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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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ロストクロニクル7―21
気がつくとそのだだっ広く、机のみがある空間には、パールとウェドとフラットもいた。表情から察するに、どうやら三人もあのあの幻覚を体験したらしい。「どう?びっくりした?」椅子にはダイヤが座っていた。三人は呆然と立ち尽くしていたが、彼だけは違った。「いいや、大体の想像はついていたさ。その日記から」タクトは机の上に置かれている日記を指さした。「どういう意味?」「まず、気づいたのは、行商人のクローブが日記
五十嵐時 さん作 [447] -
子供のセカイ。27
「……その叔母さんっていうのはどこにいるの?」珍しく不機嫌な様子の王子が聞くと、リリィはハッと肩を強張らせた。「いけない!早く準備してここから逃げなきゃ!今叔母さんは街に行ってて、もうすぐ帰ってくるの。」リリィが大急ぎで寝室の方へ駆けていくのを、王子は複雑そうな顔で見送った。美香はそれを見咎めてムッと眉を寄せる。「何よ。まだリリィが魔女なことに不満があるの?」「……領域を越える時、あの子の魔法の
アンヌ さん作 [424] -
心の獣 一章『衝動』1
もう何時間経っただろうか、すっかり日の落ちた街角。大通りには人が溢れかえっていた。僕が居る場所は、大通りを少し外れた裏路地。ボロボロになった体を路地の壁に預けていた。口の中が切れているのか先ほどから嫌な地の味が口の中に溢れている。手で顔を触ってみるとズキリと痛んだ。恐らく痣になっているのだろう。なぜ自分がこんな状況になっているのか、頭の中にかかる白い靄を取り払う様に少しずつ思い出す。あれは学校帰
ねこのレン さん作 [320] -
神の国〜第二章〜
そして、魔王の魔術でも魔王たちそれぞれの違いがある。 闇の魔王=ブラック 光の魔王=フォルス 自然の魔王=ゼロ そして、ある日の夜これが最後の戦いだっ!!っと三人は決めた。 闇、光、自然……全ての力が衝突し合い激しく地球はうねり叫び、魔王たちは空へ吸い込まれていった… 魔王たちは目を覚ますと雲の上にのっていた。すると三人の魔王が驚くほどの大きさの巨人が現れた… 背の高さは150?ほどの
ブラック さん作 [283] -
神の国〜第一章〜
今は30世紀の中頃、世界を滅ぼす三人の魔王がいた… だが、魔王たちは世界を滅ぼすわけでもなく、ただ魔王同士で戦っているだけであった。 政府たちは魔王を倒すため、色々な手を尽くすが、とてもと言っていいほど魔王たちにはかなわなかった… 魔王たちがよく口にする言葉は…「未来王」っ!! どうやら魔王たち三人は未来王になるため戦っているらしい… 魔王たちは魔術を使えない人間を愚かだと言い見下している
ブラック さん作 [352] -
ユニゾンハーツ ?−4
達也「さ、さてと…駅前まで送っていくよ」ヒビキ「そうですか?ありがとうございます。達也さん」そう言うと僕とヒビキは玄関へと向かって行った。美奈「えっ…帰るんですか?」ヒビキ「はい。これ以上、匿ってもらうわけにはいきませんから」美奈「そ、そうですか……」ヒビキ「それではごきげんよう」そうヒビキが答えると僕たちは家を出た。少し歩いた所に公園があったので僕たちはそこに入った。達也「もういいんじゃないか
ラスティ さん作 [455] -
子供のセカイ。26
(それにしても、これはどういうお話なのかしらね…。)美香が考えあぐねている間に、王子は女の子の横に膝をついて尋ねた。「何を作っているの?」「ん、傷薬!」「へえー、すごいねえ!」王子が感心して頷いている横に、美香も座り込んだ。「あなた、名前は何て言うの?」「リリィだよ。魔女っ子リリィ!」リリィは真っ直ぐに切り揃えた前髪の下の丸い瞳を、にっこりと細めながら言った。「「魔女!?」」美香と王子はすっとん
アンヌ さん作 [424] -
心の獣
犯罪をなくせ?争いを止めろ?笑わせるな。それは全て偽善だ、そんな言葉は偽りでしかない。殺人鬼を、人殺しを絶対に許さない?それも偽善だ。この世の中、全てが偽善で出来ている。同時に狂っている。全ての人間が真面目に助け合い、罪を犯さなくなったら、世界人口は増える一方だ。そして警察も職を失うだろう。神は人を三つに分けた。『憎む者』、『憎まれる者』、そして『批判し、守る者』である。『憎む者』は被害者『憎ま
ねこのレン さん作 [310] -
ー武装学園ー「1.序章」
−西暦2X19年−世界の化学は大きく発達したが、人々の心は荒んでしまっていた…先進国と呼ばれる国々は化学力を駆使して武力を増し、第三次世界対戦が勃発した。戦争は長く続いた…いくつもの核やミサイルを使った戦争…世界中で多くの都市は焼け、砂漠が広がっていった。それでも先進国の人々は戦をやめようとはしなかった。地球の資源の三分の一を亡くしてしまった人々は、さすがに話し合うことを決意した。しかし、話し合
Ruzy さん作 [335] -
ユニゾンハーツ ?−3
ドアを開けるとそこには、達也と見知らぬ女の子がいた。いや…まだ一緒にいたというならまだいいだろう……が…達也がその女の子に覆いかぶさっていたからだ。美奈「……………な!?」達也「違うんだ!美奈!これは!!」ヒビキ「あの〜達也……手…どけてくれないかな……」達也「えっ……?」ヒビキにそう言われ僕は左手に変な感触に触れていた。僕がヒビキの方を見ると僕の手がヒビキの胸の上にのっていた。達也「ご、ごめん
ラスティ さん作 [473]