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公募投稿作品の携帯小説に含まれる記事が496件見つかりました。
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僕らがいる日常。 二話 その2
それから一週間があっという間に過ぎた。今日は文化祭1日目。 「崇君、崇君。見てください!ダ―ツですよ!あ、こっちにはゲームが有りますよ!」 「そんなに焦るなよ。」…そして文化祭は、終わりへと進む。 「楽しかったですねー(笑)」 「そうだね。特に崇がお化け屋敷で声あげた時は、涙が止まらなかったよ。」 「めっちゃ笑ってたじゃねーか!(怒)」 「……皆さんちょっと。」 「何だよ啓太?」 「今、泣きなが
AIPER さん作 [885] -
僕らがいる日常 その2
……新学期を迎え、宿題が終わってないだの、タイムマシンが欲しいだの、夏休みのを惜しむ話題で盛り上がる生徒で教室は、埋め尽くされる。そう。僕らは本当の日常に帰って来たんだ…… キンコンカンコ―ン… キンコンカンコ―ン… 「今日は始業式だけで助かりましたね(笑)」 「本当だよ。崇が宿題やらなかったから、俺らまで宿題出来なくて。」 「…おい?待てよ。お前らが挫折したせいだったろ?」 「そんなの
AIPER さん作 [718] -
負け犬コーポレーション 一話 その4
「試したってのか!」「小高さん。ライオンとハイエナ、どっちが強いと思いますか?」「そりゃあ、ライオン…」「でもね、多分十匹のハイエナにはライオンは勝てない。僕らがやろうとしていることも同じ。No.2を集めてNo.1を倒す。」「倒すってどういうことだ?」「倒すんじゃなくて、超えるだな。No.1にできないことをNo.2が協力してやり遂げる」俺は覆面男の胸ぐらを離した。「興味があれば、一週間後、そのチ
とあるムチャブリ先輩 さん作 [778] -
負け犬コーポレーション 一話 その3
「N2?会社の名前ですか?」「まあ、略称ですね。No.2を略してN2。…会社の説明の前にあなたの経歴を確認しますと…コンクールに応募した作品が最終選考まで残ったが、落選してフリーターとなる。」「(ここまでスラッと言われるとむかつくな)」「単刀直入に言います。」「…何すか?」「この、負け犬が。」俺は気づいたら覆面男の胸ぐらをつかんでいた。「このふざけた覆面野郎!俺がどんだけ苦労して書いたと思ってん
とあるムチャブリ先輩 さん作 [743] -
負け犬コーポレーション 一話 その2
ドアの隙間から外を覗いてみると、覆面にサングラスの男が何か叫んでいる。「やばい。なんか嫌な予感がする」警察に電話をしようとしたとき、覆面男は叫んだ。「あなたの作品、うちで出版しません?」夢を捨てた俺に、もう一度チャンスがきたのかもしれない。俺は急いでドアを開けた。覆面男は遠慮もせずに入ってきた。「有川梅助さんですね。」「そ、そうですが…」「ちょっと、家の中拝見させてもらいます」「えっ、何するんで
とあるムチャブリ先輩 さん作 [727] -
負け犬コーポレーション 一話 その1
「あー!何もかも馬鹿みたいだぜ!」大学4年の俺、小高南助はアパートの一室で1人叫んでいた。ここ最近は、就職難で仕事につけない若者が増えている。俺も今は仕事がないのだが、それには深い理由がある。俺は推理作家に子供の頃からなりたかった。いろんなトリックを考え続けて考え続けて、原稿用紙に書き続けた。。そして、一週間前。「このミステリーがやバス」の最終選考に奇跡的にも残った俺の作品「スタルチュラの卵」が
とあるムチャブリ先輩 さん作 [731] -
僕らがいる日常。その2
崇が着いた時には、もうみんな来ていた。 「…遅い。俺より遅いとは、人間の境地を越えてるよ。」 「それは自分が、人間以下だと認めてる様なもんだぞ。高城秋彦君?」 「俺までが人間だから。」 「まあまあ、行きましょう。二人共。」「仕方ないよ、俊介。二人はおしどり夫婦何だから。じゃれ合うの位許してあげよう。」 「何で俺がこいつとおしどり夫婦しなきゃならん啓太!しかも、俺もこいつも男だ!」 「分かってます
AIPER さん作 [721] -
僕らがいる日常
……あんなに鬱陶しく感じていた雨が、こんなにも恋しくなった8月。夏休みも半分が過ぎてそろそろ宿題に手を出す決意をして、すぐ寝たそんな日常……それも今日で終わる。 「…し。…かし、崇!」 「うわ!なっ何?」 「今11時何だけど?」 「今は、夏休みだよ?母さん。」 「明日は学校!いい加減に乱れた生活習慣を直しなさい。」 「分かった。分かったので寝むらせて。」 「何言ってるの!今日は、秋彦君達と宿題を
AIPER さん作 [781] -
raining
決別の日は 雨だった地面を叩きつける程に強く 激しくそれは正に 終焉を迎える日にそぐわしい日となった別れの理由…あなたは知らない私なりの美学だった猛烈な嫉妬心愛のカケラもない冷めた態度何より あなたといると疲れてしまうあなたといると 哀しくなるあなたは 気づいていたのでしょうか?私の中に常にあった‘闇’を…どうしようもない 行き場のない思いをありがとうさようならあなたは私の光でした
サクラ さん作 [1,121] -
再開……(誕生日)
「誕生日」と聞いて嬉しいものなのか。 ふとA美は尋ねた。産まれてきたその日を祝ってもらう日は楽しい他ない。しかし、養女であるA美はB子と違い、実の母親を知らないでいた。 そう考えると「誕生日」の意味を尋ねるのもわかる気がする。でも、あの事が起きるまでは………良美はとある高校で、体育教師をしていた。中でも特に体操専門彼女は昔、器械体操の国体選手だったからだ。いつものように職員室に戻り、卓上の書
めだかのか さん作 [809]