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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 青い瞳の転校生 第25話

    初恋 10 隆は嬉しかった。昼間は、皆に対して、あんなに嫌な思いをさせたのに、こうして、いつもと同じく、ハシャイでくれる友達。 スージーは、こんな俺を、好いてくれている。 “俺もスージーが好きだ!” “2人の、最高の思い出を作ろう!”と、隆は思った。 お化け屋敷を出てきた、他の友だちも、それぞれ砂浜で遊んでいた。 隆は、スージーを誘って、人気のない、砂浜の外れの方へ、歩いた。 そこには、テトラポ
    内田俊章 さん作 [333]
  • 子供のセカイ。60

    唯一左手に立つ壮年の男だけがどっしりと冷静に構えていて、幅広の剣を持っていない方の手で、ジーナに斬られた頬の血をゆっくりと拭っている。こいつが一番厄介だな、と、ジーナは見当をつけた。しかしそんなことはおくびにも出さず、ジーナはわざと高飛車な態度で大きく笑った。「逃げるのが上手い?お前たちの真新しい傷は、私の攻撃の妙を示してはいないのか?」「るせえっ!黙れっ!!」完全に頭に血が昇ったらしい若い男が
    アンヌ さん作 [341]
  • 青い瞳の転校生 第24話

    初恋 9 「ネエ、タカシ。あっちへ行って来よう!」 スージーは、海の方を指差し、隆を誘った。 「うん」 2人は並んで、砂浜を歩いて行った。 サンダルを脱ぎ、裸足で海へ入ると、昼間とは違い、水は“ヒンヤリ”として、気持ちが良かった。 スージーは1人で、来ては返す波と、戯れていた。 隆は、そのスージーの姿を見つめながら思った。 “スージーにとっては、初めての海だったんだ。そして、5月に転校して来たば
    内田俊章 さん作 [350]
  • DRAGON LOVER 27

    僕と同じ…。『神の使いを守る事』ライアンもそうだったのか…。「ケルベロスであるハーンは、ペンドラゴンを守る為…ペガサスであるライアンは運命の女神を守る為…。お前達には指命があって生まれてきたんじゃよ…。」コップに水を注ぎ、流すように飲み干す。ばあさんは僕等を見て「お前達が、愛し合うのも、運命だったんじゃよ…。」あたかも全て知っていたかのように、ばあさんはしゃべり続ける。「私達の運命……。」奈々ち
    木村蜜実 さん作 [423]
  • DRAGON LOVER 26

    それはとてもマズイ事…。人間と付き合っていて、人間は僕等の能力を知っていて、さらに………妊娠………。そんな事より、ライアンがすでに奈々ちゃんと…………。そう思うと、まだエリンに何もしてない自分が悔しくなり、愕然…。「なに落ち込んでんの?」「べっ…別に…。」(エリンに男心なんてわかるわけがない……。)「ばあさん…ホントなのか?」いつもより、真面目な顔をしてばあさんを見つめる…そして、奈々ちゃんの肩
    木村蜜実 さん作 [391]
  • DRAGON LOVER 25

    DRAGON LOVER 4章「ね〜早くしてよ〜。」「待てってば…あせんなよ…。」魔界までのワープは結構しんどい。焦るエリンは、僕の事を連続で叩く…。「いてぇって!叩くな!」「だって〜早くお祖母様に逢いたいんだもん。」うきうきするエリンに急かされ、いざ魔界へ。死神の家に行くと、何やら先客が…。「ハーン、来たのか?」そこには、ライアンと奈々ちゃんが…。「何で、奈々ちゃんもいるんだよ…。」「なんで
    木村蜜実 さん作 [369]
  • パラレルファンタジア 第二章出会い(1/3)

     うつぶせに倒れた男の傷口からは、大量の血のような物が流れていた。それは、赤色の血ではなく黒色の暗い血の色だった。「あの〜あの人は、人間だよね?君は殺したのもしかして…しかも血が黒い?」「安心しなさい。あれは、人間ではないわ。それに、私が殺したのではなく、この場合あなたが殺したことになるわよ」「あ、そうかって…ええ〜」たまらず声を上げ、俺は彼女に今まで体を操られていたことを思い出す。「解呪」と彼
    黒井-go- さん作 [380]
  • 一角聖獣2

     <殺人鬼バフ>は教区吏と話し合っていた。言い争っているようにも見えたが、教区吏の悪魔のような笑みとバフの冷めたような笑みは、何やら和解したようだった。 僕が作業の手を止めて、その光景に見入っていると、指導係で僕の面倒を見てくれるベルマンが頭を小突いてきた。「君のせいで配給の量が少なくなるなんて嫌だからな」 指導係だからなのか、本音なのかは知らないが、ベルマンは体を震わせていた。しかし、怒りから
    トリップ.Bank さん作 [421]
  • 子供のセカイ。59

    王子は構わず続けた。「美香ちゃんが助けてくれなかったら、僕は死んでいたかもしれない。」「……。」「あいつは僕を殺そうとしたんだ。美香ちゃんが僕を助けるには、ああするしかなかった。だから、君が気に病むことはないんだ。どのみち、ああでもしなきゃあいつからは逃れられなかった。あいつは危険な奴だから、」「もういい。」美香がポツリと呟いた。美香は頭を微かに振りながらうつむいて、小さな声で言った。「もういい
    アンヌ さん作 [347]
  • 一角聖獣

     赤ん坊の頃、両親に捨てられた僕は孤児院で長時間労働を強いられ続けられた。それに教区吏が僕を赤ん坊の頃から去年まで雑用として使っていたせいで、孤児の子達とは上手く関係を作れず、いじめられる。 そんなある日、孤児院の子達から<殺人鬼バフ>と呼ばれる年配の男がやってきた。 話によると、バフという名は孤児院の子達が勝手に付けた名で、本当の名前は誰も知らないらしい。殺人鬼というのは、バフに買い取られた少
    トリップ.Bank さん作 [556]
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