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エッセイの携帯小説に含まれる記事が2019件見つかりました。

 
  • 桜散る

    「一緒に桜見たかったのにな」ってあなたが言ったことを思い出す。 春は、好きな季節。 桜がある所に行けば、あなたに会える気がする。 川沿いの桜、今年もきれいに咲いていました。 桜が散ると、あなたを乗り越えれた気がします。 そうやって迎えた4度目の春。 今年も元気でいてね。
    MIG さん作 [408]
  • wall〜壁〜3

    「チョットいい?」「あのさぁ、今度の週末にスゲェ面白いパーティーがあるんだけどさぁ。」「一枚6000円でいいよ!いくら持ってる?」帰宅途中の学生や、見た目が学生の通行人に少年は話かけている。手には輪ゴムで束ねたパー券。近所の高校の校門横にある、細く駅まで続く道で少年は友達二人と共に、学生を呼び止めてはパー券を押し売りしていた。「いりません。」頑なに断る学生に対しては、乱暴に金銭のみを奪った。「お
    タロウ さん作 [404]
  • わたしの居場所はベットだけ

    わたしの居場所はベットだけ外に出ると何もかも上手くいかないそんなダメなわたしを暖かく迎えてくれるのは家族ではなく何も話さないベットわたしを責めることもせず長くいればいるほど暖めてくれるわたしの居場所はベットだけ
    あおい さん作 [457]
  • たぬきさんの話

    鳴き疲れたセミが静かになる夏の夜、私は自転車で急な坂を下っていました。急な坂なのにペダルも漕いでいたので遅い車と同じ位のスピードが出ていたと思います。そこへたくさんの黒い影がサササーッと目の前を横切りました。私はびっくりしてブレーキをかけ、倒れそうになりながら何とか止まると…すぐそこに小さいたぬきが3匹もいるのです!直感的に道路の反対側を見ると…やはりいました。夫婦たぬきが。5人家族は私のせいで
    ゆうぴん さん作 [455]
  • wall〜壁〜vol.2

    「絶対に駄目です!!何を考えてるんですか!!由香はもぅ中学生になるんですよ!」「何時間かかってでも帰って来て下さい!!」夜遅く、台所の明かりの中で母がそう言って電話を置いたのは、少年が小学3年生の頃。薄目を開け、シンクに崩れる母を襖越しからボゥッと見ていた。いつも笑顔を絶やさず、元気に接する母。薄暗い台所の明かりが、さらにその悲しさを広げた。翌朝、少年が目を覚ますと、父の姿は無かった。しかし「父
    タロウ さん作 [451]
  • 宝物

    子は宝って言うけど、本当だね貴方の存在を知ったときから、私の世界は全てが色鮮やかに、美しい姿に変貌したんだ海のむこうにいるような、遠くて手が届かない貴方の温もりを、お腹を摩りながら何度も感じようとしたりして・・貴方への言いようの無い想いだけが プカリプカリと波に浮かぶ始めて胸に抱いた時に、実感した海のずっとむこうから、私の想いを道標に、ゆらりゆらり波にゆられて小さな体で楽ではない旅路を乗り越え
    アカズキン さん作 [407]
  • Wall〜壁〜

    「今度の休みにねぇ、お父さんとぉ、お母さんとぉ、ディズニーランドに行くんだ!」「へぇ。でも僕のお父さんなんか、今日家にいるんだぜ!いいだろぉ!」子供の会話と言うのは、時に大人の心を貫く。ディズニーランドに行く事よりも、家に父親がいる事が「幸せ」。父は1階のトイレでその会話を耳にし、読んでいた新聞の文字がボヤけて見えなかった。毎日父親が家に帰ってくる家庭が「普通」。数ヶ月に1度だけ父親が帰ってくる
    タロウ さん作 [427]
  • 人間関係について

    絶対に、その人の容姿で判断するのは止めようと思う。外見なんて、ただのお飾り。だって、心があるじゃない。人間、心を無くしたらおしまい。だから、外見にこだわるのは止めようと思う。
    マッキ さん作 [484]
  • ○○の疑い?

    私は、極度の心配性。でも、全てにおいてではない。出かける時にそれが始まる。窓の鍵→アイロンのコンセント→照明やエアコン、テレビのスイッチ→水道の蛇口→ガスの元栓→ドアの施錠。一度や二度ではなく、何度も気の済むまで確認した後、ようやく外出。ところが、自宅マンションの廊下を歩いてる内に、再び火の元が心配になる。また、戻って最終確認。酷い時には、電車や車で移動中に引き返したりもする。子供が家にいる時は
    シモーネ さん作 [436]
  • 彼は…?

    彼は確かに…。彼の感受性は普通の人より少し優れ、その精神は人より少し脆弱なのだ。彼は人の仕草を観察するのに長けている。彼は他人の少しの異変にも敏感だ。手の動きから眉の変化まで見逃すことはない。しかし、それは彼にとっては苦痛でしかない。彼は他人のそれらの動きで、ある程度のことは理解する。他人の怒り、嫌味、嫉妬等の感情が自然に頭の中に過る。彼の精神はそれだけで擦りきれてしまいそうなのだ。 「おはよ
    なり さん作 [463]
 
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