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ファンタジーの携帯小説に含まれる記事が7260件見つかりました。
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ユニゾンハーツ ?−1
放課後………本条「よし。今日はこれで終わりだ。みんな、気をつけて帰るようにな!」全員「はーい!」そう言うとみんなは帰り支度をはじめ、僕も生徒会室に向かうことにしたのだが………真司「おーい!桐原君!」達也「え?」不意に名前が呼ばれ、教室の入口を見ると高崎会長が立っていた。若干、みんなの視線が気になったが僕はかばんを持って会長のところに向かった。達也「会長?どうしたんですか?」真司「君を迎えにきたん
ラスティ さん作 [550] -
Boyz Love ? 貴方の音
金色の獅子は、ゆっくりと歩み寄って来た。穏やかな風に乗って金の縦髪を揺らす姿は、神々しい。「君がディアス」近寄った金獅子の縦髪を撫でると、金獅子は気持ち良さそうに目を細めた。「目を覚ましたようだな燕妃」「燕妃?」自分の名前が思い出せ無かった。向こうで俺は・・。「お前の名は燕妃。変わることは無い。その魂に刻まれている記憶だ」「燕妃」不思議と馴染む名前だった。「身体は馴染んだか?」「多分」そう言って
戒音 さん作 [304] -
ユニゾンハーツ ?−3
生徒会室を出ると僕は、当初の目的だった食堂へと向かった。達也「放課後にどこに連れて行かれるんだろ?」そう考えて歩いているとヒビキが話しかけてきた。ヒビキ『ねぇ達也…達也ってば!!』達也「うわぁ!……アリーシャさん!?」突然のことで驚いた僕は、つい声をあげてしまい周りに居合わせた生徒が何事かと僕の方を見ていた。ヒビキ『バ、バカ!声、出してどうすんの!頭の中で喋るの!』達也(ご、ごめん。それより何か
ラスティ さん作 [480] -
子供のセカイ。21
やけに嬉しそうな様子の王子の手をほどきながら、美香は疑わしげに尋ねた。「一体どういうことなの?」「僕たちは領域(テリトリー)を一つ抜けたんだ。光の子供である君なら簡単にできることだけど、僕は……いや、実際できたんだ。きっと不可能じゃなかったんだ、最初から!」今にも踊り出しそうな様子の王子だが、美香には意味不明だった。ちゃんとあの時、“子供のセカイ”について老婆の話を聞くべきだったかもしれない。そ
アンヌ さん作 [433] -
pain?
「あっ、チルビノってあれかな?」フェンリは遠くに見える小さな集落を指差した。「ああ…そうだな」「なんだ、すぐ着くんじゃないか」フェンリはうきうきした様子で私を見た。「ばか。ここからが長いんだ。直線距離は短いが、これからこの森をぬけないといけないんだ」私は崖下に広がる森を指差した。「うへぇ…」フェンリはうんざりした様子である。「幸い迷うような道ではないし、害獣もいない。急ぐぞ。でないと森で野宿だ」
mia さん作 [248] -
姫は変われるのか97
加奈とカレン加奈「カレンが勉強するなんて、凄いね。」カレン「悪い?」加奈「悪くないよ。」カレン「だったらそんなこと、言わんでくれん?」加奈「ごめんね。」カレンは友達だと思ってない人が話かけてきたりすると冷たい態度をとってしまう人だった。凜はいいこにしたいと思っていた。あっという間に1ヶ月が経った。八人は帰って行った。凜も借りていた家を出て、城へ戻った。凜は母に呼ばれて、部屋に行って、中に入った…
みぃやん さん作 [319] -
Boyz Love 桜色の記憶 ?
俺は普通とは掛け離れていた。女みたいな顔のせいで、おちおち遊んでもいれないし、告白した子からは、女顔のせいでフラれるし、両親は考古学者で、帰って来るのは数年に一度。今日は一人だけの誕生日なんて慣れている。でも、自分でお祝いする気分でもないし。「寒いなぁ」今年は雪が多い。見上げた空からは羽毛のように、静かに雪が舞い降りて綺麗だった。そして前を見た瞬間、俺は一体どんな顔をしたのだろう。唇が触れ合う寸
戒音 さん作 [248] -
姫は変われるのか96
果穂と凜果穂は三人の会話を聞いていた。凜「こんなことになるんだったら、あの二人と出合うんじゃなかった。」果穂「有栖のためにここまで来たんだから、出合うんじゃなかったって思わないで!」凜「私はいつかこうなるってわかってた!」果穂「わかってるなら、どうして!こうならないように今からだったら遅くないから、ここに呼んであげればいいじゃん!離れる意味なんてないじゃん!」凜「そうだよね。そこまで思いつかなか
みぃやん さん作 [310] -
ユニゾンハーツ ?−2
真司「シャドウ・スピリット……簡単に言えば魔族が精霊になるってところかな」達也「精霊ですか?」真司「うん、精霊。だが……シャドウ・スピリットは、魔族が誰にでもなれるわけじゃないんだ」そう言うと高崎会長はアリーシャさんの方を一瞥して僕にその理由を教えてくれた。真司「ヒビキさんのようにもともと魔力が高い人は、死んだ時に精霊と契約してファクターを探すんだ」達也「ファクター?」また訳のわからない単語が出
ラスティ さん作 [476] -
ユニゾンハーツ ?−1
真司「どうぞ、桐原君」達也「は、はぁ」生徒会室に入るとそこにはトロフィーやら写真やらが棚にところ狭しと並んでいた。高崎会長は、窓際にある机に座った。真司「さて……どこから話そうかな?」達也「じゃあ……なんで僕が生徒会室に呼ばれたところの意味から……」真司「わかった」高崎会長は、生徒会室に呼んだ経緯を教えてくれた真司「君には幽霊が付いている」達也「はい?」いきなりすごいことを言い始めたぞ。なんかの
ラスティ さん作 [477]