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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • PRISONER(プリズナー)〜天使が悪魔になる瞬間〜

    彼女は、いつも一人だった。ある日、一人の天使が彼女に話しかけた。その天使の名前は『ダイアナ』彼女とダイアナはすぐにうちとけ、仲良くなった。そしてある日、ダイアナは天界と地界の境目にあるお城へ出かけ、その日を境に週一には必ず出かけていった。そして彼女は気づいてしまった。天界と地界の境目にあるお城の屋上で、ダイアナと宿敵の悪魔が恋に落ちてしまったことを…。けれど彼女はみてみぬフリをした。ダ
    亞穂魅 さん作 [296]
  • 子供のセカイ。137

    「お前らを消すより、働かせた方が早く計画が進む。だから治安部隊のお兄さんたちに痛めつけてもらう程度の、軽い罰にしてあげたんだ。」「……お前たちがさっきから言っている、その『計画』とやらは一体何だ?覇王は何を企んでいる!」ジーナは鞭打つような鋭い声で詰問したが、少年は大して怯えはしなかった。牢の中にいる人間など、怖くもなんともないといった様子だ。少年は、「明日になればわかるんじゃないの?」と小馬鹿
    アンヌ さん作 [420]
  • ミラクル ブレイブ

    どこ・・・、ここ・・・。目の前に広がるのは、空を仰いでも仰いでも途切れることのないビルがいくつも建ち並んでいた。見たこともない物を見て融(とおる)は唖然としていた。「スー・・・」とほとんど音をたてずいかにも未来の車見たいな物が横切って行った。「あっぶね―。殺す気かあの車。」とぼやいていた。「本当にきちまったんだ。未来に。」融はビルが建ち並んでいる方へ歩いて行った。
    コーン さん作 [337]
  • 子供のセカイ。136

    後ろから強く肩を押されて、王子は壁に叩きつけられた。ずるずると壁づたいに座り込んだところを、ジーナが庇うように王子の脇ににじり寄り、叩きつけた張本人であるハントを凄まじい目つきで睨む。そこは牢のような場所だった。鉄格子がはまり、三方は壁に囲まれている。むき出しの地面には何もなく、ただ鉄格子についた扉の前に立った無表情のハントが、くるくると牢の鍵を回しながら二人を冷徹な目で見下ろしていた。さらに牢
    アンヌ さん作 [401]
  • もしも明日が3-1

    【不知火】こと早稲田が仲間になって一週間。資料室には新たな仲間が加わっていた。「ねぇーつまんないですぅ」そう言って机に座り足をバタつかせる彼女、氷室紗綾が現れたのは一週間前――竹藪事件の翌日だった。資料室で昼食を摂っていた火葉たち。不機嫌そうではあるが早稲田も一緒だった。そんな時、爆弾が投下されたのだ。「若ちゃーんっ、かーえでくーん!たっだいまぁ〜!!」シィン…「おかえりなさい、紗綾。」最初に沈
    花神ミライ さん作 [345]
  • 子供のセカイ。135

    美香と耕太しかいなくなった館は、がらん、としていて、急にさっきの何倍も広く感じられた。屋根の穴から差し込んだ光――月の光だろうか――が、埃だらけの床、巨人が足を置いたところだけ少しいびつに歪んだ床を、明々と照らし出している。美香は、不思議と寂しくなった。自分たちは今、誰かの想像を消したのだ。“真セカイ”の光の子供の誰かが思い描いていた夢を、跡形もなく消し去ってしまった。耕太は呑気な顔で寝ている。
    アンヌ さん作 [395]
  • D‐GON ?

    時間と共にその足に重くのしかかっていた。恐怖と。責任。冷たい風が頬を通りすぎ、黒い無数の葉と、枝がまるで人の形の様に不気味に映る。それは、幻覚なのか遠く闇の方から話し声が聞こえてきた。「おまえをころしてやる」「そのからだをくってやる」たまらずその足は止まってしまった。「どうした?」リュートは青い顔をしたオヨに言った。「さっきから、声が聞こえる。俺たちを見ているんだ」ただ事ではない様子に、リュート
    shin.ne さん作 [263]
  • 子供のセカイ。134

    「耕太、」耕太は巨人を見据えたまま小さく返した。「どうした。」「屋根の一部を壊して。」巨人がもう一歩を踏み出し、その衝撃で美香はソファーに倒れ込んだ。耕太は慌てて美香の服を掴んでその身をソファーの上に引っ張りあげた。ソファーの上で猫のようにうずくまった二人は、間近で顔をつき合わせて、互いの瞳をのぞきこんだ。どちらの目にも虚ろな闇が沈んでいたが、美香のそれは若干明るかった。さすがだな、と耕太は思わ
    アンヌ さん作 [398]
  • 子供のセカイ。133

    美香はふと部屋の隅の闇に目を凝らし、眉をひそめた。そこだけ妙に闇が濃いのだ。まるで夜の中にうずくまった山のように、こんもりとした暗闇が、じっとその成りを潜めている。美香はあることに気づいて、背筋がすっと冷たくなった。「それ」は、動いていた。すぅーと息を吸うと体が盛り上がり、ふーと息を吐くと沈む。その大きさは山と形容したように、とても尋常ではない大きさだった。「……ソファーだ、ラッキー。」一方、耕
    アンヌ さん作 [405]
  • 今宵ノ月-27-

    215年前―――…当時、竜之介15歳。竜之介はある神社で刀の練習をしていた時だった。奥の草むらから、ガサガサと音がした。「なんだ?」不思議に思った竜之介はそっと近づき、覗き込んだ。「!!?」そこには、銀色の耳と尻尾が生えた少年がいた。それが竜之介とこあさの出逢いである。こあさは動物を捕まえる罠に引っ掛かっていた。「……うっ…」足首が挟まっている。そこからは血が流れていた。「大丈夫、今助けてやるか
    朝霧結愛 さん作 [374]
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