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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • (新)エルファ・人形残酷物語23

    「お許し下さいませ、エルミナス王女様!」「私と話しをする時は、ひざまずけと言ったであろうッ!?」 慌てて、その場にひざまずくマルセル。「お許し下さいませ!」「いや、許さぬ」「お許し下さいませ!」 マルセルは両手を床に付け、頭を下げた。 パートナーに土下座するなんて、初めての事である。「私に許しを乞なんて、マルセルも落ちぶれたものよのぅ? アーハハハハハッ!」 高笑いするエルファ。「お許し下さいま
    ぐうりんぼ さん作 [289]
  • (新)エルファ・人形残酷物語22

    「あのネェ」 バシーッ! いきなり、マルセルの頬にビンタが飛んだ! エルファは何度もビンタを浴びせる。「ミャハハハハーッ!!」 懐に入っているルラが大笑いした。 ルラはマルセルを完全に見下しているのだ。「無礼者ォッ!!!!」 強い口調でエルファはマルセルを一喝した。「え、エルファ…!」「私を、誰だと思ってる?」 冷たい表情でマルセルを睨むエルファ。「…」 マルセルは人形の変化に気づいた。 喋り方
    ぐうりんぼ さん作 [288]
  • (新)エルファ・人形残酷物語21

     この日の夕方… マルセルはやっと、人形たちのホームパーティー用の料理を作り上げた。 気分の方は相変わらず、すぐれない。 まだ熱っぽいし、頭はフラフラ状態。 それでも何とか気合いを入れながら、腕によりをかけて準備をしたのだ。 今まで作った中で最高の出来栄えである。 きっと、エルファも喜ぶに違いないとマルセルは期待を膨らませた。 ところが… ガシャーン! キッチン内に皿が割れる音が響く。 各大皿や
    ぐうりんぼ さん作 [238]
  • ユニゾンハーツ18−2

    一真「井隅さんに言われたじゃねぇか、一人になるなって!なのにどうして、あいつはいなくなっただよ!!おかしいだろうがっ!!」善孝「そうだが……なにが言いたいんだ、緋山?」一真「例えば、抜け道や隠し部屋みたいな、なんかの仕掛けがあるとか……」善孝「馬鹿な……!」南條は一笑に付した。だが、達也は笑わなかった。ありえない話じゃないからだ。この手のトリックは、ミステリーなんかだとよく使われるからだ。それに
    ラスティ さん作 [546]
  • クリスタルクラッシュ2―?

    「さて…もういいでしょう。リリア、彼の処遇を決めて下さい」エナンは軽く咳払いをして、リリアに決断を促した。リリアは我に返ると、「難しいわ…」と、途方に暮れたような顔で首を横に振った。「私の意見で良ければ参考程度に聞いて頂けますか?」「良いわよ。言ってみて」「彼を我々の仲間として迎える、というのはどうでしょうか?」「は!?」ダリル、リリア、ザックの三人は一様に驚きの表情を浮かべた。「ち、ちょっと待
    いっと さん作 [433]
  • 子供のセカイ。149

    普段なら容赦なく言っただろうが、今は美香も弱っている。「舞子を憎みたくない」と、その本音を聞けただけでも、耕太としてはありがたかった。やはり舞子よりも美香の方に関心がある耕太としては、単純に「舞子を助けるため」に命を懸けるには、動機が薄かったからだ。しかしそれを美香が心から望んでいるのなら、耕太の方も心構えができる。「話してくれてありがとな。」耕太は美香の頭を軽く撫でて言った。普段なら子供扱いを
    アンヌ さん作 [412]
  • (新)エルファ・人形残酷物語20

    「何か、あったの?」「うむ、お前さん… マルセルが本当に、ソフィアの子供たちを殺したと信じておるのかの?」「信じたくはないわ。 でも、目撃者もいる事だし…」「犯人は他にいるって言ったら、どうする?」「え?」「お姉さんは犯人じゃないって言ったら、どうする?」「お姉さんは無実って事?」「お姉さんを犯人に仕立てる為に誰かが仕組んだか、或いは…何者かがお姉さんの姿に変身して犯行に及んだ可能性があるかもし
    ぐうりんぼ さん作 [272]
  • (新)エルファ・人形残酷物語19

     グロリアとマーペストの語り合いは続く。「大魔女王様は今も、闇の岩戸に隠れたまま?」「今もな。ところでのォ…お前さんの姉さんが犯罪犯しておったのを知っておるかの?」「子供人形を大量に殺してしまった事?」「誰から、その話しを聞いたのかな?」「私が魔界のカーミラ魔術修練道場で修業していた時、ブルーレッド師範やスザンヌ道場長から教えてもらったの」「どんな事、教えてもらった?」 マーペストは興味津々で耳
    ぐうりんぼ さん作 [274]
  • クリスタルクラッシュ2―?

    エナンは挑むような目をザックに向けた。「…」ザックはしばらく眉間にしわを寄せて何事かを考えていたが、やがて小さく頷くと、「言えません」と、答えた。「は?言えない?」「僕は肉親を殺されてはいません。だから軽々しく肉親を殺された者の目の前で『僕だったら』なんていう仮定の話しをしたくないんです」「…へぇ…」「なるほど…」エナンとリリアは感心したように何度も頷いた。「言うじゃねえか」ダリルはニヤリと笑っ
    いっと さん作 [443]
  • (新)エルファ・人形残酷物語18

     その頃、エルファは部屋の中の姿見を見ていた。 自分の姿を見ているのではない。 大魔女王バルニラと、時空を越えて会話しているのだ。 エルファにとっては、母親みたいな女性とである。 鏡に映るバルニラを前に、エルファは笑顔一杯になっている。「私モ元気ョ、オ母様」「そう、それは良かったネェ」 優しい眼差しのバルニラに、エルファは心が和んだ。 傍にいる20体の子供人形を、エルファはバルニラに紹介した。「
    ぐうりんぼ さん作 [261]
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