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エッセイの携帯小説に含まれる記事が2019件見つかりました。
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正しいまち?
あたしはそのまちで初めてお酒を飲んだ。初めてタバコを吸った。初めて父親に殴られた。そして初めてセックスをして、世界同時多発テロの起こった年、まちをでた。まちを出る最後の日、あの男は来なかった。代わりに朝まで過ごしたライブハウスのスタンプが手の甲で痛々しかった。 かわいそうだな、あたし。
京子 さん作 [453] -
正しいまち?
あたしは、電波に乗ってきたすてきな音をカセットテープに拾った。何百回と聞いた。祖母が買ってきた藁半紙に何枚もの洋服を描いた。何話もの恋物語も・・・ することはそれだけ。聞き飽きた音を聞いて、稚拙な片思いをして、大人の恋を描くだけ。 それが、あたしが生まれた町。
京子 さん作 [383] -
山手線外回り -新宿-
山手線の駅と繋がる思い出話を徒然と書こうと思う。新宿私が一番頻繁に使う。ここから山手線に乗ったり降りたり…お金が無いときには吉祥寺に行くときにここから京王線に乗った。新宿から中央線で吉祥寺に行くより京王で行く方が20円ばかり安いのだ。それほどお金が無かった。新宿新南口の下に高速バス乗り場がある。ここから色々な人を見送ったり見送られたりもした。あの人を見送ったのもここだった。そういえばここからバス
ひら さん作 [389] -
今にみてろよ!
徹底的に俺のカンにさわることを言われた 俺より人生を長く生きてる奴らだだけど、俺の生きた道まで 否定しやがった 悔しさと怒りが俺の心にふさぎこむ 閉ざしてしまいそう負けそうになった 俺は開き直りそいつらに俺の本音をさらした最後にどうでもいいと思った まだまだ俺も子供だ。それは本当の事だ。嫌みに聞こえた。黙り通そうと。そいつらに俺の価値なんてわかんねぇだろ? けれど 今にみてろと逆に前向
クロちゃん さん作 [456] -
あきらめて、でも?・・
天井が見えた。又、同じ朝を迎えた。 あ〜なんのために息をしているのか・毎朝どうして目が開いてしまうのだろう 私は今からどうしたら良いのだろう。なぜ、こんなになってしまったのだろうこんな人生の筈じゃなかったのに・・・ 私がこんなになったのは、周りのせいだ・・そう、いつしか心の中でそう言い聞かせている自分がいた。
とまと さん作 [343] -
夢
みんなは、子供の頃に描いてた大人の自分になれてますか?こんな自分は想像してなかったなって……時々思う小さい頃の夢:看護婦さんどこかで夢が変わって、お花屋さんのお姉さんお花屋さんのお姉さんの夢は現実になってお花と向き合えた今は介護士…といっても、まだまだ未熟同じ人間として向き合う事が、どういう事か、考えさせられ、とても勉強になる私が小さい頃、想像していた大人の自分とは、今はかけ離れている気をがする
おはな さん作 [358] -
クズどもが!
最近はクズが増えている。私もクズの一人だ。そこで現代の代表的クズの生き方を私から紹介したいと思う。 思えばクズの始まりは保育園からだったかもしれない。ズル休みが得意技で、家でおばあちゃんと教育テレビをみていた。これがまた保育園に行くより楽しかったのだ。考えてみれば保育園に行っても女友達からは、ごっこ遊びでお父さん役を頼まれ、会社に行かなければならなかった。帰って来ては行けなかった。 どっちか
黒川里紅 さん作 [379] -
飛鳥の話1
私は薬物中毒でした…16才から20才まで、覚醒剤をやって居ました。今は、きっぱりと辞めて、結婚し、子供も産まれ幸せに生活してます(^O^)旦那は刑務所の中で、私一人での子育てで大変だけど、旦那の帰りを待ちながら、頑張ってます。そんな私の色々な過去を書いていきます。
飛鳥 さん作 [459] -
月が輝く
夜露に月の真下 今日は月が輝くから 俺はちょっと外にでて 月を眺めた。遠く離れたお前は この月をみているのか?それとも眠ってしまったのか一人、月を眺めてタバコに火をつけた 寒さは、おしまない ひといきコーラを飲みほした。一日の出来事を考えながら また一本タバコに火をつけた。今日も月が輝く夜だった。
クロちゃん さん作 [496] -
兵士への手紙
あなたの構えた銃の前で、震えているのはあなたと同じ兵士ですか?それとも、何の武器も持たない人達ですか?あなたはそんな人達に、平気で引き金を引きますか?戦場にはヒーローはいりません、戦場にはあなたもいりません!偉い人があなたの後ろから、引き金を引けと叫んだらあなたは引き金を引きますか?誰の為に戦うのですか?偉い人の為ですか?正義ですか?正義って何ですか?正義で人を殺すのですか?それが正しい事ですか
白い烏 さん作 [360]