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日記の携帯小説に含まれる記事が2147件見つかりました。
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光と影
私の目にはオリンピック選手は痛々しく映る。テレビを観ると国民性で応援してしまうが…肉体を酷使するが故に、内蔵をボロボロにし、国の期待を背負って挑む精神力に頭が下がる。選手が抱え込むプレッシャーが、いかなる重圧か想像するだけでも鳥肌が立つ。戦場に向かう兵士のように私の目には映る。お国のため家族の名誉のため。応援してくれる人々のため。力いっぱい頑張ります。怖いよー苦しいんだよー 本当は逃げ出したいん
へのへのもへじ さん作 [520] -
止まってほしい
初めて、人を愛しました。初めて、人に愛してもらいました。初めて、幸せを知りました。初めて、温もりを知りました。出来れば、愛する人の側にずっと居たいの。側にいれる時間は、いつも早く過ぎて行くの。1分が1秒以下で、1時間が1分位で…。時間なんて気にしないで、貴方と死ぬまで一緒に居たい。貴方はいつも…、私に自分の心をくれる。その心は凄く暖かくて優しいの。壊れて粉々な心しか持ってない私には、いつも苦しく
アイ さん作 [427] -
ナナコへ
キミが初めて家に来たとき、風邪をひいてたよね。 キミはとてもおりこうさんで家族みんなを愛してたよね。それから、チロが仲間入りしてよくケンカをしていたね。 どんどん大きくなってキミはとても臆病で人がくるたびに吠えていたね。キミは病気しがちで子宮のオペの為、入院してた時、弟と2人でお見舞い行ったとき麻酔効いててもフラフラした足取りで喜んでくれたよね。 夏には家族みんなで出かけたりキミが若かった頃には
ミザリィ さん作 [525] -
大人になるということ
死にたいと思うこと、しょっちゅうある。死にたい=逃げたい生きていれば逃げたいことはたくさんある。究極の“逃げ”は“死”。気が落ち込んでる時は、こんなことを考える。そして、なんとか負の堂々巡りから抜け出した私は、鏡の中の自分に言い聞かせる。「逃げちゃだめだ。」これまで何回もそうしてきたし、これから何回もそういうことがあるだろう。そうして、いつの間にか気にならなくなるのかな…なんとなく、こうして大人
咲 さん作 [796] -
ある夏の日
空気が薄いような気がするこの暑さそれもいいんじゃない?夏を知ることが冬を知ることに繋がることをあたしは体で実感してたけどまだ甘えていたくて暑いよって何度も言ったアイス買って来てよ〜って言ったりした母さんは、冷蔵庫にあるから自分で出して食べなさいと言ったそれじゃないやつがいいって小さな声で言ってみた母さんは仕事に出掛けていなくなって仕方ないな〜がまんするかぁ、あたしは冷蔵庫のアイスを食べた何だって
キイトイ さん作 [520] -
残りカスの遺伝子
俺は小さい頃から…いや、産まれた瞬間からカスだった。顔立ちもいい、性格もいい、誰からも愛され、全てが好転する兄貴とは違って、俺はいつも…一人だった。でも可哀想な奴でいたくない。同情はいらない。俺はいつも笑顔でいた。何も悩みがないかのように思われたくて。ずっとずっと、笑顔を作ってきた。今はクセになってる。「笑顔」が俺を隠す。いつも、はみ出し者で、ゴミのような存在だった。俺は俺を守るために、一番つい
夕(ゆう) さん作 [565] -
親父狩り〜東京職業探求結果〜【親父狩り狩り】
「いいから金出せや」親父狩りを生まれて初めて受けている。知らない奴にオッサン呼ばわりされて…他の四人はうすら笑い。「はぎとれよ」「きゃははは」だんだん腹が立って来た。俺にナイフを突き付けていた男が俺の服をまさぐっている。財布を探しているのか…男の注意がそれた。男のナイフを持つ手の親指の下に自分の親指を押し当てもう片方の手で手首を掴み体を捻りながら体重をかけてやる。男の手からナイフが離れた。そのま
難波 五郎 さん作 [468] -
親父狩り〜東京職業探求〜【ネットカフェの陣】
最近仕事を辞めて地元で仕事を探していたが見つからず…「こりゃ他県に行くしかないかな…」悩んだ末、東京で職探し…宿は…まぁ二、三日だからネットカフェでいいかと夜行バスで旅だった。東京について速ネットカフェで陣取り面接へ行く。某部品組み立て工場へ行き面接を受け陣へ帰還。合否を待つ。その日の夜、深夜二時頃無性に腹が減りコンビニまで買い出しに行く。歩いて数分コンビニ着……コンビニの前には数人の人影。まぁ
難波 五郎 さん作 [421] -
記憶
あーぁ…頭の中は今までの出来事がメリーゴーランドみたくぐるぐる廻ってるよ… 楽しかったことより、泣いたこと、苦しかったことの方が多いよ。公園のブランコで星空を見てきたら無数の星たちがあたしの記憶を呼び起こすの。苦しかった出来事ばかりを… 今、すべての記憶を消し去ることが出来たらどんなに楽になるだろう… 何もかもをリセット出来たらどんなにすっきりするのだろう… 逃げてばかりの発想。 でも抱えきれな
ミザリィ さん作 [424] -
不良お父ちゃん No.2
僕が中学生になる時3つ違いのお兄ちゃんは高校受験を迎えていた。元々勉強好きで頭がいいお兄ちゃんと元気と無邪気が特長の僕とは言わば正反対だった。勉強もよく教えてもらった。小学生の頃は元気な可愛い子で売っていた僕が少しリードしていたが、中学生ともなると、次第に勉強が出来るお兄ちゃんへと周囲の目も移って行った。〜そして受験勉強〜兄『テレビの音小さくして』僕『聞こえへんやろ、こんなに小さのに』親『こらケ
こうちゃん さん作 [545]