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エッセイの携帯小説に含まれる記事が2019件見つかりました。
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弱くてごめんね
また学校さぼった。公立高に入れたのは良かったけど中学をまともに行ってなかったあたしにとっては高校ってほんとにツラい。中学なんてどれだけ休もうとどれだけ遅刻しようとどれだけ授業さぼろうと《ごめんなさい》で終わってた。でも高校ってほんとに大変。留年決定かも。こんなんじゃだめだってわかってるんだよ。でもあたしは甘くてなんとかなるってどこかで思ってる。あの時にもう悩ませないって決めたのにまた悩ませちゃっ
ソラ さん作 [411] -
想い疲れ
いつもどこかの駅で目を覚ます様な飲み方をやめるわけにはいかなかった。基より、そんな抑えた飲み方ができるわけなかったし、もっと忘れるために、もっと、もっと飲み励み、消えぬ思い出に頭抱えて、拒み、苦しみ、過去のもの。必死に、過去を受け入れ、子供の様に寝むりたい。今になって、やってみないと分からない、の意味が分かりはじめているんだ。4行続く雨に濡れている。想い疲れるから楽になりたいと、ガキの様に泣いた
理 さん作 [412] -
遠くを見る眼 第2話
面接は明日…。今から黒染めをするにはちょっと…。と思った雄貴はそのままの髪で面接に行くことにした。 なんとも甘い考えだ。翌日。雄貴「あの〜面接に来たんですけど…」受付の人「えっ…あっそれじゃあ突き当たりのエレベーターに乗って3階の事務長室に行ってください」案の定、一瞬だがア然とされた。エレベーターは病室のベットが乗れるように、やたらと広々としていた。普段は緊張はあまりしない雄貴も少しドキドキ
よしくん さん作 [351] -
どこにでもある…
唐突に…今不倫しています。日本中、いえ世界中どこでもよくあるお話しで。とりたてて珍しい事もない出来事。悲しかった事…多々有。困った事も多々有。腹立つ事ももちろん多々あり。なれそめですが彼とであったのは約2年前。まさか今にいたるとは…至って早くも半年、男のずるさと単純で純粋な事を学びとった半年。彼は本当に遊び人で有名。人の良さげなでもうさんくさいとゆうアンバランスな風貌、まあ、興味を持つにはうって
ゆめ さん作 [432] -
消える国 日本
『ただ目の前にある幸せが一番の幸せ』 僕は何かあるたびにそう感じ、『生きてるだけで夢みたい』と心から思える今日この頃だ。時代の流れには逆らえないもので、少しずつ歳を重ね、少しずつ自由を奪われ、少しずつ生きる事に価値を無くしちゃって。 こんな人生でいいのかよ…いいわけ無い!何か出来る事から始めることにしました。 僕は人生の一番いい時期を日本の真ん中 東京で過ごした。 喜怒哀楽すべてが詰まった
ジョー さん作 [369] -
空にいる君?
人が嫌い。人なんか信じない。いつも1人でいる、それが私。そんな私が彼女に出会ったのは、暑い暑い真夏の日でした。私は毎日行く神社にその日もいつものように向かってました。神社に着いた時、知らない男5人組と、その中に1人だけ女の子がいました。その女の子と目があった時、なぜか彼女がこっちに向かってきました。そして私の目の前に立ち、いきなり「今、暇?」「はっ?」「暇じゃないんだけど。」「…暇そうだから付き
えま さん作 [425] -
おもう
今あなたは何を想う?今わたしはあなたを想うよ。元気かな?なにしてるかな?今度はいつ逢えるかな?想えば想うほどあなたには重荷になってしまいそうで…だからコトバにはしないよ。ただ想うだけ。
ちさと さん作 [408] -
虹色の季節
ここにいるよ もうひとりの自分が… 心配しなくていいよ 今がどん底だと思えばいい あとはよくなるしかないと…小学校の担任の卒業文集の言葉の一部分だ。とても印象深く十五年以上たった今も私の脳裏を離れずいる。何度この言葉に助けられたか 計り知れない…。何かあるたび 呪文のように唱えてきた。中学に入って半分が過ぎたころ 両親の離婚が正式なものとなり 母と弟とあたしは 遥か遠い九州へと引越すことになった
とっち さん作 [391] -
半一流
小さい頃から自分が天才だと思っていた…。何をしても何の努力もしないで他人よりもできる。ほんとにそう思っていた人間の失敗、挫折、苦悩………。1.きっかけ出会いは偶然なものでそれは別にそれじゃなくてもよかったのかもしれない。毎日同じ事の繰り返し、将来の夢など全くない状況でそれは自分にとって衝撃的だったのかもしれない。「選手募集」野球のチームの募集だった。オレは家に帰りすぐに親に頼み込んだ。母は「あん
クロンボ さん作 [319] -
ここにいるよ
求めていた 君を幼いころに失った小さな白い光となって白い雲に包まれて私はここにいるよ見つけて私わここにずっといるよ見捨てないでいつまでもここにいるから失われた幼いころになくしたメッセージ今見つけたよ
さらさ さん作 [406]