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公募投稿作品の携帯小説に含まれる記事が496件見つかりました。
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二人がいたとき。 上
私はごく普通の中学02年生のI。いつもどおり学校行って、勉強して友達としゃべって部活で走る。友達とも遊んで、お互い恋をする、いっぱいお喋りをする。こんなふうにいつも一緒にいたMとSチャンと部員の友情関係の話。−−−02年生 春−−− 「M〜Sチャン〜久しぶり〜クラス替えでてたぁ??」「ううん。まだぁ!同じクラスなれたらいいけどね〜!」「うん!!」 そうやって、はしゃいで3人でしゃべっているとクラ
Wish さん作 [740] -
夢の絆のノート
ね〜聞こえてる まだ泣いてない 離ればなれの絆だけど もう逢えない運命だけど 君は心に確かに僕の中にいるんだ 誰も邪魔されたくないよ 気持ちの中だけは 運命を呪ったりもした 君を信じられない時もあったでも全てを受け入れられるよ今なら だから二人は別れたんだよね君は僕を想い僕は君を想い そうなんだ 二人だけが知ってる絆があるんだ 涙は消えないよ 胸が苦しみと寂しさと暖かさで 助手席誰のため
黒 さん作 [617] -
母が想うこと・8
それは、カード式のプリペード携帯だった。見るからに新しい。『そんな高いもの、貰えるわけないでしょ』『翔子も貰ったって。』私は疑問を感じ翔子の家に電話した。『うちの娘がお宅のお嬢さんから携帯電話をもらったそうなんですが、そんな高価な物は頂けないのでお返ししようかと…』結論は、そんなもの知らないしあげた覚えもないという事だった。もう一度繭を問い詰めた。『これどうしたの?』『買った』『お金は?』
優輝 さん作 [672] -
母が想うこと・7
私は、繭に昨日の事を謝った。顔のあざが痛々しい。他人の家で生活するのに、飽きたのか不自由を感じたのかわからないが、一日中部屋にこもっている。三学期もとうに始まっている、そんなある日『明日から、学校行くよ』『はっ?まじ?えらいねぇ。ママうれしい。』私は涙を流して喜んだ。次の朝、早起きして朝食のしたくをする。繭は起きてこない。起こしに行くと『昼から行く』私は、それでも行ってくれるならいいと『じゃあ起
優輝 さん作 [613] -
母が想うこと・6
食事を終えて、家に帰る。やっと繭が戻ってきた。今日は、そっとしておいてあげたい。私はそう思い何も言わずに、部屋に連れていった。父親が出てくる。『どこ行ってたんだ!』私は、何も答えない。(今日だけは何も聞かないで。)心の中で叫んでいた。しかし『どこに行っていたと聞いてるだろう!』父親は声を荒げた。私は仕方なく『警察です。繭が補導されたものですから』『ほらみろ。お前がちゃんと連れて帰れば、こんな事に
川上優輝 さん作 [749] -
母が想うこと・5
家に帰り父親の帰りを待つ。『繭は?』『すみません。帰らないと言うものですから』『お前が甘やかすからこんな事になったんだ。』と叱咤される。言い返す言葉も見つからない。私は自分を責め続けた。真夜中、けたたましく電話がなった。『警察ですが、繭さんはお宅のお子さんですか?』『はい。繭が何か?』『シンナーを吸っているところを補導しました。今すぐ署の方に来てもらえますか?』『えっ?繭がですか?すぐ行きます』
川上優輝 さん作 [759] -
母が想うこと・4
本人は全く悪い事をした覚えはない。それは当たり前だろう。まわりのやきもち、嫉妬心からなのだから。それを、私自身わかってあげようともせず、『おまえが悪い』と責め続けたのだ。親の顔も見たくなくなるのは、当然だろう。繭は、とうとう朝まで帰って来なかった。どこにいるかもわからないまま。私は仕方なく学校に相談し、近隣の同じ不登校の子供達のたまり場を片っ端から、尋ねて回った。 三日後、繭
川上優輝 さん作 [704] -
母が想うこと・3
繭は、携帯を持ってなかった。父親の方針である。私は、それでは可哀相だと私の携帯でメールする事だけ許可した。 一日中部屋にこもって携帯をいじっている。ある日『友達と遊んでくる』『どこに?誰と?何時に帰る?』『どこでもいいじゃん。うるさい』となかば強引に、出掛けて行った。私は怒りで家中の食器を辺り構わず投げ付けた。それから何時間がたっただろうか?夕日が、割れたコップやグラスに映っている。虚しく一人片
川上優輝 さん作 [867] -
母が想うこと・2
それから、しばらくして学校の三者面談の日がやってきた。 繭は相変わらず学校には行ってない。『繭さんどうですか?』『お友達に仲間外れにされてるみたいで』『そうですか。こちらでも調べてみます』『よろしくお願いします』 私は家に帰り、繭に詰め寄った。『学校行きなさい!』二学期の終業式だけでもという思いで。 繭はしぶしぶ『わかった』と。終業式の朝、学校まで送って行き私は仕事に向かう。二時間もたたないうち
川上優輝 さん作 [700] -
母が想うこと
それは、ある日突然はじまった。中学二年の繭は、『今日学校休む!』 『はっ?なんで?』繭は無言で布団の中から出て来ない。私は『わかった』父親には『おなか痛いんだって…』と嘘をつく。繭は、明るくて元気のいい至って普通の女の子。ちょっと元気が良すぎて、学校からは、《はねっかえりもの》と思われている。友達も多く、それだけが自慢で学校を休む事など、考えられなかった。父親は仕事に行き、繭に事情を聞いてみる。
川上優輝 さん作 [646]