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エッセイの携帯小説に含まれる記事が2019件見つかりました。
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地獄の3年間
小学4〜6年までの担任と過ごした3年間、本当に地獄でした。自分の気持ちを殺すことで、心を空っぽにし、なるべく何も感じないようにすることを覚えました。抜け殻みたいな人生の始まりでした。あぁ、出会いたくなかった。出会わなかったことにしたい。 よく、多重人格障害にならなかったものだと思います。 いじめや虐待に長くあいつづけると、多重人格障害(解離性同一性障害)になるケースもあるそうです。 自分の中に
一 美命 さん作 [436] -
家庭科の先生参上?
この担任は私と出会ったことで、人間として、教師として成長できたのか?まぁ、普通は成長しそうなもんです。3年間も、同じクラスの担任だったのですから。 当時だとなかなか出会えないかったであろう、登校拒否児と出会えたわけですから。教師としていい経験になったということを信じたいです。 小学5年生のある日、朝、学校に行くのを渋っていると、母が無理やりあの地雷原か戦地のような学校に連行しました。今思い出す
一 美命 さん作 [303] -
三者面談
前述したお馬鹿系の彼は、体力派と言えばいいのかな?私が廊下を歩いているとき、ボディアタックをされたことがありました。廊下の壁に頭を強打しました。当たり所が悪ければかなりヤバイ状況だったのかもしれません。 何せ、当時の私の倍以上の体重がある人からボディアタックされるんですよ、ちょっとした交通事故みたいな感じでした。 学校の廊下でさえ、細心の注意を払いながらしか歩けということなのか?どんな学校だ!
一 美命 さん作 [277] -
ワーキング・プアからの脱出 17
僅か1ヶ月の間でしたが、モノクロ機から離れ、カラー機の開発現場を見る事ができて非常に勉強になりました。この会社は、市場に於いて、モノクロ機の評判は非常に高く、カラー機の評判は好ましいものではありませでした。モノクロ機だけを評価している時は、『こんなに素晴らしいモノクロ機を作るメーカーが、何故カラー機の評判が良くないのだろうか?』と、不思議でしたが、カラー機の開発現場に入って仕事をして、その理由が
楽園 海風 さん作 [0] -
虫…こわい〜あかずの窓〜
家を建てた時そこは、近所に一件家があるだけの原っぱだった。 引っ越したのは秋だったから2ヶ月もしたら雪景色になってしまうけど春にはさぞかし綺麗だろうとワクワクしていた。 そして春。 新しい風を入れる為二重サッシの内側を開け外側の窓を開けようと右手を鍵に左手を窓のサンに置いた時……左手の指先にポコポコした固めの手触り……。 何?恐る恐る目をやると窓のサンと横に越冬で動きが鈍くなった色とりどりの
WA-KA さん作 [436] -
人間じゃない?
私がいじめられっ子の頃、いじめっ子側は、前述した超頭の回転のいいヤツ《知能犯タイプ》と手下となってロボットの様に操られる《実行犯タイプ》の2タイプの男子たちがいました。 ?1は勿論、前述した《知能犯タイプ》のヤツです。カリスマ性があり、なんだか憎めないけれど好きにはなれないヤツ。 実行犯タイプの事実上?2のヤツがいかにも意地悪そうな人相なんだけど、女子の間でもカッコいいとか思う人もいてちょっと
一 美命 さん作 [296] -
お馬鹿系
ある日、発熱のため、体育の時間を見学していました。その時、ある男子生徒も見学をしていました。 クラスの中でもかなりお馬鹿な感じの男子生徒でした。私が、机に伏せていると、肩に乗ってきました。私は背の順で1番前と背は低く、かなり華奢な体型をしていました。 私の肩に乗ってきた男子は、背は私より30cmくらい背が高く、体格もよかったので、私は、腰が伸びなくなり、またもや、病院に行き、レントゲンを撮る際
一 美命 さん作 [296] -
卒業式には刑事が出席?
中3のある日、数学のテストがありました。普段、ヤツは授業をエスケープしていましたが、テストの時、問題を一瞬見ただけですらすら答えていくではありませんか。 それも大きな声で答えを読み上げていくのです。私は思わず、その答えをテスト用紙に書いてしまいました。 ヤツはそんなことをしでかしてしまったので、教室から追い出されてしまいました。 その後、テスト用紙が返ってきた時、彼が答えた問題は合っていました
一 美命 さん作 [300] -
すごいヤツ?
ある日突然、○○菌と人をばい菌のように呼ぶ、いじめの標的にされてしまいした。 正直、きついです。何故こんな扱いされるのか分からないのです。無視、暴力、どんないじめも辛いのですが、言葉でのいじめは耳から離れなくなります。家にいても、耳を塞いでブルブル震えることさえあります。 いじめのボスは顔も頭もいい、スポーツ万能のあいつでした。自分で手を下すことは一切しない。みな手下に命令してやらせて、自分は
一 美命 さん作 [306] -
ワーキング・プアからの脱出 16
この現場でも、実にユニークなキャラクターの持ち主に出会いました。その小父さんの風貌は50歳を少し超え、垂れ目に口髭、オールパックのヘアスタイルで、とても日本人には見えませんでした。まるで、怪しげな麻薬密売のメキシコ人に見えました。現に、小父さんの話では、アメリカの入国審査でヒスパニックに間違えられて別室で長時間の取り調べを受けたそうです。パスポートを見れば一目で日本人と分かった筈ですが、そのパス
楽園 海風 さん作 [1]