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公募投稿作品の携帯小説に含まれる記事が496件見つかりました。
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心の病 第2部
彼氏・友達の支えで働く意志や少し前向きになれた。親からも止められたし、医師からはかなりきつい薬を投薬されていたので止めた。そして働こうと思った。ずっと働いてなかったし、体を慣らすため。1日7時間、週5日。きちんと働けるようになった。これだったら働けると思って、職安に行き職を探した。しかし、何社か受けたが敗退…。やはり病気が企業側から見てひっかかったようだ。その時、辛かった。とても、また少し気分が
モーリー さん作 [540] -
関わりの意図?
少女はひたすらに階段を上った。スリッパが脱げそうになり、上手く階段が上れない。じれったくなった少女は両手にスリッパを持って走った。「はぁ…」二階は静かだった。トランペットの音色はこの上、三階から聞こえてくる。この上に…三階へと続く階段をかけ上がる。階下からは階段をのぼる足音と「ちょっと待ちなさい!」という教師の声が聞こえた。齢14歳と言えども階段を一気に上るのはきつい。最後の5・6段のところで少
ちもみ さん作 [494] -
心の病
2006年夏。それは突然やってきた。今までは私には無縁だと思っていた。半月くらい睡眠が十分にとれなくなり食べ物を見ても美味しいそうに感じなくなりそしてしまいには体が重く出勤時間になっても嫌気をさしてなかなか行く事ができなくなった。「私なんていなくなったらいいやろな」とか悲観的な発言が増えた。うつ病である。まさか私がですか?と思った。それまでの私は積極的に行ったり、何があってもくじけずにできていた
モーリー さん作 [632] -
It forgot
約10年前の話暗い病室に家族が集まっている。彼が来たときには母親はすでに目の前のベットから、天国へと旅立った後だった。 涙が止まらない。止められなかったのだ。ただ、悲しくて ただ、悲しくて溢れる気持ちを、止められなかったのだ。
黒和 さん作 [520] -
せいかとぅ
愛、ねえ恋?夢とか…希望!やめらんないね実際人間やってりゃ誰だってそこを避けて通るの難しいっつう現実あるよねえ〜どう?最近楽しい?だらしない?笑ってる?会話、してる?いや、一応人とね。ホモサピエンスと。俺はさあ虫歯だよ。齲。←ムシバ?健康ってさ、大事よ何はともあれ健康よ。健全な肉体にこそ健全な魂は宿るって昔ばあちゃん言ってたよだからさ、生活しようじゃないか人間的な生活をさ。そのうえでね、こう、空
tomioちゃん さん作 [625] -
関わりの意図?
学校のなかは案外静かだった。少女のはくスリッパのパタパタという音が廊下中に響いた。「じゃあ一階のほうから廻りますね」教師がそう言ったときだった。トランペットの綺麗な音色が遠くから聴こえてきた。それは聞き入ってしまうほど綺麗な音だった。流れるようなメロディー。スラーのかかったなめらかな音色。吹いてる人に会ってみたい。それは瞬間に走った衝動だった。「階段は何処ですか?」気付いたときにはそう訊いていた
ちもみ さん作 [474] -
関わりの意図
少女は顔を上げて目の前にたたずむ建物と向かい合った。 「これが私が通う学校…」 数年前に建てられたというこの校舎はまだ新しい。 横に立つ若い女教師がなにやら言っている。この学校の講師だろうか。一つ一つの動作がぎこちない。「この校舎は三階建てになっていて…えと…」 教師のぎこちない話し方とおどおどした態度に小さく笑ってしまった。「ちょっと!聞いてます?…もういいです。歩きながら説明しましょ
ちもみ さん作 [516] -
雨あがる。けれど、
雨上がり長靴は重い泥が靴底にへばりついて歩くたびに長靴が重い空はさっきから晴れているというのに道は相変わらずふてくされているだから非バランス次第に足が上がらなくなる不安奮い起こしたはずの気持ちも落ち込み消沈歩みを止めてしまうその場にしゃがんで途方に暮れていると再び雲行きが怪しくなりついには雨粒がざぁー!と降り出してみるみるうちに道は濁った川になったそれを遠くから見つめる私は次に晴れたら今度こそ歩
tomio さん作 [706] -
あの雨の日に
「行ってきます」朝、学校に行くのに母に声をかける。いつもの事だが返事はない。私はテーブルに置かれた500円玉を握り家を出る。母は私が中一の頃から急に病弱になり、朝は必ずと言って過言は無い位、床の中。そんな学生生活を6年間続けた。その間、私にも彼氏がいたり、若い頃ならではの切なかったり楽しかったりの生活を送っていた。社会人となった私は結婚を前提にお付き合いしている人がいた。しかし、彼は酒乱で暴れ出
こうめ さん作 [541] -
離婚
離婚。いままで築いてきたものを壊すために紙に必要事項を記入し市役所に提出する。そんな紙一枚で数分で終わる処理。紙一枚では書ききれない思い出や繋がり、努力や忍耐までも終了する。終わってもまた始まる。二人の歴史の精算や、未来の自分へのバツイチの重荷。全てが終われる訳ではなく、相手の家族との距離をとりつつ、ゆったりと切り捨てていく処理。二人の思いは同じで、手を繋いで歩いていたはずなのに、まるで殴りあう
花雲 さん作 [930]