トップページ >> エッセイの一覧
エッセイの携帯小説に含まれる記事が2019件見つかりました。
-
ワーキング・プアからの脱出 35
そして、無事、機械工学科を2年で卒業しました。両親との約束を守り、留年する事無く、6年間の大学生活を無事、終了しました。ここでも、楽しい事大好きな私の性格は遺憾なく発揮され、卒業研究を自分の楽しみに変えてしまいました。同志諸君、人生は楽しみましょう。例え今、生活する事で精一杯でも、何か楽しみを見つけましょう。必死の思いで仕事に打ち込み、将来を考え、出来得る限り貯蓄し、預金残高が増える事に生きがい
楽園 海風 さん作 [425] -
ワーキング・プアからの脱出 34
S大学は私のような学力でも入学できるような大学でしたが、進級には非常に厳しい基準が在り、1年から2年で半数が留年し、最終4年間で卒業できたのは、入学した3分の1以下でした。入学した当初、10人の友人ができましたが、留年無く、4年間で卒業できたのは私だけでした。S君も1年から2年で1度留年し、最長は各学年で1度留年、8年間かけて卒業した友人もいました。この大学はアメリカの大学のように、希望する者は
楽園 海風 さん作 [389] -
ダメツマ、ダメオット。14
〜さらば、ゴミ屋敷〜…一年後。カノジョの単位数は変わらなかった。そして約束通り、カノジョは大学を退学することとなった。…引っ越しの日。アノ屋敷を無に還す日。カノジョ曰く、当日までにかなり片付けたらしい。それでも、ご両親は部屋を見て絶句したそうだ。ゴミは部屋内に収まりきらず、ベランダを完全に埋め尽くしていた。…昼過ぎには引っ越し屋さんが来てしまう…。ご両親は電話帳を調べ、どこかへ電話した。しばらく
椿家まんもす さん作 [373] -
ワーキング・プアからの脱出 33
「いいえ、持っていません。」と、答えると、「試験用紙の簡単な説明で、短時間に全問正解できたのは君だけです。F15に搭乗できる素質があるから、頑張りなさい。」と、激励されました。親子二代に亘る戦闘機乗りの夢が叶うと信じていました。最終選考は身体検査と簡単なIQ検査のような筆記試験でした。試験当日、私は発熱して、体調は最高の状態では在りませんでした。それと、小学校時代、水泳部での練習中に飛び込んでき
楽園 海風 さん作 [457] -
深呼吸
苦しくなって悲しくなって楽しさを見いだせなくてみんな嫌になって 弱気になって逃げ腰になって死ねば楽になれる?バカゆうなよそんなの残された人達に押しつけて逃げるだけデッカい壁が前にあっても越せない壁は存在しないかは焦らずに 急がずにまずは、ゆっくりと深呼吸
ぷ〜 さん作 [539] -
ワーキング・プアからの脱出 32
高校卒業後は自衛隊に入隊して、戦闘機のパイロットになるつもりでした。終戦によって、父が果たせなかった、戦闘機のパイロットに、私が代わりになってやろうと、考えていました。自衛隊の戦闘機乗りに成る方法は、防衛大学を卒業後にパイロット養成コースに進む方法と、航空学生を卒業する方法の2つがありました。高校の成績が悪かった私は、航空学生に入学する方法を選びました。この頃の私は、父のように将来を考えて、パイ
楽園 海風 さん作 [399] -
そんな…いきなり…
携帯の留守電に社長からのメッセージが入ってた。 「明日なんだけど暇なんで休んでもいいし…まぁそんなことです」何それ?休んでもいいの?ってか通常業務が無いならないで片付けてしまいたい仕事もあるんですが……。 第一それって有給扱いしてくれるの? 以前「今日は午後からの出勤でいいよ」と太っ腹なこと言われて有り難く午前休んだら遅刻扱いで給料にひびいたからなぁ。 本当は仕上げたい仕事はあるけど疲れてる感も
WA-KA さん作 [554] -
ワーキング・プアからの脱出 31
珍しく、妻が外まで見送りに出て、「荷物、多いね。」と、言いました。私は両手に大きな布袋を下げていました。その中には、どうしても持ち出したかった物が入っていました。気付かれたかと、一瞬ひやりとしましたが、振り返らずに、「仕事で使うノートパソコンや。」と、吐き捨てるように言って、足早に家を後にしました。布袋の中には、ノートパソコン以外に、娘と息子の写真アルバムと、愛用のカメラ、電子オーディオ機器が入
楽園 海風 さん作 [433] -
定められた運命
今 私達2人の 本当にあった 小説の様なドラマの様な 2人の人生の出来事を 文字にして見たいと 今 私達51歳 中学校の時 同じクラス 同じ部活 (水泳部) 2人が付き合いだしたのは 3年生の春から どちらともなく 意識しあい 自然に部活も一緒だったので 付き合い始めました。2人共初めての異性で 今から思えば 一番恋愛に夢こがれていたし 異性にたいして興味が一番深かった年代だったのか? 何
夢子 さん作 [385] -
ワーキング・プアからの脱出 30
無論、メール友達で、それ以上の関係は全くありませんでした。その時、妻は、「お父さんの事、信用してはだめだよ。」と、私の息子が言っていると告げました。私は、この瞬間、家を出る決心をしました。妻だけならよかったのですが、味方になってくれると信じていた息子にまで、私を信用していない事を知り、この家にいる必要性を全く感じなくなりました。翌日、私は不動産仲介業者を巡り、今住んでいるワンルームマンションの契
楽園 海風 さん作 [447]