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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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DRAGON LOVER 60
我が奥底に眠る神秘の力今こそ目覚めの時偉大なる神秘の力今こそ雷雲となり地に降り立てそして守り神となり我等を神秘の力で守りたまえ…………巨大な力が空に広がり、一つになる………。「てめぇもおしまいだ!!くらえ!禁断の魔力っ!!」一つになった妖力は勢いをつけて落下する。眩しい輝きを放ちながら…。今までにない…最大…最強の力…やがて…光は消えていき……キマイラの姿はなくなった………。「あいつ…消えたのか
木村蜜実 さん作 [359] -
DRAGON LOVER 59
みんな一斉に身構える。じりじりと近づくと、キマイラはモイライの足に噛み付いた。「お母さん!!」奈々が慌ててモイライに近づく。キマイラはそのままモイライを投げ飛ばす。遠くで動かないモイライ…。「…どう…なったんだ?」僕はモイライをじっと見る。動かない…。「死神サマ…。お母さんは…?」「………切れてしまったよ。糸が…。」言いにくい言葉…。死神は、奈々と目を合わさず呟く。「……いや。お母さんっ!!」奈
木村蜜実 さん作 [349] -
DRAGON LOVER 58
「殺セダト…?」「そうよ…何とも思わないなら…殺せるでしょ?」ためらっている…。「無理ダ…オ前ヲ殺ス事ハ出来ナイ…。マズ、ケルベロスヲヤッテカラダ!!」(不意打ちかよっ!!)キマイラの攻撃をかわし、僕は身構える。「消エテシマエ!!」噛み付きながら炎を吐く。僕の体は炎に包まれた!僕はキマイラの体を噛み付き、キマイラを投げ飛ばした。炎は消えず、僕の体を燃やしていく。(あっち〜。)体を地面に擦りつけて
木村蜜実 さん作 [352] -
DRAGON LOVER 57
DRAGON LOVER 9章最大の力 対 最強の力みんなの敵を取る為に、僕はもう感情を捨ててしまおう………。そう心に決める。「私ニ勝テル? 笑ワセテルツモリカ? 私ハ オ前達ノ チカラヲ奪ッタンダ…。私ニ勝テナイ!!」「勝てない?………いや、勝てる。俺を甘く見るなよ。」体が熱い…。なんか…胸のあたりがぎゅっとなる感覚…。はったりだった…。勝てる訳がない…。そう思っていたのに、意志とは逆に動く
木村蜜実 さん作 [349] -
鬼殺し? 事件篇
悲劇はこれだけじゃなかった。オレの周りでも事件が起こるようになった。親友の家が陥没してたり(Ву鬼ゴリラ)、担任の先生の車が引き伸ばしてあったり(チーズみたいに伸びてた。By鬼ゴリラ)、学校の壁に穴を空けたり(Ву鬼ゴリラ)などなど。全部鬼ゴリラの仕業だった。(管理員を色仕掛けでオトして防犯カメラを確認済み)オレはもう爆発しそうだった。そして鬼ゴリラの野郎をブッ殺すことにした。鬼ゴリラの野郎の行
BAMBINO!!!! さん作 [199] -
子供のセカイ。83
「これから私たちは、“生け贄の祭壇”の中心部に向かうわ。そこには儀式を行うための部屋があって、丸い円が描かれた石の舞台があるの。あなたはそこに立って、私の合図を待ってちょうだい。」ホシゾラは淡々と説明した。美香はホシゾラに聞いた。「合図の後には、何をしたらいいんですか?」「……番人が現れるわ。あなたは、その番人と取り引きをしなければならない。うまく話をして、命を取られるようなことだけはしちゃダメ
アンヌ さん作 [357] -
神のパシリ 16
「あんたは背格好、それに何より、その瞳が似てるんだ。それだけで聞く義務があるさ」メッツェは飄々と笑う。「フェルゼルはな、私の相棒だった男だ。人の命を奪う事に長けていてな、ロロのギルドで最も凶悪で陰湿なアサシンギルドに属していた。神の祝福か、悪魔と契約でもしたか、奴の目は赤く、見た者を魅了した。その隙に喉元をかっ切るのさ。だが、死んだ。結構前の話だ。ギルドリーダーが死んで、フェルゼルが後釜に収まっ
ディナー さん作 [412] -
この空が絶望に染まる、その前に 〜サニー村の終わり〜
4人は森を駆け抜けた。森を抜けた先で彼らが目にしたのはサニー村の無惨な姿だった。「…一体何が…?」畑からは炎があがり人々は砂地に倒れ血の海が広がっていた。レンの顔は恐怖で歪みルカ達はただ立ちつくした。「…!カリじい、カリじい!!」レンは再び走り出した。ルカ達もその後を追う。「カリじい?カリじい!!!」やがてレンは血をながし倒れている老人に駆け寄った。「…レン…か…良かった…怪我はしておらぬな……
きゃしー さん作 [265] -
子供のセカイ。82
それに、ジーナが一緒に来ることになれば、きっと美香が自ら危険に飛び込もうとするのを、黙って見過ごしたりしないだろう。美香は、そんな想いを持ってジーナに言った。しかしジーナには、それが、王子がこんな状態になってしまったことへの責め句に聞こえた。「……わかった。私は、王子と共にここで待とう。」ジーナは掠れた声で早口に言うと、部屋を出ていった。王子の所へ行ったのかもしれない。美香は、不意にその背中を追
アンヌ さん作 [353] -
神のパシリ 15
「…二本足で立ってるな。死ななかったか」長身のゼルを越す、大きな体躯の偉丈夫が、扉をくぐるように現れた。白髪混じりの頭髪は綺麗に短く刈り揃えられている。察するに50代くらいだろうか。しかしながら衰えは全く感じられない。体も、深い年輪は感じられるものの、凛とした気迫に充ち溢れ、内から沸き上がる気力を感じる。そこに、敵意や殺気はない。「…その回復力…あんた、只者じゃないな」「まあな。俺は追われながら
ディナー さん作 [392]