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公募投稿作品の携帯小説に含まれる記事が496件見つかりました。

 
  • 恋、おおき一年間8

    アイトは優しい。それは妹だけではない。学校でもだ。 そのせいか、女子からは人気がある。だがアイト自身からは歩みよらない。 真名も、その優しさがある故にアイトに近付いたのだ。 アイトが二年生になって間もない頃の5月のある日の放課後のこと。 「ちょっといいかしら?」 正門で、近藤真名が立っていた。 「俺か?」 「ええ ちょっと話しがあるの…」 (なんだなんだ 俺、何かしたか? ってか誰だ?)
    烏稼啄 さん作 [766]
  • 恋、おおき一年間7

    「いらっしゃいませっ! 何名様ですか?」 「3名です」 と、真名が愛想よくいう。 (今、気付いた。こいつ俺と話すときだけ上から目線だな) 「こちらへ どうぞ」 席に座りメニューを見る。 「う〜んと このオムライスしようかな〜」 と真名が悩んだあげくリゾットにしたのだった。 ちなみに兄、アイトは日替わりランチを 悠佳はパスタにした。 その後、本題には入らず 別の話しをしていた。 料理を食べ終え
    烏稼啄 さん作 [781]
  • 恋、おおき一年間6

    二人は驚いた。 だが、嫌ではなかった。二人とも。 「行くか?」 と兄、アイトが 「別にいいけど」 三人はファミレスへと向かい歩いてると真名が急に 「そういえば、名前言ってなかったよね…… 近藤真名よ」 「あっ 川澄悠佳です」 「川澄君とは、クラスが同じなの」 「そうなんですか…」 (やっぱりクラスメイトか) と悠佳。 「さきに断っておくけど、川澄君を何とも思っていないから」 (そう、きっぱり言
    烏稼啄 さん作 [670]
  • 恋、おおき一年間5(あいと目線)

    電車が来ない。 「遅いっ!」 するとホームからアナウンスが鳴り響く。 「えー ただ今、〇〇駅にて人身事故のため………」 「だとさ」 「もういい、行くよ」 「どこに?」 「決まってるでしょ」 「川澄君の家よ」 「いやいや まずいって きっと妹、家にいるし」 「妹いたの? 女の意見も欲しかった所なのよ」 そういうのと同時に急いでホームから出ていった。 兄、アイトは… (こいつに妹を会わせてはいけ
    烏稼啄 さん作 [644]
  • 恋、おおき一年間5(ゆうか目線)

    ゆうかは、すぐに電話をかけ直す。 だが中々、でない。 「う〜ん でない… また電話くるでしょ、きっと…」 そういうと着替えなどし玄関を出ようとするとドアが開いた。 そこには兄、アイトと真名がいた。 「あっ!」 すこし驚いたのだ。 「早いのね? 帰ってくるの」 「ああ、電車が使えないからな」 「ふ〜ん だから家に女、連れてきたの?」 「人聞きの悪い言い方するなよ 行く所ないんだよ」 「はいはい
    烏稼啄 さん作 [630]
  • 恋、おおき一年間4(ゆうか目線)

    「なんで私の写真が?」 当然の疑問だ。 「それに一枚だけで、そのままということは…」 ちょっとだけ考えるも… 「あ〜わかんない でも、お兄ちゃんが私の写真を持っていたということぐらいかな わかったことって」 もうすぐ12時だ。 「友達と買い物しに出かけよ 明日の服とか買いたいし」 ゆうかは携帯を取り友達に電話をかける。 「あっ もしもし加奈? 今から市内で服とか買いに行こうって思ってるんだ
    烏稼啄 さん作 [667]
  • 恋、おおき一年間4(アイト目線)

    二人は切符を買いに行く。 「え〜っと 確か540円だったな」 財布から小銭を取り出した。 「小銭、足りないし… 札を使うか」 「んふっ よくあるよね 小銭が足りないっときとか」 そういいながら彼女は財布を取りだそうした瞬間! 「あっ… いいって俺が出すよ!デート代の普通は男が出すし」 「そう? 私からデートの練習をしてほしいって頼んだし…」 「いいって、いいって」 アイトは二人分の切符を買い
    烏稼啄 さん作 [671]
  • 恋、おおき一年間3(ゆうか目線)

    兄が出かけた後、ゆうかは朝食を食べにリビングへ行った。 「今日も、また こった料理ね 私には作れそうにない気がする」 毎日の朝食は兄、アイトが作っている。 その後、黙々食べ 後片付けをしてテレビを見ながらくつろいでいると電話が鳴った。家の電話だ。 ゆうかは電話に出るため受話器を取る。 「はい もしもし」 「あっ オレ、オレだよ! オレ」 「そんな詐欺には、かかりませんから!」 ガチャッ 「
    烏稼啄 さん作 [657]
  • 恋 おおき一年間 3(兄、目線)

    翌日、土曜日の朝9時の事だ。 「さてとっ 行くか」 「う〜ん どこいくの〜 お兄ちゃん?」 「ちょっと……な」 「へぇ〜 デートなんだ〜」 「そんなわけないだろ」 驚いた感じで。そう言っった。 「そうよね〜 お兄ちゃんって、彼女いないもんね」 「彼女なんて、いらねぇーよ 今は…」 そうアイトは言い。靴を履き家を出る。 ちなみに両親は金曜日以外、ほとんど家に居ないのだ。つまり兄妹、ほぼ二人暮ら
    烏稼啄 さん作 [708]
  • 恋、おおき一年間

    帰っている途中、兄の友達に会った。 「アイトじゃないか 久しぶりだなぁ」 どうやら中学時代の友達らしい。 「…カイ……」 「ああ……そうか あれ以来だったな 会うのは」 (あれ以来って…何だろ?) 「ところで、おんぶしてるの彼女か?」 ニヤニヤしながら聞いてくる。 「ば〜か 違ぇーよ 妹だ」 「はぁ!? お前に妹なんかいねぇーだろ そう隠すなって… あっ 早く帰らねぇーと ドラマが始まるじゃね
    烏稼啄 さん作 [644]
 
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