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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。

  • 子供のセカイ。25

    「君がここから出たいなら、連れ出してあげてもいいけどねえ。だけど、君は何か大事なものをなくすことになるよ?」女の子はきょとり、と目を丸くしたが、やがて精一杯真面目な顔をして大きく頷いた。「うん、わかった。何かをもらうなら何かをあげなきゃいけないもんね。」美香はびっくりしてしまった。こんな小さな子供でさえ「犠牲」の意味をちゃんと理解している。それに比べ自分は……。「うん。じゃあ、一緒に行こうか。…
    アンヌ さん作 [424]
  • 時と空の唄14-5

    心臓が一度ドクンと脈打つ。そのうちに目の前は真っ白になり、それと同時に今起こっていることを遂に頭が理解した。再会した日と同じに。目の前の銀がグラリと揺らいだ。けれど、今彼女を死から守る呪いはない。「シーラ!!!!」彼女を貫いた剣は既に彼女の体から抜かれ、その反動で彼女の体は勢いよく床に倒れた。流れ出る血が床を朱く、紅く染めていく。それはまるで、あの夕日の差し込む小さな小屋の中の再現だった。彼女の
    花神ミライ さん作 [315]
  • 導き 22

    海斗「うぐ………」目が覚めた。周りは真っ暗だった。見覚えがある―――――そうだ…此処で俺は神と―――――\rビュォォォォォ―――\r風が起こる…そして俺の前に”あるもの”が姿を表した。―――神じゃない?―――\r恐る恐る聞いてみることにした………海斗「………誰だ?」暗闇の中だがはっきりと見えた。―――ギラギラと光る赤い”目”…紫と黒の間のような色の”肌”…いかにもよく聞こえそうな異様に尖った”耳
    さん作 [363]
  • 異世界の旅人 第4話

    「あー、そういやハノイの街ってどの方向にあるんだろ?」セレンはハノイの街以外の街に来たのは初めてなのだ。「やっぱだれかに聞くか」セレンは道行く人に声をかける、が「ハノイの街なんて聞いたことない。」誰に聞いてもそのような返事しかかえってこなかった。数人に聞いたところから周囲の人に見られだしたような気がする。なによ、あの子供さっきから…捨てられたんじゃないの…かわいそうにねぇ…あちこちからそんな声が
    チョコレイター さん作 [261]
  • ロストクロニクル7―20

    「・・・ダイヤ」「あの野郎!」タクトたちは鏡に向かってそれぞれ武器を構えた。スペースの鏡でできた体も、ここでははっきりと見ることができた。細長い尻尾が、鏡の中のタクトたちを包むように包囲していることが見てとれる。タクトは思わず後ろを向いたが、当然の如くそこに尻尾は無かった。「どうやらあたしの正体を知ったらしいね」ダイヤは、鏡の中からこちらを見据えてきた。スペースは、尻尾と同じように細く長い舌をチ
    五十嵐時 さん作 [404]
  • ロストクロニクル7―20

    「・・・ダイヤ」「あの野郎!」タクトたちは鏡に向かってそれぞれ武器を構えた。スペースの鏡でできた体も、ここでははっきりと見ることができた。細長い尻尾が、鏡の中のタクトたちを包むように包囲していることが見てとれる。タクトは思わず後ろを向いたが、当然の如くそこに尻尾は無かった。「どうやらあたしの正体を知ったらしいね」ダイヤは、鏡の中からこちらを見据えてきた。スペースは、尻尾と同じように細く長い舌をチ
    五十嵐時 さん作 [373]
  • HAGランゲージ 一言目・弐

    弐あぁ、やっと着いたか……九路宮公達(くじみやこうたつ)は飛鳥駅の東口に着いてそう思った。目の前にはペデストリアンデッキが広がり、下にあるバスターミナル、正面にある飛鳥市の市役所や駅前ショッピングセンターなどに繋がる通路や階段の入り口が見えた。そっちを一瞥し、東口を出て左に曲がり、少し歩いたところで公達は線路の向こう側を見た。駅の反対側には高層ビルなどが一切なく、代わりに田舎を連想させるような田
    咲嶋ヒロト さん作 [195]
  • HAGランゲージ 一言目

    一言目 始まりの言葉壱雉宮攸一、突如として消息を絶つ……この情報は日本全国のみならず、世界各国を激震させた。この情報の詳細によると、攸一の通う高校の修了式の翌日に、高校に休学届を出した攸一はそのまま姿を消したまま、行方が分からなくなったということだった。雉宮攸一と言えば、若干17歳の高校生でありながら、使言術の名家・雉宮家の次期当主の呼び声高い人物である。使言術の名家・雉宮家といえば政府の信頼
    咲嶋ヒロト さん作 [193]
  • ヒカリトヤミノセカイ

    表があるから裏がある。光があるから影がある。常に物事は、表裏一体。何でも出来る人がいる。それは、出来ない人が居るから出来る人は、注目される。誰もが均一であるならば、その人は、出来る人ではなく、唯の人。比べられる対象がいて、初めて評価される。闇があるから光が評価される。
    ねこのレン さん作 [269]
  • メタル・ファイト 05

    ドカンッ「何!?」サラは土煙の中から2つの影がでてくるのを見た。『お―っと。ここでニキの反撃です。ティシーは腕を切り落とされたぁ!!!さっきまで防戦一方だったとは思えない攻撃だ〜。』・・・確かに。さっきまでとは明らかに違う、というより別物だわ。正確な攻撃、相手に反撃のスキさえ与えない素早い動き・・・。やっぱりあれはただのアンドロイドだったの?でも・・・ワアアアァァ!!!観客の歓声があがった。ニキ
    HARU さん作 [280]
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