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日記の携帯小説に含まれる記事が2147件見つかりました。

  • 長い夜 短い朝

    そうして私は眠れなくなった。別にあの人のことを考えようとしているわけではないのに。嫌なとこもいっぱいあったはずなのに。思い出されるのはいいとこばかりだった。あったかくて大きな手とか。寂しい時に抱きしめてくれたこととか。手を繋ぐと何よりもホッとしたこととか。幸せな思い出は心地よくて、悲しいのに思い出さずにはいられない。愛のために死ぬ人がいる。失われた愛のために。自分には絶対ありえないと思っていたけ
    シープ さん作 [320]
  • これまでの5年間…

    【緊急募集!】カウンタースタッフ、私服、交通費支給。寮あり。詳細は面接にて。×××−××××−×××         北川 時給 1200〜  ぼーっと求人誌を読みながら、そんな記事が目に止まる。 「1200円かすげえ!」 その時は職務内容よりも、金額に目をひかれ僕は、早速応募した。ドキドキしながら、紙面にのっている番号に電話し、たいて予定もないので早速その日に面接となった。
    さん作 [364]
  • 風邪っぴき

    いつもシャイな彼だけど慌ててやって来て、ドタバタ格闘してるらしいキッチンからの音が微笑ましいビタミンCいっぱいだよって、ジュースを作ってくれて、おかゆを作ってくれて栄養ドリンクが山ほど買ってきてあって…おでことおでこで熱の確認 ふー…熱がなかなか下がらなくて苦しくて辛いケド 何も言わずにワガママ聞いて必死にお世話をしてくれるから たまの風邪も悪くない、かなでも、風邪をうつせないから、ちゅーも出
    ゆき さん作 [623]
  • ごめんね…?

    今回のことで、耕くんがすごく私の事を愛してくれてると分かった。私は、耕くんの言葉で生きなきゃと思った。生きて償わなければならないと思えるようになった。生きていたら、いつかあの子がまた私と耕くんの所に帰ってきてくれる…今はそんな気がしてる。 耕くんは今も私の隣で誰よりも私を愛してくれている。 私も耕くんを世界中の誰よりも愛しています。 これからも、何年経っても耕くんだけを思って生きていきます。
    あや さん作 [396]
  • ごめんね…?

    「お前あほか!安静にしとけ言うたやろ!お前がそんなんして誰が喜ぶねん!」耕くんは私を叱ってくれた。「…死にたい」私は泣かないように我慢しながら言った。「お前…もっと周りを考えろ。お前が死んだら俺はどうすればええねん」 「……別れよう……耕くん……」涙が押さえきれずこぼれた。耕くんは、私を抱き締めてくれた。「別れない…そんなん嫌や…俺はあやが無事だっただけでよかった。こう言うたら誤解されるかもしれ
    あや さん作 [344]
  • ごめんね…?

    医者は安静にと言ってたけど、どうせ死ぬつもりだからと私は黒い服に着替えた。そして、お寺に行こうとしたその時、耕くんから電話がなった。「……はい。」「今そっちに行きよるから」私はビックリした。「仕事は?」「そんなん早退した。仕事よりお前が大事」私は今から死ぬつもりだったから、今からこられても困ると思った。「私は大丈夫だから。仕事戻らないと……」「あほ。仕事が手に着くか!それにお前今から出かけるつも
    あや さん作 [347]
  • ごめんね…?

    すると、耕くんは私の声を遮るように大きな声で言った。「俺はあやが無事でよかった…俺はあやが一番大切だから。あやが死んでたら、俺も生きていけないよ…だからそんなこと言うな…」私は自分が情けなくて仕方なかった。一番大切な耕くんを傷付けてしまった。その人の授けてくれた子どもの命を奪ってしまった。私は、お寺に参ってちゃんと供養してから、死んで償おうと思った。「…耕くん…仕事に戻らないと。これ以上迷惑かけ
    あや さん作 [368]
  • ごめんね…?

    「…俺、今日の朝仕事にいこうとしたら、何もしてないのにいきなり靴のチェーンが切れてん…その時、お前の身になんかあるんちがうかってふと不安になったねん。でも、急いでたからその時は電話せずに仕事に行ったんや…。昼休みに何度も電話したんやけど、お前出ないし…気のせいやと思って仕事してたんや……ごめんな…俺が朝に電話しとけばよかった…仕事行くなって言えばよかった…気を付けろって言えばよかった…ごめんな…
    あや さん作 [341]
  • ごめんね…?

    私が話をしてる間、耕くんはただ黙って聞いてくれた。時々鼻をすする音が何度も聞こえたから耕くんが電話口で泣いているのが分かった。「…そっか……お前は大丈夫なんか?もう痛いとこないんか?…あかん…俺、頭のなか真っ白になってもた…俺が悪いんや……俺が…」そう言って耕くん声が途切れた。泣き声を必死に押し殺しているのが分かった。私は、耕くんの言ってる意味がわからなかった。「何でも耕くんのせいなん?……私
    あや さん作 [345]
  • ごめんね…?

    「耕くん…ごめんね…赤ちゃんダメになっちゃった」すると送信して直ぐに耕くんから電話がかかってきた。私はかなりビックリして電話にでた。「あや、何があったんや」耕くんは凄い勢いで聞いてきた。「どうして?仕事中じゃないん?」私は不思議に思った。「仕事中やで。今急いで外にでてきて電話してる。さっきお前のメールが着たんや。電波ないから届く筈ないのにお前のメールが届いたから俺ビックリして。どういうことや!何
    あや さん作 [336]
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