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エッセイの携帯小説に含まれる記事が2019件見つかりました。
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一生 シアワセ24
それからは、あまり飲み歩きは無くなった。愛人契約の彼女の店にもあまり行かなくなって、…ちょっといろいろあったけど、普通のお客さん対応にする事になった。月に二回くらい、前の行き付けの店にまた顔を出すようになっていた。…なんとなく、悪かったなって思って。だって、彼女を辞めさせたのは僕だし…。仕事は相変わらず忙しく、休みの日でも個人の仕事で働いていたけど、打ち合わせなどはなるべく事務所や居酒屋で終わら
さきざき ひろ さん作 [456] -
一生 シアワセ23
上の子は、何が起きたのかわかっていた。だから、お爺ちゃんを見てすぐ二階に駆けて行った。納得したく無かったんだろうと思う。下の子はまだその状況がわからないから、その点ではホッとしていた。僕は凄く冷静だった。3回目だから?泣いてなんかいられない。葬儀までいろんな事をしなくちゃいけないし、弱い所を見せてちゃいけない…。近所の人達に助けられて、順調に葬儀は終わった。これから、お爺ちゃんの抜けた家族で暮ら
さきざき ひろ さん作 [469] -
割った後のガラス
暴力団に入ってるおれは、親に金を財布から盗ろうとすると、顔を叩いて「暴力団なんかになんで入るほど、あんたは悪い子なんかになってしまったのよぉ!?」「自分がこんなにわりいこにさせたんだろうがぁ!」 ガリィィ・・・ン俺は親に向かって皿をなげ、床にたたき付けて、粉々に割れて、ガラスの破片がそこらじゅうに飛び散った。それを母さんは抱き抱えるようにガラスをかき集めて、血で真っ赤になった手で、俺の手を
龍時風化 さん作 [483] -
一生 シアワセ22
パパ いつも どこに帰るの?…いつも、家に帰ってる。朝には、家にいる。どうして?!すごく、ショックだった。子供からそんな事を言われるなんて、考えてもいなかったし、言われてびっくりするような事をしてたんだとアラタメテ思った。子供が感じてるって事は、奥さんも感じてるって事。マズい。でも、普通に装おっていたんだ。僕も家族が大事だったし、この生活が大切だったから…。でも…。そんな中で数ヵ月後。いつものよ
さきざき ひろ さん作 [466] -
愛されたい。愛したい。
自分の国を愛せてないのに、世界を愛せるはずがない。地球を愛せるはずがない。動物を大切にできひん奴に人を大切にできるわけない。人の気持ち考えられへん奴に動物の気持ちなんか考えられへん。身内に親切にできひん奴が他人に親切なんかできひん。自分を大事にできひんのに、親や家族を大事にできひん。親や家族を愛されへん奴は、誰からも愛されへん。
あっくん さん作 [504] -
一生 シアワセ21
俗に言う愛人状態だった。だけど、今の生活を壊すとかそんな考えはお互い無かった。許せない事だとは思っていたけど、裏切っている事になるのはわかっていたけど…。でも、店をオープンして忙しくなってからは、あまり逢うことは無くなった。ただ、とりあえず普通のお客さんとして飲みには行っていた。 でも、必ずママしか付かない。女の子から見ると、ちょっと変だよね?!そんな中、僕の仕事も忙しくなって休みも取れないくら
さきざき ひろ さん作 [408] -
初恋の相手〜九年間の片思い〜 一目惚れ?
あなたは、ある遠足の日。告白をした。フラれた。そして、月日は三年が経ち。小学校四年生。あなたに新しく好きな人が出来た。その子はあたしの当時の親友。よく遊んでいた。今は、話しもしない仲だけど。昔とは全然違う。当時、あたしの同級生は十五人。男子、女子関係なく仲良かった。出来ればあの頃に戻りたいと最近思う。
HiNa さん作 [446] -
初恋の相手〜九年間の片思い〜 一目惚れ?
あなたと出会ったのは小学校一年生の時。仲の良かった葵ちゃんが転校して、そしてあなたが転校してきた。あたしは、一目惚れをしてしまった。あなたと二人で遊んだり、あの頃はとても仲良かった。 でも、あなたに好きな人が出来た。ショックだった。しかも、相談をあたしにしてきた。あたししか、相談する人がおらんって。秘密だったけど、あたしは本人に言ってしまった。それを今でも後悔してる。謝りもしていない。そんな自分
HiNa さん作 [477] -
初恋の相手〜九年間の片思い〜 一目惚れ
あたしは今、中三。今でも、あなたに片思い中。九年間、ずっとあなたを想ってきた。今だに告白出来ずに居る。どんなにつらい思いをしても、卒業までには告白する。ここで、誓います。
HiNa さん作 [556] -
一生 シアワセ20
その頃の僕は順風満帆、仕事も生活も凄く順調だった。日常の仕事はもちろん、個人的にも依頼が来て、休みの日やちょっと大きな仕事の時は、人を雇いこなしていた。もちろん、収入は給料の倍以上。ただ、夜の付き合いが多くなった。週に4日から5日は飲み屋さんに行くようになっていた。でも、時々休みを取って家族サービスをした。まだ子供達は小さいし、可愛いいから一緒の時間は大切だったから…。そんな中で、ごくマレに何も
さきざき ひろ さん作 [444]