と言える年になって徐々に わかるように なっててきた。 そして少しずつわかるように なると なぜか自分自身が 怖く感じるように思えて。 あれは 三歳くらいだったかなあ 夜起きると誰もいないのに気付いたっけ。 それで 私は 辺りを見回して 「おかあちやん おとうちゃん いないの」っ
くるみ さん作 [761] -
残り香 14
プールサイドには日光浴が出来るリクライニングの椅子があった。「ミネラルウォーターとって横の棚開けると冷蔵庫あるから」「うん、 はい」「歩夢、その短パンのままプール入りなよ!」「でも…。」「いいから、」「じゃあ、はいろっかな」Tシャツを脱ぎ捨て早速入った。「気持ちいいー」子供みたいにハシャいでいた誰もいないプールなんて入った事なんか無かったから。佐緒里はこっちをみて笑っていた。「気分悪く無い?大
na+o+ さん作 [625] -
残り香 13
隣の部屋にアンティーク調の大きなダイニングテーブルが置かれシャンデリアや大きなテレビやテーブルに合った調度品など置かれていた。「二人だから近くで食べよう」「うん、お腹減ったから美味しそー」「歩夢シャンパンで乾杯しよ」「え いいの?」「もーかたいなーいいのはい、グラス持って」クリスタルのシャンパングラス・中から気泡が縦にあがっていた。「じゃ合宿にカンパーイ」「カンパーイ」「歩夢どう?」「美味しー」
na+o+ さん作 [551] -
残り香 12
「佐緒里さん、佐緒里さん」「多恵さん何?」「お夕食は、何時に用意したらいいですか?」「ちょっと早めでいいよ多恵さんもそれが終わったら、帰って。また、明日いつもの時間にお願いね」「はい、分かりました。」佐緒里「みんなさぁ〜。夕飯食べたら、花火しようよ!沢山買って来たんだ。ね歩夢」歩夢「うん、他も色々あるしね」剛吐「広瀬、お前いつの間に佐緒里と仲良くなったんだ?」美砂「剛吐、そーゆことは、いちいち、
na+o+ さん作 [533] -
残り香 11
亜紀は着替えが終わり、美砂達を呼びに行きかけた。テラスでは美砂の甘い声、剛吐との行為が目に飛び込んできた。亜紀はびっくりしその場を離れみんなのいる応接間へ向かいながら、和馬から亜紀自身への愛情の薄さを感じて少し不安を抱いていた。「和馬ってほんとは…。でも、私は和馬が好き言えない‥怖くて、信じたい。和馬の言葉を……。」そんな事を考えながら、応接間へ。和馬「アーキ、おせーぞ!!」亜紀「あっごめん気持
na+o+ さん作 [560] -
childlife
子供はいつまで子供なんだろう大人になって思い出す親が言う言葉親にとっては子供はいつまでも子供でも大人は時々子供に対して大人を求める父親、母親、どちらに着いていくか決めなさいもう小学生、中学生なんだからしっかりしなさい自分で考えなさいよく考えて行動しなさい子供は大人が思ってるより子供ですそれを忘れた大人が子供に何かを教えたりなんて出来る訳ない子供に大人を求めたら子供の心は歪みます子供は純真無垢誰だ
四苦八苦 さん作 [700] -
凪の緋
この星では特殊な星が見える、この星の住人はあまりそれに気ずかない。そして、その星はとくに朝方と夕方によくみえる、しかもそれは巨大な星だ。まあこの星の地軸の回転速度からいえば、一瞬でしかないが、しかも生物が生きられない灼熱の世界と凍りの世界であり今は他の星に当たらず触らず中に浮いている。だが、物理的に言えばその速度も灼熱も冷凍も一緒であり同じだ。そしてこの星ではその星はこうよばれる恒星と惑星、「太
石森寛章 さん作 [565] -
冬の星座
私ばっかりなんでだろう?そんなこと考えてた。お母さんと2人夜空を見上げる。冬の星座がキラキラ輝いてる。そして今日あったことを振り返ってみる。そういえば学校に行く前にお母さんが 私の好きな甘いタマゴヤキをお弁当に入れてくれたな。風邪をひくからと言ってお母さんのマフラーをまいてくれたな。小さな事でフッと溜息のような笑顔がもれてしまう。朝。そして今日も学校に行った。いつも私は一人学校にいく。「おはよう
あつこ さん作 [539]