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エッセイの携帯小説に含まれる記事が2019件見つかりました。
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僕
「こんにちわ」と3才の僕が言う。「お利口さんだねぇ。」と、みんなが言う。「サンタクロースはいるんだよ!」と、6才の僕が言う。「お利口さんにしてる子供には絶対来るよ!」と、みんなが言う。「嘘をつくと、地獄に行っちゃうんだよ。」と、12歳の僕が言う。「そうだね」と、母が言う。「ヒーローになって、悪い奴をやっつけるんだ!」と、18歳の僕が言う。「何、言ってるの?」と、母が言う。「おじいちゃんはお星様に
花雲 さん作 [649] -
青い柿の種
一粒、二粒、三粒 …。いつからだろうこんなにこの粒を口にするように なったのは? あっ少し効いてきたかな…? 二十代 周囲の期待通りに社会のレールをみごとに脱線し少し大ゲサだが人生のパリ・ダカに挑戦したのだ 道なき道を進み心半ばにして挫折するそんな時パートナーにも見放され自分自身さえも信じられず生きることにも疑問を持った毎日 そんな折 出会ったのが 青い柿の
消灯ボーイ さん作 [365] -
ココロ
好き…愛してる…きみにはどんな気持ちがあるの?頬に手をあてて、きみの気持ちを確かめてるダメ…いいの…?頬に手をあてた、親指をそっと口びるにふれ、胸のドキドキを押さえながらきみの瞳を見つめる…好き…?キライ……ねぇ…ココロを凍らせて私だけを…その氷の中に私をうめて…
サリー さん作 [336] -
癒し
ピンチが来たとき、弱り果てた私に、友人、知人からぬいぐるみや癒しグッズが届いた。有り難かった。いい大人でも、優しい表情のぬいぐるみや、感触がふあふあなクッションや、いい香りの品物に充分癒されるものです。弱ったとき、心根の奥底で幼いころから変わらないあどけない自分が泣いています。荒波にもまれて生きて来た今現在の私が、一番守りたい自分に戻り、辛いよと悲鳴をあげているのです。弱り切っていても、幼いころ
ゆき さん作 [380] -
死なないで・・
「死にたい・・・」ポソリと言った貴方の言葉。どうして・・?貴方が死んだら私は・・悲しい・・・。死なないで・・お願いだから死なないで・・。貴方が死んだら私も死ぬ。だって大切な人を一気に無くなって、心がポッカリと空いてしまうから・・。行かないで・・何かあったのかは知らないけどこんな事しか言えない・・こんな事言って「うざい」って思うかもしれないけれども・・私は貴方の事が好きだから・・大好きだから・・と
綾 さん作 [436] -
私は鬱です
私は鬱です。週に一度心療内科に行き、体調の話をし薬をもらいます。家族もいます。子供もいます。家もあります。仕事はできないです。できないというよりも、やる気がおきません。働けど働けど我が暮らし楽にならず。という詩が頭をよぎります。当たり前の事が当たり前にできない。悩んでも仕方ないのに悩む。くだらない悩みってわかっているから相談なんてできない。そんな状態が二年。あっと言う間に二年です。私はまだ30代
花雲 さん作 [736] -
ココロカワル
小学校4年生の夏休み前の頃ボクは転校を経験した。 理由は父と母の離婚だ。 正直ボクは転校とは全く縁が無いと思っていたからとても驚いたのを覚えている。 でも、ボクは少し嬉しかった。小学校ではあまり話す事が苦手で絵をいつも描いていた根が暗い少年だったから友達が一人いたくらいだった。お別れ会の時に手紙を貰ったの
0904 さん作 [321] -
ふたつの太陽
僕はまだ若い。でも、これまでの僕の短い人生の中には決して忘れる事の出来ないふたつの太陽との思い出がある。それは同じ時にやってきたのではない。が、退屈な日常を素晴らしく輝かせてくれた僕にとっての紛れもない太陽だ。僕は夜空に輝く星の様に自ら光を放ち輝くタイプの人間ではない。だから僕にとってはホントに大切な存在だ。それは今も変わる事はない。そのひとつ目の太陽。エリカに出会ったのは高一の時だった。その時
晋作 さん作 [321] -
ふたつの太陽
僕はまだ若い。でも、これまでの僕の短い人生の中には決して忘れる事の出来ないふたつの太陽との思い出がある。それは同じ時にやってきたのではない。が、退屈な日常を素晴らしく輝かせてくれた僕にとっての紛れもない太陽だ。僕は夜空に輝く星の様に自ら光を放ち輝くタイプの人間ではない。だから僕にとってはホントに大切な存在だ。それは今も変わる事はない。そのひとつ目の太陽。エリカに出会ったのは高一の時だった。その時
晋作 さん作 [302] -
N.Y.の街角で
ある人が言った 「ここには、世界一の大金持ちと、世界一の貧乏人が生きている」と。ここは、N.Y.聞こえは良いが、単なる現実逃避。1週間日本の私のまわりに起きたいざこざや、面倒なしがらみから結局逃げだしてきたのだ。冒頭のある人の言葉を実感した。ここから広がる景色を見ていて、思った。私自身の存在は、ちっぽけだ。私の悩みは小さすぎる。なんとくだらない。大好きなアメリカンなピザをほうばり、アップルサイダ
ゆき さん作 [368]