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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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ハッピークリスマス! PART6
次の映像は何処か海外の子供が映し出された。その少年は発展途上国の子供だった。クリスマスなのに、チキンもケーキも食べずに兄弟と寂しくクリスマスを迎えていた。「これは、あるアフリカの国の子供よ。お金が無くて貧しいからクリスマスでもチキンもケーキも買えないのよ。これでもあなたは不幸せだと言い切れるかしら?」とレディ・サンタは言った。「私は幸せなのかもしれない。ただ、彼氏がクリスマスにいないが為にクリス
フェリス さん作 [581] -
ハッピークリスマス! PART5
まずは典子と学生時代に付き合っていた彼氏と手を繋いでデートしている映像が映った。とても幸せな日々だったと彼女は感じた。次に、女友達の里子が映った。彼女は寂しく部屋に閉じこもっていた。「この二つの映像を見て、何か思い当たる事はある?」とレディ・サンタは典子に尋ねた。「えぇと、私は物凄く楽しそうにしていたけど、里子は・・・里子、生まれてまだ付き合った彼氏いないのよ。」とポツリと典子は言った。「そうね
フェリス さん作 [584] -
子供のセカイ。128
ただ音のした辺りから、大体の位置を把握しているのだろう。ジーナたちのいる前方から三人、さらに後方の六人がじりじりと近づき、美香と耕太は身動きの取れない状態に陥った。「なぜっ、……!」さっきまで味方のように振る舞っていたのに、と怒鳴りかけたジーナの口を、ハントは素早く手で塞いだ。その目が見開かれ、こめかみに汗が浮いているのを見て、ジーナはハッとなって黙った。少年は相変わらずニヤニヤしている。どこか
アンヌ さん作 [398] -
神のパシリ 59
「…むかつくぜ。ただでさえ腹が減って…ハラがヘってイライラしてんだヨォ…」やたらノイズ混じりのだみ声で、魂喰いは躯を脈打たせた。もはや、魔物でしかない。「クぅ…タましイ…くゥ…オマえラ…全イん…せ世界 カか かエ てやるせ世 界変え テヤル世 界カエ るカ エテ やる世界変えテ 世界カエテやル世 界 世界世界カエ てヤ ル神死ね 紙 シ ネ神 死ネ カみしね ネ申 噛み死ね 神シネ壊す壊す壊す
ディナー さん作 [457] -
子供のセカイ。127
ハントの自嘲したような笑みが、ジーナには気にかかった。どんな事態になりつつあるのか。その言葉は、現状がかなり危険な状態に以降しつつあることを意味している。「覇王は一体何を企んでいるんだ?奴が様々な領域から集めた者たちは一体、何のためにここへ――、」言い淀んだジーナの言葉を、しかしハントはすでに聞いていなかった。いつの間にか治安部隊の若者たちの足は止まり、王子と猫とジーナは、危うく前を歩いていた若
アンヌ さん作 [382] -
D‐GON ?
静かに冷えた森の前で、青年が固い言葉で決意を口にしていた。「さぁ、いくぞ」しかしその中で、少女だけが憂いを込めて意を唱えた。「もう、いい。私ならもういい。だから、こんな事やめようリュート」「なにも心配する事はないサヤ。俺たちがいる、お前を連れていく」決意の言葉は、暗い森の中に向けられた。「なぁリュート。”神の棲む家”のあるインバ山まで歩いて3日あるんでしょ。往復で1週間として、それまでサヤを屋敷
shin.ne さん作 [280] -
神のパシリ 58
誰もいないのか。息を、潜めているのか。かつて汚れた街と呼ばれた街は、汚れた人の欲が作り上げたものだった。今、それは静寂に支配されている。雨はあがり、街は渇き、それでも、命の燭を感じない。街は、死のうとしていた。何もない、汚れた…汚れていた、ロロ。そこに、一人の女。レミーシュだ。無垢な瞳は、かつて相棒と、父親がわりと慕った男の亡きがらを写し出している。「メッツェ…」涙が溢れた。これを、この所業を行
ディナー さん作 [422] -
子供のセカイ。126
妥協案としては、これがギリギリのラインだった。ハントが演技をしているだけで、実は覇王の味方をしている可能性や、ハントがジーナたちに協力したことがばれて、その結果覇王が治安部隊を壊滅させるような可能性を考慮すれば、互いを信じるにはまだ段階が早すぎた。話が決まると、ハントは一行が向かおうとしている方角を指差した。「あっちが、強制労働施設のある北の方角だ。ちなみにラディスパークの最果てに当たる。そして
アンヌ さん作 [366] -
アスファルト
今日はクリスマスだイエスキリストの誕生日らしいが今の時代大手企業の稼ぎ時&カップルがイチャイチャしてるところを見せ付けられる日だそんな中自分は期間限定と書かれたカップヌードル[塩キャラメル味]を買いウキウキしながら帰宅していた続く
)^o^( さん作 [467] -
伝説のセブンソルジャー!!24
私は目を開けた。「こ…ここは一体……」見渡すと部屋がとても綺麗だ。「気がついた?」急に後ろから声がした。「あなたは蓮君!?なんでこんな事するの?あなたも仲間じゃない私達の」「仲間?何をふざけたことを言ってるの、追い出したのはそっちの方じゃないか!」「だからあの事は翔太君も凄く後悔してるよ。」「今頃遅い!!」蓮君は叫んだ。「遅くないよ!まだ間に合う。」「僕は魔王様に仕えると決めたんだ。邪魔するな!
★セブンティーン★ さん作 [489]