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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 時と空の唄14-7

    ――――カァン刃と刃のぶつかり合う鋭い音。――――キィン相変わらずカロウドの斬撃は凄まじい。しかし攻撃に先程までのような重さはなかった。刃がぶつかり合う度に赤い花が点々と床に咲く。それは、剣の拒絶反応によって傷ついたカロウドの血だった。血を流し過ぎたのかカロウドが剣を握る力は甘く、その為に一太刀の重さは次第に軽くなっていくのだ。カァン、という音と共に剣が宙高く舞う。剣は何度も回転しながらやがて赤
    花神ミライ さん作 [338]
  • エンブレム〜第一章〜?ー?

    白髪白肌で、それを気にしてか外に出るときは必ず麦わら帽子に薄手のシャツを羽織っている。好き嫌いがないようで、何でも食べる雑食。一応、現在は俺の助手という立ち位置に居てもらっている。「…そういえば、昨日三奈川さんがウチに来ていましたよ」「へぇ…?いつ頃だ?」「昼過ぎ辺りに…。丁度慎弥さんが猫探しに行ってるときです」「ああ…、その頃か。…で、何か言ってたかあいつ」「いえ、特には。いつものように依頼の
    S・U さん作 [240]
  • エンブレム〜第一章〜?ー?

    職業は、簡単に言えば何でも屋。格好良く言えば請負人。ちなみに駆け出し三年の、まだ大した仕事も任されないぺーぺーである。現在は、半壊した廃屋をあるツテから間借りしてそこに住み込んでいる。何故未成年が働いているのかとか(というか何故働けるのか、とか)、何故未成年がこんな場所で二人暮らししているのかとかは、込み入った事情なので今は割愛させてもらう。一応電気や水道は通っているので、半壊だからといって生活
    S・U さん作 [224]
  • エンブレム〜第一章〜?ー?

    「こんなもんで誤魔化されると思ったら大間違いだぞこんにゃろうがっ!煎餅一枚が茶菓子に成り立つとでも本気で思ってんのか!」「…そうですか。…だったら」ガサッと自分が入ってたコタツから見惚れる程に綺麗な動作で袋を三つ取り出した。「…これだけあれば、一緒にお茶を飲んでのんびりできますね」それは先程食べていた煎餅とは違う煎餅の入った袋だった。磯辺、黒胡麻、醤油。どれも俺の好物。「……麦茶と緑茶どっちが良
    S・U さん作 [273]
  • エンブレム〜第一章〜?ー?

    「……おい、無視すんなよ!これじゃ俺ただの情緒不安定人間みたいじゃないか!」「…あまり大きな声を出さないで下さい。テレビが聞こえません」「やっと喋ってそれかよっ。てか、んなこたぁどうでも良いんだよ!いつだ!いつ食ったお前は!俺が大事に取っておいた、○祥寺の芋羊羮!」「五分前」「予想外に近い!?」「食べ過ぎて甘ったるくなったので、現在煎餅にて治療中…」「何持ったいねえことしてんだ!返せ!今すぐ返し
    S・U さん作 [256]
  • エンブレム〜第一章〜?ー?

    ――神様返してください――カチャ。「…あれ?無い…?」目標の存在を認められなかった俺はそう反射的に呟いたあと、もう一度棚の中を覗き込んだ。確か、ここに入れておいた筈なんだけどなぁ…。「なにかお探しですか…?」後ろから奏が声を掛けてきた。どうやらテレビを見ている様子でパリパリと煎餅をかじる音と共に何らかの音声が聞こえてきた。「ああ、お前さこの棚に入ってた芋羊羮知らないか?」棚をあさりながら俺はそう
    S・U さん作 [257]
  • The・world

    15歳になるとみんな仕事をしだす。 仕事は大きく分けると町に残って働くやつ、そしてもう一つはハンターとして旅しながらモンスターを倒していくらしい。めんどくさいけど決めるしかないな。「あぁめんどくせぇ」と言いながら町を歩いていると。「エイジなにしてんの?」と言って、やって来たのは幼なじみのリンだ。「ちょっと考え事」「もしかして仕事のこと?」「あぁまぁな」「そっかぁまだ決めてないんだ」「リンはどう
    ケチャ さん作 [233]
  • The・world

    15歳になるとみんな仕事をしだす。仕事は大きく分けると町に残って働くやつ、そしてもう一つはハンターとして旅しながらモンスターを倒していくらしい。めんどくさいけど決めるしかないな。「あぁめんどくせぇ」と言いながら町を歩いていると。「エイジなにしてんの?」と言って、やって来たのは幼なじみのリンだ。「ちょっと考え事」「もしかして仕事のこと?」「あぁまぁな」「そっかぁまだ決めてないんだ」「リンはどうな
    ケチャ さん作 [240]
  • 「サク!!歩くの早いよ」4,5メートルほど後ろから声が聞こえた。一時間ほど前は隣で歩いていたはずの、ジャックだ。「ジャックが遅いだけです。急がないと日が沈んじゃいますよ」「ば…馬鹿言うな!かれこれ朝からなーんにも食ってねぇんだぞ?歩けるわけがないだろう」サクヤは立ち止まり、後ろを振り返った。「あと10分もしたらトキタ村に着きます。それまで我慢してください」「腹減って動けねぇよ」駄々をこねるジャッ
    燈燕 さん作 [250]
  • アトラティウス島冒険記 3

    そんな事が始まってからまた1年紀が過ぎた。いつもと変わらない朝、世界が闇に包まれている事を知らず、ウーベル村に住むウーベが大井戸と呼ばれている湖に水をくみに行った。これはウーベル村の人なら毎朝欠かさずに、1日に使う水を取りにいくというもの。しかし、生まれてから17年間をウーベル村で過ごすウーベが初めて寝坊してしまった。寝坊したのは30分程度だが、30分と言えど、この村では大きすぎる時間だ。いつも
    かねしろ さん作 [240]
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