携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジーの一覧

ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • (新)エルファ・人形残酷物語17

    「なーに、その本」「人形総覧…人形の図鑑じゃよ」「人形の図鑑?」「今まで沢山作られた生きた人形の中で、代表的な物や有名な物が歴代順で紹介されている資料本じゃ」「まさか、エルファもその中に?」 パラパラとページをめくったマーペスト。 お目当てのページを見つけると、本を広げたままグロリアに手渡した。 ページに見入ったグロリアはビックリ! 北の魔界を支配する大魔女王バルニラ・サタニアスは4体の女性人形
    ぐうりんぼ さん作 [263]
  • (新)エルファ・人形残酷物語16

     グロリアは1人、街の雑貨屋にやって来た。 街の中心地… フローズン中央通りの繁華街の一角に建つ小さな店である。 ドアを開けると、独特の雰囲気の中に線香の匂いが鼻を付く。 様々な品物が山積みする陳列コーナーを奥へと進むと、カウンターにたどり着いた。 客はいないから、店内は静かである。 立ち止まり、辺りを見回すグロリア。「マーペスト、いる!?」 声を上げたグロリア。 シーン 返事がない。 もう一度
    ぐうりんぼ さん作 [252]
  • D-GON ?

    イルザリアン修道院。ゴンドワ大陸の最東端に、古代より聖なる山とされるアトモス山がある。その頂きにイルザリアン修道院があり、眼下には最大の首都カッシートが広がる。イルザリアン修道院は聖シモンにより創設された。伝承によると、山の洞窟で修行をしていたシモンがある日、天空より現れた竜“エムル”から聖杯を授かり、この地に修道院を作るよう説示し、そしてエムルは修道院とこの国の平和を約束して西の空へ飛び去った
    shin.ne さん作 [264]
  • クリスタルクラッシュ2―?

    「…私の姉はその村に住む農家の男性と結婚していたの。だから、巻き添えに…」リリアは辛そうな顔で声を震わせた。「…そうだったんですか…」ザックは俯いて、ポツリと呟いた。「その爆発事故を引き起こしたのが、ここの王様なんだ!」ダリルはリリアの辛そうな顔を横目で見ながら、怒りの声を上げた。「え…?どうやってですか?というか、どうして?」ザックは不思議そうな顔で、三人に目を向けた。「さすがにここから先は部
    いっと さん作 [463]
  • (新)エルファ・人形残酷物語15

    「私のは、とっくの昔に廃れてしまったわ」「本当はブルーレッドに、魔術を取り上げられたんでしょう?」「彼が話したのね?」「北の魔界での生活の事を、ブルーレッドが話してくれたの」「どんな事を?」「姉さんは大魔城で小間使いとして働いていた。 でもそれは表向き。 本当は魔術使いの師範で、数多くの弟子を持っいた。ところが、子供人形の大量虐殺事件を引き起こして師範の資格を失い、北の魔界から追放された」「よく
    ぐうりんぼ さん作 [251]
  • (新)エルファ・人形残酷物語14

    「だから、何が言いたいワケ?」「ズバリ、聞くわ。姉さん、エルファから感謝されてる?」「何を?」「日頃、お世話になっている事で」「感謝、されているわよ」 ジッと、姉の目を見つめるグロリア… 鋭い感を持つグロリアには、姉の心の中は読める。「ちゃんと正直に答えてよね? どうなの?」「勿論、感謝されているけど?」「あれで、感謝されているって言うの?」「あれで…って、まさか…」「姉さんが、エルファに命令さ
    ぐうりんぼ さん作 [257]
  • (新)エルファ・人形残酷物語13

     エルファとよく似た姿をしているけど… 礼儀正しく、言葉遣いや発音がハッキリしている。 イメルダはマルセルに礼を言って、その場を去った。 ロッティが笑顔でマルセルに手を振った。 マルセルも笑顔で、ロッティに手を振る。 さて… グロリアは自宅から持って来た銀行通帳や家計簿、各レシート類をテーブルに広げた。 これにはマルセルは、ビックリである。 どれも、自分が使ってる物ばかりなのだから。「どうしたの
    ぐうりんぼ さん作 [253]
  • (新)エルファ・人形残酷物語12

     この後、マルセルはグロリアに連れられて街の医療センターへ行った。 最近、体調の悪い姉マルセルの様子にグロリアが心配して、受診を強く促したのだ。 診断の結果… ストレスにより、内蔵関係に異常が見られると言う。 元々、心臓も丈夫じゃない上に… 日頃のストレスを溜め込んでしまってるから、健康面にかなりの影響を及ぼしているようだ。 診察を済ませ、マルセルとグロリアはセンター内のサロンで一息付いた。 ソ
    ぐうりんぼ さん作 [258]
  • クリスタルクラッシュ2―?

    そう言って、エナンはチラリとリリアを見た。「そうね。それに彼はうちの手伝いをしてくれたわ。その恩を仇で返すような真似はしたくないの」「っ…」ダリルは納得がいかない、といった表情で剣をザックの首筋から離した。「もしも彼が逃げ出しそうになったら、遠慮なく斬っていいから。そんな顔をするなよ」エナンはすかさずダリルをたしなめた。「…わかった」ダリルは少し表情を緩めて、小さく頷いた。「さて、ザック君…でい
    いっと さん作 [523]
  • 子供のセカイ。148

    舞子のために犠牲にしてきたものは確かに少なくない。だが、それだからこそ、もう美香に残されているのは、舞子と共に生きるという選択肢しかなかった。だから耕太の言うほどに、美香の心は単純ではない。舞子は苦しみの根源であると同時に、今の美香にとって大切な支えでもあるのだ。耕太は泣き続ける美香に心苦しいものを感じたのか、ばつの悪そうな顔でのそりと起き上がった。「……ごめん。悪かったよ。泣かせるつもりじゃな
    アンヌ さん作 [378]
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス