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エッセイの携帯小説に含まれる記事が2019件見つかりました。

  • NO SMOKING 4

     次の日も、雨の日も、風の日も、最悪にツイてない日でさえ私の禁煙デイズは途絶えなかった。自分でも驚いていた。半信半疑だったKが、いや、全面的に不可能だと決めつけていたあのKが、狼狽え、唸るほど続いたのだ。とはいえその間も、何度もコンビニでチロルチョコあたりと一緒に『あと…』ってタバコも便乗買いしそうになったり、何とかそれをこらえてキシリトールガムで慰めたりしていた。その頃の私は不思議と口数が少な
    tomio さん作 [461]
  • イジメ=犯罪

    私は幼稚園から高校までのエスカレーター式の女子校に通っていた。私は高校から入学したから、中学までのことは知らなかった。ある日、校内でも目立つ小学生からエスカレーター式で通ってた女の子が言った。「中学の修学旅行!あれ今思うとすごいよなぁ〜!うちらすごいイジメやっててん。夜に皆である子の服を脱がせてん!それで陰部の写真を撮ってんやん!それを現像に出したら、カメラ屋に『こんなの現像できない』って断られ
    川内 舞 さん作 [401]
  • イジメ=犯罪

    昨晩の『オーラの泉』でイジメは犯罪と言っていた。私もそう思う。私は学生時代にひどいイジメ=犯罪を目にしたことがある。中学生の時。少し精神的障害を持つ女の子が居た。ふだんは男子達から背中をおもいきり蹴られたり、殴られたりして、いつも泣き叫んでいた。それがある日、廊下の端にその女の子が笑顔で座り、その女の子を取り囲むようにして、男子達が円になっていた。珍しく女の子が泣かずに喜んで笑っているから、何だ
    川内 舞 さん作 [350]
  • Asukaの想い

    素敵な恋愛してますか?愛しい想い、溢れていますか?切ない夜を過ごしてませんか?人を好きなって、幸せな時間を過ごせたら…いう事ないけど。 寂しい想い、切ない想いをする事も、多いですよね。 私は両方兼ね備えた恋愛をしております。どちらかと言えば、後者の方が割りが多いかな?今、年下クンとお付き合い真っ最中。 同棲状態ですが…大きな問題がある!取り敢えず、彼との出会いから書こうかな。 彼と出会ったのは、
    Asuka さん作 [323]
  • 本当の自分

    いつもの時間、すれ違う人々、 誰ひとりとして私の事など 気にかける様子もない……私は 何の為に生まれてきたの?どう生きていけばいいの?心の叫びに応える声は無かった……私 相原夕子 22歳 人並みに恋愛をして 人並みに失恋もした 何となく高校を卒業をして 就職をしたけれど職場に馴染めず 辞めてから フリターの毎日……公園のベンチで一人 パンをかじる 学生達が楽しげに騒いでいる 「私も何年か前は
    TOTORON さん作 [312]
  • 携帯タイムマシン

    深夜2時携帯を開くと真っ暗な部屋を優しく照らす開いた瞬間その部屋は昼も夜も関係ない場所も時間も関係ないそんな悲しい世界が部屋一杯に広がるのだ部屋を照らす小さな画面のその奥に何かにすがりつく何かが外れてしまった人達が全てをつかもうと全てを解放しようと機会を伺っているのだふとんの中の僕がその一人だ・・
    のまの さん作 [346]
  • あなたの子どもを愛してますか?あなたを育ててくれた人を愛してますか?そばにいてくれる人を愛してますか?愛してるなら、守りませんか?私はよく、地球が壊れた時の事を考えます。それは決して遠い未来ではないから。40年後・・・40年先の地球には、動物も魚もいません。北極の氷が全て解けて、森はあと少しを残すのみ。食べ物も、水さえも手に入らない。住む場所を無くした人々が溢れ、ウィルスや病原菌が蔓延して、明日
    燈路 さん作 [324]
  • NOSMOKING 3

     いつもより早く帰ってきた私を見て「あれ?早いね!いつも遅いくらいなのに…なんちて」なんて言いたげな店長の顔も、なんだか昨日より嫌いに思える。ごめんよ、店長。八つ当たり。それでもなんとか笑顔で接客をこなし、バイトを終えて、お疲れ様の一服…はいかん!何とか踏みとどまる。コートのポケットに見つけた数本の煙草も思い切って捨ててみる。一瞬ちょっと気分が良い。にしてもとにかく口さみしい。手持ち無沙汰。落ち
    tomio さん作 [580]
  • NOSMOKING 2

     そして朝になり、私のノンスモーキンデイズは取り敢えずよーいスタートした。“ザラハイ(灰皿)処分!アンチニコチン!脱ケムリ!我は無害なナイスガイ。それは勘違い…”そんな意味不明なラッパーの夢までみたみたいだ。 朝起きる私。兎みたく口をもごもご。暫くぼーっとする。目が覚めない。『ああそうか‥』と思う。昨日までは、煙草が眠気覚ましのキッスをしてくれていたことに気づく。そして傷つく。麻痺してる自分に。
    tomio さん作 [550]
  • NO SMOKING

     「いいよ。五千円ね。」男はパクリと煙草を咥え、ニヤリと笑った。 三分前のことだ。バイト仲間のKとの家飲みの場、何かにつけて感化されやすい私が勢いで、自らした禁煙の誓い“もう吸いま宣言”。それをKが面白がって折角だから何か賭けようと言い、貧しい私が、自身のある無し以前に食費の心配をしつつも提案した金額を私よりリッチマンなKが2つ返事でOKした というようなここまではまぁ、そういう話。 さて…私の
    tomio さん作 [547]
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