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子供のセカイ。150
「うわああ!」「きゃああ!」二人は思わず悲鳴を上げ、もつれるように門扉に倒れ込んだ。体当たりのような形となり、その衝撃で門がガシャンと派手な音を立てて開く。「う、うあ…!」「美香、大丈夫か!?」頭を強く打った美香は呻き声を上げ、耕太はそんな美香の肩を支えた。美香はようやく頷き、後ろを振り返ると、無数の小刀が前庭のあちこちに突き立っていた。耕太に引っ張りあげられる形でなんとか立ち上がり、二人は脇目
アンヌ さん作 [415] -
*狼の耳
*主人公紹介黒井 純クロイ ジュン芽椿高校二年*そのた佐藤悠人♂(純の友達)三島 流之♀(純のクラスメート)須賀 那種(あとで紹介)踏水 廉(あとで紹介)初めて小説書きます(´∀`*)よろしくお願いします*スタート純●ぁー…ー俺は下校中、何故か空が気になり、ずっとみあげてた悠●やふっ!純●ぅおわっ!…なんだよ…お前か悠●お前今びびっただろっw純●だまれっwー 気がつくと既に家につうてた悠
純那 さん作 [304] -
海賊と鬼使い 1
こんな力、無かったら良かったのに。こんな力、無かったら、父上に愛されたのに。なんで…なんで…?「あ…うぅぅ…」ギィィィ…と床がきしむ音が聞こえた。ズキズキと痛む頭を巡らせ、自分の状況を確認する。どうやら手足が縛られている他は特に何もされていなかった。床のゆれかたから考えて船の中にいるらしい。(あぁ…鬼使いフウリ、一生の不覚…)まさか逃げて身を隠した船が海賊船だったなんて。しかも寝ている間に他の海
ホオズキ さん作 [384] -
クリスタルクラッシュ2―?
「それは良かった」エナンは安心したように小さく息を吐いた。「おいおい、エナン。こいつが例え認定証をもらってなくても、国に訴える事はできるだろ?そうなったらどうするんだ?」ダリルはまだ不安が残る、といった感じでエナンを見た。「では彼に聞いてみたらどうですか?」エナンはにっこりと笑って、ザックを指差した。「…だ、そうだ。どうなんだ?」ダリルはザックを睨んで、尋ねた。「…リリアさんは、悪い事をしている
いっと さん作 [485] -
(新)エルファ・人形残酷物語…最終回
そのエルファは… 闇の刑務城の地下牢は暗く静かな雰囲気に包まれていた。 煉瓦造りの壁に埋め込まれた棺に固定されている素っ裸のエルファ。 顔を動かせないばかりか、口は完全に塞がれてしまっている。 目から涙が溢れていた。 そこへ、火の灯るキャンドルを手にした1体の美しい女性人形がやって来た。 ドレス風の衣装を着た身なりのイイ彼女。 あのソフィアである。 懐にはルラの姿が… 自ら両手で哺乳瓶を持ちな
ぐうりんぼ さん作 [398] -
(新)エルファ・人形残酷物語26
「人形の事なんて、しばらく忘れる事」「…」「そうそう、姉さん」 グロリアは1通の手紙をマルセルに渡した。 それはブルーレッドからの手紙である。 ジッと手紙を見入るマルセル。 安堵の表情でため息付いた。「どうやら私、やっと疑いが晴れたようね」「疑いが晴れた?」「読んでみる?」 マルセルは手紙をグロリアに見せた。 同じようにジッと手紙を見入るグロリア。 手紙には子供人形虐殺の事が書かれていた。 魔界
ぐうりんぼ さん作 [333] -
(新)エルファ・人形残酷物語25
それから一週間後…「気分はどう?」 ベッドの傍にいるグロリアが話しかけて来た。「腕の方はまだ痛いけど、気分は大体落ち着いたかしら?」 病室のベッドに横たわっているマルセル。 右腕と頭には包帯が巻かれていた。 切り落とされた右片腕は接合手術と魔術で無事につながったのだ。「姉さんはしばらく、入院してもらう事になるわね」「そうね」「今まで、金食い人形に散々振り回された事だし… しばらくは、ゆっくりと
ぐうりんぼ さん作 [417] -
(新)エルファ・人形残酷物語24
すると…「待ちなさい、エルミナス王女」「?」 背後からの呼ぶ声にエルファは立ち止まった。 振り返ったエルファは信じられない光景に、思わず目を見開いた。 右片腕を失ったマルセルがゆっくりと立ち上がる。 全身を金色の光に包まれたマルセル… 鋭い眼差しでエルファを睨む。「エルミナス王女、私をとうとう怒らせたわね?」「ま…、マルセル…」 今度は… エルファが震え始めた。 夜… グロリアが家にやって来た
ぐうりんぼ さん作 [285] -
星屑ノ唄 −ARISU IS ×××― プロローグ
−ごめんな。アリス。やっと会えたのにな。一人にして。ごめんな。俺の大切なアリス− 貴方は誰なの? どうしてボクの為に泣いてくれるの? ボクは貴方のこと、知らないのに。 泣かないで。 夢の中の人−− ボクの為に泣かないで。 ボクまで辛くなるから。−ごめんな。アリス。俺はお前のたった一人の●●●になれなくて。ごめんな− 知らないのに。謝らないで。 だけど、何処かで懐かしいと感じている自分がいる。
紫焔 さん作 [261] -
星屑ノ唄 プロローグ
−サラ、さよならだ。やっと、会えたのにな。ごめんな。サラ− 私の夢の人−− 泣かないで、私は大丈夫だから、ね? 私まで悲しくなっちゃうから。 だけど、貴方は誰? 誰、なの? 教えて、貴方は誰?−僕は、●●●。君の、●●●だ− 何て言ったの? 聞こえないよ? ああ、泣かないで。 去かないで。−ごめんな。サラ。ごめんな、一緒に居れなくて− 夢の中で貴方は泣いていた。 だけど、貴方を私は知らない。知ら
紫焔 さん作 [248]