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エッセイの携帯小説に含まれる記事が2019件見つかりました。
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喧嘩
日頃、喧嘩が下手だと友人関係に支障する。友人は喧嘩を挑んでいるのであり、楽にアグラを掻いている若い世代は、喧嘩を嫌う傾向にある。 優しさが何かも判らず、人間だけにしかない知恵を持ち出し、遊びに没頭するのは、喧嘩しているのと変わらない。ゲームが喧嘩の材料だ。ゲームに強ければ、友人の羨望の的だ。反対に弱いと、喧嘩も弱いと判断される。喧嘩は動物に見るまでもない縄張り争いだ。その縄張りでトップを争うのだ
古代魚 さん作 [717] -
ハングリー恋愛
「見返りを求めるのが恋で、見返りを求めないのが愛」って誰かが言ってた 分かるようで正直よく分かんねぇや 男でも女でも来る者拒まず去る者追わずで生きてきて、体の関係も二桁をこえたあたりから数えるのも面倒になった。 体だけの関係 心だけの関係心も体もともなった関係色々あったな 駆け引きはするのもされるのも好きでも「本気」になったら駆け引き出来ないそんな余裕ない 過去の恋愛なんて意味ない。なんの参考に
エリカ さん作 [474] -
鍵〜生か死〜
毎日、冷凍食品を食べていた幼少期。やたら些細なことで親に殴られ蹴られた。学校でも僕に対するイジメが始まった。居場所がどこにもなかった。ひとり布団の中で泣く日々。必死で勉強して、誰も知ってる人がいない高校に進もうとした。それを知った親は猛反対した。努力は無駄なんだと、そのとき知った。自分自身ではどうにもできないことがある。それから努力はしないようになった。大学に行ったが、友達できない勉強ついていけ
ゆうた さん作 [415] -
望むものは、自由
なぜこれほどまでに自由を渇望するのか解放されたくて解き放たれたくて自由になりたくてきっと監視のせいだすべての行動が見張られる世界モニター越しに見ている人の目「今日はアイツが」「知ってる?アイツさ」「ああ、アイツアイツ!」ウザイんだって○○とキスしたんだって眼鏡変えたんだって……ダサいやつに怖かった人の心は見えないから自分の評価が気になっていつも私を縛りつけるほら今日もまたうなじに走る緊張の痛み動
ココロ さん作 [479] -
お金、ラブ。
世の中お金じゃないお金より大事なものがあるって耳にする事あるけど、マジで?マジで言ってんの? 世の中金でしょ。 金と愛とか夢とか人間の心とは別物じゃろがい。あたしんちは小さい頃父親の作った借金で貧乏だった。差し押さえの赤紙、両親のケンカ一日の食事はメロンパン一個の日もあった。精神的にやられた母親はよくあたしをぶん殴ったり、思いつめて心中しようとしたこともあった。 でも、自分は何も食べない日もあた
エリカ さん作 [493] -
黒+白?
「そう、、テレクラ。」繁華街などで見かけたことはあったが詳しい内容までは知らなかった。でもバカにされそうで知ったかぶりをした。「知ってるよ。良く見かけるし。」精一杯平常心を保ちながら話した。「そっか、利用したことある?」また私にはハードルの高い質問に頭の中が高速回転した。「ないよ…。」それだけ答えた。すると彼女は私の腕を親しげに組んだ。「やってみない?あたしと一緒に!超割り良いし女子高生ってだけ
NICO さん作 [441] -
黒+白∞
200X年━15歳━秋。 「ねぇ、体育さぼらない?」前の席の小西さんが小声で言った。模範生で通っていた私とは対照的な彼女。大人びた仕草に校則違反のブリーチした髪にピアス。話したこともない彼女からの誘いを断らなかった。「保健室行こぉ〜♪」小西さんは慣れたように私に言った。(なぜ私を誘ったんだろう?)そんな疑問を持ちながらも保健室に向かった。無言が続く中…「ねぇ、テレクラって知ってる?」少しけだるそ
NICO さん作 [439] -
人間のしっぽ
自分の優等生ぶりをアピールしてみる。それについて意見を聞いてみるのである。意見があれば聞けるし、無ければ黙阿弥だ。 人間だから意見を持っている。それを聞き出すには優位に立つしかない。下手に聞くと疑われ面白くない。 それなら人間からやり直せる。人間を革命すれば、どこかの宣教師だが、幸福は幸せを呼ぶ。不幸について知らないからだ。不幸の原因は多くあるとした所で、人間などは上手く行くかだ。上手く行か
古代魚 さん作 [804] -
はだいろのひふ
ステロイド皮膚症 私がインターネットで見付けた薬の副作用。初めて知った言葉。 ずっと医者に頼っていた。ただの小児アトピー、悪くなれば処方された薬を塗った。 二十歳になり就職。今のご時世安月給でも母子家庭で育ててくれた母を安心させる為公務員になった。仕事は辛かったが必死に勉強した。 ある日突然薬が効かなくなった。 ウチはそんなにお金はない。効かないならと皮膚科に通うことをやめた。転院してもも
真純 さん作 [365] -
猫舌
「…っ!!!」あまりの熱さに声も出ず、瞬時にヨダレと鼻水がたれた 職場の昼休み、仲間と空腹に目を血走らせ駆け込んだ定食屋の唐揚げの肉汁にやられた…ちくしょう痛いぜ アカンベ状態で舌を出してると、仲間の一人が「大事に育てられたのね」と笑った。 …はて?猫舌となんの関係があるのか… 「猫舌話で初めて言われたよ、なんで?」「小さい頃、お母さんがやけどしないようにフゥフゥしてくれたから猫舌になっちゃった
エリカ さん作 [380]