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公募投稿作品の携帯小説に含まれる記事が496件見つかりました。
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確執
はるかな悠かな午後の静けさ西に傾く照もれびがジャングル燦々輝かせ、ひび茶化た辻とほんのり黄を帯び馴染ませます。のどかな長閑な午後の静謐。しかし実は熟期を逸して枯れ身になり、腐るか落ちるか瀬戸際である。そして種こそ泥か虚偽に朽ち果てるか瀬戸際である。いずれも苦吟味わうに相違ない……。
さん さん作 [465] -
〜20年間の心の叫び〜
お母さん お母さん 態度じゃわからないよ〜 私の事見てくれてる? 本当に大好き?ずっと私は母に言いたくて聞きたかった言葉。 私は昭和54年1月に 三女として生まれた 母親の愛情? 私は抱きしめてもらっても常に不安の毎日 お母さんが消えちゃいそうで 捨てられそうで… 小学校中学校に行ってもその気持ちはかわらず 小さな反抗からエスカレ
さき さん作 [980] -
黒竜
東京の真ん中から西に走る中央線だが、夜中になり三鷹を越え郊外に出ると、窓の外の風景も淋しくなり、闇の中に点々と街の光が見え、まるでこの世ではないような、切なささえ覚える。 そんなことを考えながら、ぼんやりと窓のすぐ下の線路を見ると、黒い影が電車と平行して地面すれすれを走っている。 よく見ると、巨大なナマズのようだが、ウロコからして竜だ。黒い竜だ。 ガタンガタンと揺れるたびに、乗客が窓から竜の手
金田七耕助 さん作 [723] -
笑いのすすめ
「笑いのすすめ」悲しい時は笑ってごらん淋しい時も笑ってごらん悔しい時も 失敗して恥ずかしい時も 落ち込んで閉じこもりたい時も どんな時でも 笑うんだ家に帰ってからでもいい笑ってごらん笑いを忘れたら この世は闇になるよ気を晴らす為には 笑う事が 一番の薬なんだよいつも 心のどこかに 笑いの要素を持ってごらん 世の中楽しくなるよ一日一回でも笑おう笑いたい事がなければ面白いお
ヒロ さん作 [665] -
檻からの手紙
今何してる?逢えなくなってまだ一週間…もう一週間か…。あたしはまぁ住みごごちゎ悪くないよ。飯つきだし(笑い)あんたは嫌いな両親の檻に住んでるのかな?心配すんなよ。また助けにいくからさ。暇だから手紙をいっぱい書くよ。返事を待ってる。じゃあまたね アーシャ数日後…。アーシャ手紙をありがとう。私のせいで本当に本当にごめんなさい。私は学校にも行けず毎日部屋でアーシャの事を考えてる…。オレン
天の川 さん作 [818] -
夏模様・その3
短歌」ベランダに あの人蒔いた 朝顔よ 愛と夢のせ 天までのびろ空色の 朝顔咲いた 夏空に 二人の愛を ささやくように夏の夜 うちわあおげは あぁ涼しぃ 風鈴鳴れば 尚涼しぃ
チロ さん作 [822] -
有難う朝顔様
「短歌」朝顔に 願いをこめて 咲かせます 遅刻しないで いけますように朝早く 願いが叶い 咲きました 今日も元気に 励みなさいよ
チロ さん作 [705] -
夏模様・その2 (自己流短歌)
草原に 麦わら帽子 七色の玉 しゃぼんだま飛んだ夏祭り 浴衣姿に うちわさし ヨーヨー釣りに 金魚釣り突然の きまぐれ雨に 待ちぼうけ 赤い蛇の目に お囃子響く
ヒロミ さん作 [693] -
ゴマとチロ
ゴマちゃん ゴマちゃんどうして ごまちゃんなのだって 白と茶色のまだら模様だからよゴマちゃん ゴマちゃんどうして 跳ねるのだって 後ろ足が大きいからよゴマちゃん ゴマちゃんどうして くるくる 回るのだって うれしいからよゴマちゃん ゴマちゃんどうして 人参なんかが 好きなのだって 野菜食べると 頭よくなるからよゴマちゃん ゴマちゃんどうして お目めが まぁるいのあちこち よくみえるためにさゴマち
ヒロミ さん作 [832] -
感謝のきもち
生まれた時から父はいません。生きてるのか死んだのか、わかったのは十三歳のとき。近くにまだ一人で暮らしている事はわかったものの、逢いたいのか逢いたくないのか、自分の気持ちが分からなかった。母のことを思うと、父に逢いにはいけなかったし、父の話しすら出せなかった。父親がいなくてこまったことはない。悔しかったこともない。だけどいま。自分が母親になろうとしている今。あなたに逢いたいと切に思う。なんでだろう
あゅみ さん作 [653]