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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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クリスタルクラッシュ4―?
「それはそうだけど…それじゃ二手に分かれた意味が無いでしょう?」ミーナは苦笑した。「それもそうか…」ザックは小さく頷いて、頭を掻いた。「あ…それより、賞金稼ぎになるキッカケになった女性ってどんな人だったの?」ミーナは興味津々といった感じの表情で、ザックを見た。「何で突然そんな事?」「暇だし、話す事も限られてきたし…とくれば、やっぱり恋愛話ししかないでしょう!」「…はあ…」ザックは顔をひきつらせな
いっと さん作 [456] -
ほっぺキングダム 10 〜しのたくと有麻の戦い勃発か?最高の親友が最悪の敵〜
「…今後は、空さまを崇める儀式を行う。君に止められるかな〜?」おかたくはベタな「アッハハハハ?」という悪そうな笑いをしながら去っていった。有馬は、痛い足を抑えて、2人のもとへ向かい始めた。(何でおかたくまで敵に)おかたくと俺は、最高の友達だったのに。(とにかく、助けねぇと…。)しのたくも、おかしくなっている。どういうことだ…。やっぱりコレは…ファンタジーじゃなく、現実なのか?病院の前には人だかり
るー6 さん作 [433] -
二人の姫と空の英雄2
氷の国へ帰ったクリスタルが裏切り者の氷の戦士レイに頼んだ「レイ、お前に頼みたい事がある。カインとサリナが旅に出た。そこを邪魔してくれ。」レイは「あぁ、分かった。だが、けっこー面倒だな。」クリスタルは「なら、お前に、良い事を教えよう。伝説の竜、四ひきの魂を集めたら願いが、叶うらしい。」レイは「分かった。」と言って旅に出た。その頃、何も知らないカイン達は、魔法の泉へ来た。カインは「どこだ?ここ?」す
ひびりん さん作 [472] -
子供のセカイ。163
長身の男は、灰色のマントにすっぽりと身を包んでいた。暗がりの中でもわかる、小麦色をした絹のように滑らかな長い髪。細い顎を誇示するように顔を高く上げ、青い瞳でこちらを見下ろしている。その残忍そうな光を宿した瞳を見た途端、耕太の中で数日前の記憶が、鮮明にフラッシュバックした。「……!」それが「誰」であるのか認識した途端、心臓に触れられたような冷たい恐怖に捕らわれ、耕太はぴくりとも動けなくなった。それ
アンヌ さん作 [378] -
クリスタルクラッシュ4―?
雨粒が屋根を叩く音が小屋の中まで響いて、会話さえもままならなくなっていた。「いつまで続くんだ…」ザックはそう呟きながら、今日何度目かのため息を吐いた。三日前、ザックとミーナはカシアス山の麓の村で夫婦二人だけの農家に手伝いを願い出た。警戒されたが、自分と彼女は兄弟である事、実家が農家であったが、長雨で畑が使えなくなった為、仕事を探さなければならなくなった、という旨を伝えた所、「一週間だけなら…」と
いっと さん作 [399] -
ワンダーパート 2
「名前を教えていなかったね。私は伊島尚道(いしまなおみち)だ。君は?」「坂野春(さかのはる)です。」伊島さんの問いに静かに答えた。「一応荷物とかは少しずつ運んでくればいいから。ただ、家の方は大丈夫なのかい?」「今は、あの家に戻る気はありません。あの家で生活するのは、まだ…」今、あの家で生活はできない。もしそうすれば、僕は生きることをやめてしまう気がするからだ。「そうだね。」伊島さんはただ、一言だ
やいち さん作 [575] -
子供のセカイ。162
姿が見えなくなった途端、耕太はひそひそと美香に囁いた。「あいつについていって大丈夫なのかな?なんか態度悪くねぇか?」「仕方ないわ。他にコルニア城へ向かう方法はないし……。ここにいるミルバが信頼できないなら、さっきまで一緒にいたミルバを信じればいいのよ。」もっともな美香の言葉に、耕太はしばらく黙っていたが、やがて一つ頷いた。ミルバがひょいっと曲がり角から顔を覗かせ、いつの間にか立ち止まっていたこと
アンヌ さん作 [402] -
クリスタルクラッシュ3―?
―この子が手配されて時間が経っているにも関わらず誰も発見できていない…となると、貴族や王族の可能性は限りなく低い…。彼女は素早く頭の中で考えを巡らせながら、「依頼書を」と、ワイズに言った。「ほらよ」ワイズは彼女が考えに没頭して自分を見ているようで実は見えていない、という事を察して、苦笑した。―町娘の可能性もかなり低い。この年だったら看板娘として店の前に立っているはず…。メディナは依頼書を受け取っ
いっと さん作 [451] -
ほっぺキングダム 9 〜有馬が動く!そして有馬にもあるほっぺの力とは〜
『しのたくです。』「あっ、しのたくか〜。」有馬、何も知らずに安心したようだ。「で、どうした?」『どうすんの?』「…何が?」しのたくの予想外の返答に困る有馬。『だから、助けに来るの?』「2人に…何かあったのか?」嫌な予感。パート2。頭のなかを2つの単語が駆け巡った。『だって今…2人襲われてるよ。』「マジかよ!」『僕に。』有馬の体が凍った…ような気がした。手が、震えてうまく動かせない。まさか…しのた
るー6 さん作 [411] -
ほっぺキングダム 8 〜動き始めた黒幕!2人の使者、W拓也の力〜
しのたくのほっぺからまたたく光。みーくんは感づいた。「まさか…しのたくも…。空にぃ軍団の…。」「そうとも言えるよ。」坂入くんは何が起きているのか分からずオロオロしている。みーくんはもう一言言った。「じゃあ…いつでも2人を殺せるんだね。あれ程仲良かったのに…。」しのたくは頷いた。「屋上で…殺してやるよ。」「しのたく…。」2人は魔術で、強制的に屋上に連れていかれた。体が思うように動かない。まるでしの
るー6 さん作 [399]