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エッセイの携帯小説に含まれる記事が2019件見つかりました。
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デ・ラ・カ・輪?
?素敵な厄年♪高校を卒業した私は高校時代に興味を持ったファッション業界で働きたいと思ってた。中学までダサダサの私がアパレル関係に就職なんて良く考えると笑ってしまうのだが、そこそこ名の知れたショップに社員として起用されたのだ。そういえば今年は厄年だっけ…。厄年の始まりに私はなぜかツイテいた。 初出勤の日、他の先輩店員の美しさにびっくりしてしまった。人気店あってそれはそれはカリスマ的なオーラが漂って
松川友梨枝 さん作 [396] -
狼
生きる毎日思う‐毎日 毎日 毎日―\r俺は人間ではないと たまに思う―\r俺は狼だ......いつ見ても彼らのすべてが美しく俺にとっちゃ―すべてを投げ出してもいいかもしれない‐何な不思議‐変人そう....言われる俺は苦には思わない‐先祖は本当に人間なのか?俺自身 生きることは‐彼らのため‐いや俺のため―\rあぁ‐―叫びたい吠えたい 唸りたい―\r獲物を見つめる目 金色‐鋭い‐爪 尖った牙‐―
人狼 さん作 [325] -
デ・ラ・カ・輪
私はブスだが、今、超イケメンの旦那とかわいいパパ似の子供達とお金はないが幸せに暮らしているんだけど、振り返って見ると、なんかすごい自分のバイタリティに心底感動させられる。今から話すのは全部実話。私、松川友梨枝の可憐なるハッピーエンドをご覧ア・レ☆生まれた時誰もブスなんていない。 みんなかわいい赤ん坊で人々を幸せにする、そうゆうもんだ。でも私松川友梨枝は生まれた時から『ブス』だった。道であるけば、
松川友梨枝 さん作 [531] -
15歳のデイトリッパー【後日談・後編】
翌年の春、私は志望校に合格した。掲示板に自分の番号を見つけた瞬間、体中が震え上がったものだ。親はもちろん、近所のおばちゃんまでもが大いに祝福してくれた。それから私は、中学の担任だった先生に電話をかける。「よく頑張ったねぇ。あなたの学力からすると、ほんま五分五分の勝負やったんよ」自分は本当に頑張ったのだと、私はその時に実感した。それから私は、思いきって訊いてみる。「先生、友三はどうなった?友三の進
けん さん作 [373] -
15歳のデイトリッパー【後日談・前編】
夏が終わり秋がきた。我々は友達だったし、そのことはやがて冬がきても変わらなかった。ある時、友三が私に訊いた。「お前、進路どうするん?」我々は最後の路上ギターを終えて、帰りの電車に揺られているところだった。この日で路上ギターをやめることは、以前から二人で決めていた。一週間後に私立高校の入試が控えていたのだ。「俺は公立の高校に行くで。今度の私立入試は保険みたいなもんや」「ふぅん…高校か。俺はどっちに
けん さん作 [429] -
可哀相
あたしは泣き虫だった。弱い子だった。弱さや寂しさを一人で抱えきれない子だった。辛いことがあると仲いい友達や先輩いろいろな人に相談して話しを聞いてもらっていた。みんな「大丈夫か?」「可哀相に…」「辛いよね」同情なんてされたくなかったのに、どこか同情されて可哀相って言われて安心してるあたしがいた。あたしは「可哀相」な子なんだって安心してた。自分にそう言い聞かせて「何かあったら絶対連絡しろよ」って人に
ゆーみ さん作 [426] -
15歳のデイトリッパー 最終話
家に戻ると友三のおじいちゃんが玄関先で待っていた。すぐそばで軽トラがエンジン音を響かせている。「二人ともこれにチャリ乗せぇや」私の心配は解消されることとなった。車なら何とか晩ご飯までには帰れるだろう。「ありがとうございます。お世話になりました」家の人々に簡単な挨拶を済ませ、二人で軽トラに乗りこんだ。■□■□■□■□■□友三の家にはあっけないくらい早く着いた。車とチャリの違いを考えると当たり前のこ
けん さん作 [357] -
15歳のデイトリッパー?
目が覚めた時、辺りはまだ薄暗かった。反射的に時計を確認する。午前5時過ぎ。二度寝しようものか、少し悩む。「ふぁぁ…」あくびをしながら周りに目をやる。部屋のあらゆるものに早朝の空気が染みこんでいた。そんなひんやりとした静けさの中、私は再び心地良い眠りに入る。「二度寝してるやん!」友三の甲高い声が耳に飛び込む。「なんやねんな…」朝一番のツッコミにやや不機嫌になる。日曜だからなおさらだ。「ほら行くぞ!
けん さん作 [413] -
15歳のデイトリッパー?
たどり着いた場所は友三のおばあちゃんちだった。玄関まで行くとおじいちゃんが出迎えてくれた。「よう来たのぉ」親戚をはじめ、友三の来訪を楽しみにしていたらしい人々が顔をだす。「あら友三ちゃん!久しぶりやねぇ」「おぉ友三か。遠いところまでご苦労やったな」話によると、友三は度々ここに来ているらしい。もちろんチャリで。「面白いところって…お前のおばあちゃんち?」私はおそるおそる訊いてみた。「そうやでぇ」友
けん さん作 [377] -
涙
気が付くと私のマイブームは泣くことだった感動して泣いて自己嫌悪に浸り泣いて自分を可哀相と錯覚して泣いたどれだけ涙を流したろうただいつの間にか私の心の支えは涙だったそれのせいか安定した恋愛を求めていた彼を心の支えにしたかったんだ…しかしそんな考えで私のことを好きになってくれる人が現れるはずがない思えば私の欠陥だらけの性格のせいで友達はそんなに多くないしあまりモテた覚えがないどうしたら良いか模索して
たかちャン★〃 さん作 [584]