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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 子供のセカイ。78

    * * *美香は立ち直りが早い方ではなかった。ただ、誰かが傍にいる場合は、心配をかけないように明るく振る舞う努力を欠かさなかったが、こんな状況では流石に無理だ。だが、いつまでも泣いているわけにはいかない。世界は美香のためにはない。美香のために時間を止めてはくれない。今は辛いが、一旦王子のことは忘れて、もう一人の大切な人を助けなければならない時だ。美香は立ち上がっ
    アンヌ さん作 [412]
  • 神のパシリ 7

    馬鹿な。常人では行けるはずがなかった場所だ。ゼルは、最上階から外壁を、重力を無視して歩いて登ったのだ。まさか…小間使いか。ゼルがそう認識するよりも一拍早く、女の全身から、白い光が辺りに拡散した。それは列車の最後尾車両を瞬く間に消し飛ばし、塵芥へと帰す。乗客は音もなく、列車ごと灰となって風に消えた。ゼルは身体を縮こまらせ、衝撃から身を守ると共に後ろへ飛び下がった。ゼルは人の形をした、人でなき人外の
    ディナー さん作 [424]
  • 妖怪変化の請負人2

     昔の妖怪は、草木に宿るだけの寄生虫のようなものでした。 時に草木を通して、口を利いたりする以外に何も出来なかったのでした。 しかし、かの天照大御神が岩戸に隠れてしまったせいで、闇の世界が訪れました。 闇が訪れ、力を手に入れた妖怪達は草木を飛び出して、悪行の限りを尽くしました。 闇の世界になり、困り果てた神々は、協力して天照大御神を岩戸から出しました。 天照大御神の復活により世界は、再び光を取り
    トリップ.Bank さん作 [334]
  • パラレルファンタジア 第二章出会い2(3/3)

    「そういえば、ここの安全管理局って史河市のどこにあるんですか?」「安全管理局は、その地方の次元のはざまにあるのよ。ま、地方の次元の歪みの中に存在してる建物だと思って」「な、なるほど〜」よく理解できないけど廊下を進むと、会社のオフィスビル一階の大きな広間のような場所に行き着いた。「よし、このくらいの広さなら大丈夫ね。元の公園に転移させるわ」するとヘレーナさんが右手を上げ、眼の色が赤に変わる。すると
    黒井 さん作 [377]
  • パラレルファンタジア 第二章出会い2(2/3)

    「能力が開花したようね。あなたにできた腕の小さい黒い紋章は、その証よ」 右腕を見ると盾のような小さな紋章が、刻まれていた。「本当だ。で俺の能力って?」するとヘレーナさんは、俺の頭に手を当てて目をつむった。「…ん〜物理武器でもないし、補助道具でもない。多分あなたの身体になんだかの能力が備わったはずよ。ちょっとその分野は私詳しくないのよ…あなたが、生活して行く中で気づくと思うわ」ま…物騒な武器とかで
    黒井 さん作 [328]
  • パラレルファンタジア 第二章出会い2(1/3)

    「ディアミックは、ディアーガの変異した形で人間の容姿をもち理性や知識をもった存在」「ディアミックが能力者を襲う目的は、能力をもった人間を食らって能力を自分のものするためなの。理由はまだ不明だけど…」ヘレーナさんは、坦々と説明する。「さっきのやつは、私と同じような能力を持っていたわ。それってまさか…」「言い難いけど、おそらくそのディアミックはあなたの仲間を…」「ま、安心してそいつは私が始末しといた
    黒井 さん作 [333]
  • 神のパシリ 6

    その声に、ゼルは通路に立つ女を見た。透明感と艶やかさを合わせ持った顔は、ゼルに好奇の視線を送っている。瞳が充分すぎるほどに潤み、一言で表せば美しい。薄い、タイトな白のレザードレスで包まれた体は肉感的なラインを描き、それをまたドレスが引き立てている。こぼれそうな豊かな胸元。折れそうな腰から、臀部へ描かれた柔らかなライン。付け根近くまでむき出しの脚。人間の肉欲を具現化したような女だ。ゼルは窓に視線を
    ディナー さん作 [426]
  • エターナル・ストーリー

    なぜあたしはきづかなかったんだろ・・・? じぶんのおかあさんとおとうさんがこんなにくるしんでいたのに・・・・・・・・・・・・・・「ああ・・・なんてことだろう」30さいぐらいの男の人がいまにも泣きそうなかおでいった「うっ・・今日だなんて・・・」 男の人とおんなじとしぐらいのおんなの人が泣きながらいったそのときパリーン!!いきなりまどガラスがわれてそのさきからきたのは・・・
    はな さん作 [201]
  • ロストクロニクル8―7

    ウェドの問いに答えたのはタクトだった。「それが・・・フラットを探しに行った先にこれが」タクトがウェドの前にフラットがいつも着ていた真っ赤なローブを出してきた。「どういうことだ」ウェドがいつになく重量感のある声で問いかけた。「一人で遠くまで行くような人間じゃない。多分、あの海賊達に襲われてたんじゃ・・・」「死体が見つかった訳じゃねぇんだな?」タクトはゆっくり頷いた。「じゃあ大丈夫だ!なんだよ、心配
    五十嵐時 さん作 [367]
  • 神のパシリ 5

    ゼルの返事に呼応するかのように、彼の体は人間世界の、先程のビルの頂上に戻っていた。夢から醒めたかのような覚醒感。それは気持ちのいいものでも、悪いものでもない。「…ちっ」とある事を思い出し、ゼルは舌打ちした。死の神は、どうやら力を失い、同時にそそっかしくなったらしい。仕事場所を、聞いていない。だが、それはゼルにとってたいした障害ではない。人間と同じように、情報を集め、しかるべき移動手段で目的地に向
    ディナー さん作 [425]
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