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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 時と空の唄14-12

    帰りの船旅も酷かった。それこそ生きた心地がしないというほどに。二度目の死を体験しました…(シーラ談)メイルは「だいぶお疲れみたいだからな。出来るだけ揺れないようにするぞ。」と言ったが正直帰りの方が酷かったように思う。右へ左への蛇行に加えて荒波のせいか船は上へ下へと跳ねた。「なんだお前らそんなに疲れてるのか?」なんとか『メイルの』港に着いた四人がヘバっているとメイルがそう声を掛けてきた。誰のせいだ
    花神ミライ さん作 [250]
  • 小 枝

    祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりを表す。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。 独りの痩せ細った老婆は静かに琵琶を弾き、一滴の涙を流した。
    彪香 さん作 [201]
  • 青い瞳の転校生 第7話

    転校生 7 「ユウジ?そんなに緊張しないで下さい」 「そうだよ勇二。隆だって昨日の帰りに、初めてスージーと話をして、真っ赤だったんだから!」 ひとみが助け船を出すと、頭をかきながら、隆が言った。 「ごめん勇二。俺も同じだ!」 隆は素直に謝った。 「スージー。こんな2人だけど、隆と勇二を、改めて宜しくネ!」 ひとみが言うと、周りからドッと笑いが起きた。 隆と勇二は、クラスのリーダー格。 とは言って
    内田俊章 さん作 [361]
  • 時と空の唄14-11

    まだ一人で動けないシーラをラウフが背負い、神器を封印すべくランスォールは祭壇に立った。「これで…終わりだ。」淡い光が煙のように漂い始め、やがてそれは強いものとなって辺りを包んだ。「眩し…っ」光に包まれているのは不思議な感覚だった。穏やかな海に浮かんでいるような、何もない空間に自分だけが存在しているような、そんな感覚。長い夢の中にいるようで、このまま永遠に覚めないんじゃないかと錯覚してしまう恐怖を
    花神ミライ さん作 [327]
  • 青い瞳の転校生 第6話

    転校生 6 「どうだ?羨ましいか?」 「そりゃあ、そうさ。外人となんて、話したことないし……。」 「それから?」 「……。それから、あんなに可愛い外人さんと、同じ教室の中で、同じ空気を吸っているなんて、夢みたいでよ!」 「勇二も、大げさだな!」 隆は、声を出して笑った。 すると、スージーを囲んで話をしていた、4人の女子が、隆たちの方 を見た。 「おい、笑うなよ!皆に注目されたじゃないか!」 「ス
    内田俊章 さん作 [363]
  • リレー小説『楽園』を読んで(あとがき)木村

    この物語は、人の優しさ、痛み、勇気、決心、いろんな感情を感じる事ができる、小説です。私がこの『楽園』で感じた事をここで語らせていただきたいと思います。孤独の中で目が覚める『名無し』に訪れる、様々な出会いや出来事。読むにつれて、物語の中へ引き込まれていく感じがしました。言葉も名前も忘れてしまう程、永遠の時を一人で過ごしてきた「名無し」。言葉の波が「名無し」を包む。最初の印象は、産まれたての赤ん坊の
    木村蜜実 さん作 [478]
  • ボクら一緒に生まれた

    ボクは人間ではない、人間は妖精と呼んでいる。ボクには大切な友達がいる。その子の名前はりかちゃん。ずっと一緒に遊んできた。小さい時からずっと一緒。暑い夏の日。りか『あうー。』ボク『お母さんはもうちょっとしたら帰ってくるよ!』りかちゃんは暑さにとてもバテていた。ボクは何とかりかちゃんが涼しくなれないか考えたんだ。その時ボクはテーブルの上にコップに入ったお茶があるのを見つけた。ボク『りかちゃん。こっち
    まきザベス さん作 [234]
  • 哀しみから生まれる物

    時は、2222年6月23日。「あ〜…今日も疲れた。」杏は、空に向かって叫ぶ。「ほんとだよなぁ〜…」雅斗が、その後に続く。そして、しばらく歩き杏の家に着いた。それからしばらくたって雅斗がこう告げた。「あのさ、杏ってあの事信じる?」「私は、信じない。」杏は、こう返した。「ふ〜ん…そうなんだ。」そう言って杏に別れを告げた。
    END さん作 [326]
  • トンネルの運命6

    「はぁ?訳わかんねぇ!世界を救う? そんなことほかの誰かがやればいいだろ?」壮大は爺さんに向かって叫んだ。老人は、静かに耳を傾けている。「俺にはそんなことできない。できる訳がない。」「ここはお前の居た世界とは違うのジャ。」「・・・?」壮大はあたりを見渡した。「そうは思えないな。」ガサガサ・・・・草むらがゆれた。老人は微笑んで言った「自分の目で確かめなさい。そうすれば 信じられるだろう。」壮大は頷
    ヒョン さん作 [568]
  • 子供のセカイ。48

    「ジーナがスープを作ってくれたわ。食べる?」「うん。じゃあ火をおこして温めなきゃね。」火のおこし方を知らない美香は、王子が不器用な手つきながら火をおこすのを眺めていたが、不意に王子と話をしなければいけないのを思い出した。「王子、」「うん。」「私の目的は、夜明けの時に話したわよね。私はまず“生け贄の祭壇”に行き、そして舞子を説得して連れ戻すためにラ、ライ?パークへ…、」「ラディスパークね。」「そう
    アンヌ さん作 [346]
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