携帯小説!(PC版)

トップページ >> エッセイの一覧

エッセイの携帯小説に含まれる記事が2019件見つかりました。

  • 箱の中の過去

    死んだような目で、アナタを、見た。 興味よりも、まず『恨み』しかない。 ーーーーー人は、心のどこかに、『箱』を作っている。 ーーーーー 辛かった過去、叩かれ疲れた過去、寂しい過去、ーーーーそんな過去を思い出したくない。 泣き叫ぶぐらい辛い。誰も助けてくれない。だから、『箱』にして、心の中に置いておく。 誰にも、知られたくないから……。 ーーーーー今も、私は、心の中の『箱』に、 紐をつけて、いる…
    眞由美 さん作 [318]
  • ゆにの思いつき

    −夢をみた。家族と団欒している自分。それから、もう夜もおそいから寝ると言いながら部屋に戻る。−ふと思う。この前こんな夢をみたな、と。これも夢だと気付く。部屋のドアノブを握ったままこの前みた夢を思い出す。 −部屋の窓を閉めようとカーテンをめくると知らない男がそこにいて、驚いて目覚めたんだった。            同じ夢ならそうなるけど…思い切ってドアを開けた。−同じ夢だ。カーテンが少しだけ揺れ
    ゆに さん作 [309]
  • 笑った思い出

    小学生だった俺はいつものように悪友たちと休み時間に騒いでいた。その中の一人の机に大きい鼻くそがついていた。 当然のように犯人捜しがはじまった。小学生にとっては格好のネタだから。その机に座っていた友人を囲み皆で問いつめる。 何度も問いつめるが否定して自分だとは言わない。周りにい
    さん作 [370]
  • 異人との遭遇

    中学生だった俺は友人三人と近所をブラブラして溜まり場だった友達の家に向かっていた。 家の前までくると台所の窓から身を乗り出してこちらを見ているおじさんがいたのだが… 全体が青白く光り子供の俺でもこの世界の人ではないのがわかった。友人一人と顔を見合わせ 「幽霊だ…」二人で半分,腰
    さん作 [353]
  • 空手道

    学生の空手の県大会に出場した俺は途中まで一進一退の試合をしていた。 得意の左足の蹴りは怪我の為に使えなかった。中段突きが効いて相手が怯んだのが分かった。 突きの連打で圧倒しながら今まで聞いたことのないような声を出していた自分に違和感を覚えた…
    さん作 [403]
  • 祖母

    自分は遅番で家にいた午前中に祖母から電話がきた。 その時イライラしていた俺は感じ悪い印象をもたれたと思う。 それが祖母との最後の会話だった。半年後に自宅で倒れ亡くったから。 他県にいた俺は急いで帰り葬式に出た。泣けた。祖母には二度と会え
    さん作 [317]
  • 失家族

    ヨウコは今、自分の状況がよく飲み込めていなかった。会議室のような場所に、自分と自分をここにつれてきた公務員二人。つれてこられた場所の公務員二人。ヨウコはただ泣きじゃくるしかない。とりあえず安心できる場所にこれたということと、今までのことがまざりあい…。後でしることになるこの場所は、そう、「女性シェルター」
    陽子 さん作 [309]
  • 結果的に痔

    最近、坂を小走りで下るとおしりが重く痛い。たまに血が出たりする。 周りの人に聞くと、口々に「いぼ痔では…」との返答。様々な文献を読み漁り、興味深い一文に出会った。-長時間同じ姿勢。じっと座ったままテレビを見るなど-痔の原因の一つとのことだ。 二年前までは、寝食を忘れ、いや惜しんで愛にイカれていた。口から心臓が飛び出そうな程の強烈な自虐的な愛の日々。 じっと座ってテレビなど見る余裕すらなく、いつ
    さん作 [335]
  • 生きるって・・・。

    何で?どうして?教えてよ・・・。わからないの。辛すぎて考えてられないの・・・。あなたが死を選んだ理由が・・・。
    かよ さん作 [335]
  • 自殺失敗〜理由〜

    私が死のうとしたのは、ゴールデンウィークの最後の日。会っておきたい人達にひととおり会った後だった。死にたい理由と言うのは、私の場合、当人以外には大したことのないこと。そしてはっきりとしないもの。とにかく、心が完全に弱ってしまっていたんだと思う。高校三年生になり進路を決める時期になっていた頃、私の父親は長く勤めていた会社を辞めた。私はずっと私立の大学に行きたいと思っていたが、金銭的に無理だろうと判
    さん作 [413]
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス