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エッセイの携帯小説に含まれる記事が2019件見つかりました。
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色白七難隠す?
ミズキは目が覚めると同時に体の異変に気付いた。体というよりも顔のパーツの唇の異変だ。上唇がなんとなくムシズがはしるような感覚におそわれた。自分の舌を出し上唇をペロリと舐めると、上唇の左部分になにやら突起物ができている。それがわかったと同時に嫌な予感と嫌な出来事を思い出した。逆上れば今から約10年程前、ミズキが中学に入ってしばらく経った時の事。友人のサチと学校のグラウンドの隅で話していると、サチの
ユウ さん作 [567] -
色白七難隠す
『ねぇ、色白七難隠すって言葉知ってる?』たまたま家の近所で偶然会った友人のノンの質問にミズキは、さぁ〜の一言で返した。その返事にノンはカチンときたのか熱く語り始めた。『色白七難隠すって言葉の意味は、たとえ顔のパーツが悪くてブスに見えても、肌の色が白くて綺麗であれば、ブスな顔も綺麗に見えるって意味だよ!』と丁寧に教えてくれたが、ミズキは、『フ〜ン、そうなんだぁ』の一言で終わらせようとしたが、ノンが
ユウ さん作 [572] -
届け!!僕の想い
そんなにみつめないであなたの視線がくすぐったい僕は初めて恋をしたかのような気持ちになるあなたを想うと胸がキュンとするあなたが手を繋いできただけで、胸が張り裂けそうになるあなたと唇を重ねるだけで胸の鼓動が早くなりすぎてとまりそうになるあなたと肌を合わすだけで死んでもいい気なる何も知らない子供じゃないのに・・・あなたの前では嘘がつけないあなたを誰にも渡したくないあなただけを想い続けていくまだ言えてな
じゅん さん作 [569] -
高校生活?
※ここからの語りはアヤになります。《ヒロキ》「ねぇ、今日ハルキと遊ぶんだけど、アヤ来ない?ハルキの友達呼んであげるから」カスミの突然の誘いにあたしは戸惑った。だけど好奇心もあり、あたしはカスミの誘いに乗った。その日の夜、あたしはカスミとの待ち合わせ場所へ急いだ。服装、化粧…うん、大丈夫。あたしは念入りにチェックして出かけた。カスミと約束した場所へ行くと、カスミはすでにハルキという名の男の車の中に
ami さん作 [609] -
高校生活?
《高校デビュー》二度とあんな屈辱まみれの人生なんか送るもんか。ばいばい、あたし。あんたなんか嫌いだよ。初めまして…ううん、やっと出てきたね、本物のあたし。アヤは今日、高校に入学した。化粧はバッチリ、短いスカート、ルーズソックス。いかにも女子高生だ。だけどアヤは、中学時代は不細工で地味な女の子だった。彼氏などもちろん、男友達すらいなかった。女の友達すら、ダサい子しかいなかった。アヤはそんな自分が大
ami さん作 [999] -
NO!!
今時の女になりたくて新しい土地にやって来た。誰も昔の私を知らない。わくわくしてた。楽しみで仕方ない。こっからが自分の人生だってほら化粧もバッチリ覚えたじゃない?最近の流行だってチェックしてる。男も服もとっかえひっかえ。けどなんでだろう。少しずつ自分が冷めていってるのは。歌番組を聞きながら、鏡片手に眉毛を作って、マニキュアだってカンペキだわ。カラオケ、合コン、毎日大変。仕方ないのよ、モテる女は。ほ
葉 さん作 [632] -
存在?
三年になった。私は三組でまた恵理と同じクラスだった。安奈も三組で同じクラスだったがたくさん友達がいたから遠い存在に感じた。菜々子は四組だ。私はとりあえず恵理と行動する事にした。事の起こりは保体の授業だ。些細な事が原因だ。三四五組が合同で授業を受ける。五組に女子全員が入るのだが席が足りないので一つの席に二人で座る事が多かった。私は恵理と二人組になり菜々子の前に座ろうとした。すると安奈と和子が来てど
A さん作 [671] -
存在?
二年になった。やっと運は私に向いてくれた。菜々子と同じクラスだ。私は喜んだ。でも恵理も同じクラスだった。私は菜々子といたいのに…あ、恵理と小学校のときに仲良かったヒナも同じクラスだ!!私は安心した。これで菜々子とずっと一緒にいれると思った。けどヒナは別の子とばっかり一緒にいた。気付くと恵理は一人ぼっちだ。私は恵理を孤独から救う事より自分が楽しく過ごせる道を選んだ。なんとなく恵理といると息苦しかっ
A さん作 [568] -
†さちの小さいけど強くなれる幸せ†
♪こんにちは★ 最近ここで小説を書かせていただいてる、さちです。今回私は「小さいけど強くなれる幸せ」というタイトルでエッセイを書いてみようと思います。 ♪皆さんは今日、あるいは最近、嬉しいこと良かったこと幸せだった時がありますか?幸せの形は人それぞれです。お金持ちになりたいって思っても、なれない場合もあるし、女優になる夢を叶えられれば幸せと言っても叶えられない場合があるか
さち さん作 [692] -
存在?
葬式も終わりあたしには前と何も変わりない日々が待っていた。普通に過ごしているとおばちゃんがいなくなったという実感は湧かなかった。でも心にポカンと大きな穴が開いた気分だ。学校へ行くと菜々子に呼び出された。「ここじゃ話しづらいから…」 ?踊り場で話を聞いた。「おばちゃん亡くなったんでしょ?親が新聞のお悔やみの欄見てて見つけてさ…」そうだ。おばちゃんは亡くなったんだ。もう会えないよ。話し声も何も聞けな
A さん作 [620]